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やくしじBlog 「みんなちがって、みんないい。」

「スマートドラッグ」個人輸入の規制

“頭が良くなる”、“集中力が高まる”などの触れ込みで販売されている「スマートドラッグ」と呼ばれる薬の個人輸入が、やっと規制されることとなりました!
2017年5月30日、厚労委員会で「スマートドラッグ」について質問してから1年半、長い道のりでした。
「スマートドラッグ」について、質問した当時、厚労省の反応は「被害も出ていないし過剰反応ではないか」という位のものでした。
しかし、私の質問を聞き危機感を抱いてくださったのは、塩崎大臣(当時)でした。
「すぐに調べて規制していくことを検討する」と答弁を頂き、審議会で議論を行い今回の規制へと結びついたのです。

私は大政党にいるわけでもございません。
与党でもございません。
しかし、心ある同僚議員に支えられ、ここまで仕事をさせていただきました。
塩崎先生には感謝いたしております。
以下、当時のブログを貼り付けておきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn…

2017年5月30日、厚生労働委員会。
今日はスマートドラッグについて質疑させていただきました。
皆さまも「スマートドラッグ」という言葉をご存知ですか?
人間の脳の機能や能力を高めることが出来るサプリや薬として1980年代後半、アメリカの若者の間で大きなブームとなったことでも有名です。

その代表格の「ピラセタム」、もともとはアルツハイマー治療薬として開発されたものなのです。
記憶力や注意力を向上させる顕著な効果が見出され、スマートドラッグ(スマドラ)として使用されるようになったのです。
その他にも、学習障害やうつ病、パーキンソンの治療薬が、一部の若者等に認知能力向上の目的で使用されている様なのです。
日本では医師の処方箋が必要ですが、海外から個人輸入という形でインターネット上で大規模に売買がなされており、容易に手に入れることができる事が出来るのです。

疾病の治療に用いるために開発された薬が正常な機能を高めることが可能なのか、科学的な根拠もございません。
中には依存する薬も含まれていて私もネットを見て怖くなりました。

さらに、コンビニ等で普通に売っている「エナジードリンク」
実は、集中力を高めたり、頭をシャキッとさせるために大量のカフェインが入っているものもあるのです。
カフェインは錠剤でも眠気覚ましとして薬局で購入できますが、これもスマートドラッグの一つなのです。
医薬部外品という形の「栄養ドリンク」として売られている場合は、カフェイン量が1日1本50ミリグラムまでと基準がございます。
一方、「清涼飲料水」であるエナジードリンクには基準がなく、医薬部外品以上の量が含まれているものも販売されているのです。
我が家の子供たちに聞いても、試験前は皆エナジードリンク等多飲していることが分かりました。

急性のカフェイン中毒と思われる事例が日本でも発生し、海外でも報告されておりますが、問題はその怖さが分からぬ若者が安易にスマートドラッグやエナジードリンクを使用しているところにあるのです。
特にカフェインについては、農水省・内閣府食品安全委員会からも注意喚起がなされておりますが、厚労省が添加物と認めているため、勝手に規制することはできません。
消費者庁でも、エナジードリンクに「子供・妊婦・心臓疾患をお持ちの方は気を付けて」と自主的に表示している企業もあるが、表示義務はないとの回答。
文科省はノーマークだったのか、スマートドラッグ等について調査も行ってはおりませんでした。

子どもたちや若者はネットで様々な情報を手に入れることが出来ます。
そして、その怖さや科学的な根拠を分からず、安易に使用してしまう事もあるようです。
海外での事例も参考にしながら、各省庁へも連携し実態把握と今後の対策についても考えていただけるようにお願いいたしました。

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日本科学未来館「第8回エコチル調査シンポジウム」

1月19日、日本科学未来館で開催された「第8回エコチル調査シンポジウム」行ってまいりました。

エコチル調査とは、環境省と国立研究開発法人国立環境研究所が行っている子どもの健康と環境に関する全国調査です。
全国10万人の妊婦さんに参加していただき、お子さんが13歳になるまで調査に協力いただく息の長い追跡調査なのです。
この様に大規模で長期間子どもの健康を環境的な視点で調査分析することは、世界的にも珍しく世界中から注目されているのです。

残念ながら、この調査は日本では注目されることはほとんどないのです。
地味で社会的に取り上げられることのないこの調査を、私は医師としても1人の母として応援し続けることが使命の様に感じています。
私自身がこの調査に関わっているかの様に、毎年このシンポジウムを楽しみにしているのです。

今も、この調査結果を使用して、妊娠中の喫煙がお子さんの出生体重に与える影響や妊娠中の血中カドミウムおよび鉛濃度と妊娠糖尿病との関連性など、様々な研究が行われております。
また、全国15のユニットセンターと約400の医療機関がエコチル調査を実施し、各ユニットセンターでは、産科医、小児科医、環境保険専門医、助産師、保健師、看護師、臨床心理士などたくさんのスタッフがエコチル調査参加者をサポートしてくださっています。

エコチル、頑張れ!
未来の子ども達の健康を守るエコチルを皆で応援しよう!
http://www.env.go.jp/chemi/ceh/

 

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「電話リレーサービス」を公共サービスとする検討会

1月24日、今日は一日中ソワソワいたしておりました。
総務省で「電話リレーサービス」を公共サービスとする検討会が始まったのです。
残念ながら、私は厚生労働委員会閉会中審査で勤労統計不正の議論を行っていたため、この瞬間に立ち会うことが出来ませんでした。
この問題に関わり3年。
やっと通信行政担当の総務省が中心となり、政府も動き始めたのです。

議論の遡上に載せ、テーブルを創る作業、ここまでは、我々立法府(国会)の仕事。
ここからは、当事者、有識者、関係者の皆さまの議論に委ねるしかございません。
活発な議論の中で最善の策を見出していただきたいと思います。

この制度が皆さまの生活を変えるその日まで、しっかり見届けたいと思います!

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190125/k10011790421000.html?fbclid=IwAR3qmnpZaI7mG-hsE0L2v3bErkabWv1V8xg6e12SwOYbf9EPR0YpE5nh3-Q

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生きづらさを抱える人たちの物語

1月18日、生きづらさを抱える人たちの物語一人一人紡ぎだされるストーリー生きづらさを抱えているのは、身体や心に障がいをお持ちの方だけではない社会的な障がい、それはまさに生きづらさ
言葉の一つ一つが「私」のことだ
出演者6人の語りに吸い込まれ、気が付くとそこには誰も座らない7人目の椅子が
そこが私の居場所なのかもしれない

この作品は、社会の中で主流でない人たちや疎外されている人たちの声に耳を傾けることを目的とした演劇作品です。
1992年、アメリカで「ニューヨークで生きる外国人」をテーマに初演して以降、世界各国でそのコミュニティーならではの社会課題を取り上げた作品が上演されております。
今週末は大阪でも上演されます。
「言葉」では表現できないこの作品の凄みに、皆さまにも是非触れていただきたいと思います。

 


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ヒトゲノム研究倫理を考える会

1月16日、東京大学医科学研究所で開催された「ヒトゲノム研究倫理を考える会」~新しいゲノム医療の中で何が必要か~に演者として参加いたしました。

この研究会は、文科省の科研費「先進ゲノム支援」ゲノム科学と社会ユニットが行っている研究の一環として公開されているものです。
ゲノム解析技術は日々日々進歩いたしております。
それに伴い新たな診断方法や治療法の開発も進んでいます。
世界中で競争も激化し、日本もこれ以上遅れるわけにはまいりません。
しかし、一方で新たな技術にはリスクが伴います。
明らかになり過ぎる事実にどの様に向き合っていくのか、社会的にも議論を行い体制整備を行う必要がございます。

もし、将来がんになる確率が他の人と比較し10倍高いという遺伝子を持っていると言われたらどうでしょう。
その事実を知りたいですか?
家族にどの様に伝えますか?
身近に相談できるカウンセラーがいなかったらどの様に情報を収集しますか?
それによって起こってくるかもしれない差別にどの様に対応しますか?
その遺伝子を持っていたら就職に影響するかも、私的な保険に加入できなくなるかも。
そんな不安が起こってくることも否定できません。

社会的な法整備も行われていない中、今日も様々な視点から議論が交わされました。
ゲノム医療の促進、世界的な競争は抑えられません。
であれば、それに備えて日本も法律や制度も整備してまいりましょう。
そのための法案作成に4年という歳月をかけ取り組んでまいりました。
出口までもう少し。
皆さまのご協力を頂き、骨子案をさらに充実したものとしてまいりたいと思います。

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薬師寺みちよ新春インタビュー

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電動車椅子サッカーの大会「WONDER FESTIVAL 2019」

1月12日、東京都障がい者総合スポーツセンターで開催された電動車椅子サッカーの大会「WONDER FESTIVAL 2019」に応援にまいりました。

日本障がい者サッカー連盟が立ち上がり3年。
視覚障がいのブラインドサッカー
聴覚障がいのデフサッカー
精神障がいのソーシャルフットボース
脳性まひのCPサッカー
切断障がいのアンプティーサッカー
知的障がいの知的障がい者サッカー
そして重度障がい等の電動車椅子サッカー
それぞれのサッカーにはそれぞれの見どころがあり、私も7つの障がい者サッカーの大会を、時間の許す限り応援にまわっております。

電動車椅子サッカーは、他の障がい者サッカーと違い「足を使わないサッカー」なのです。
選手の中には、自立した歩行ができない障がいを持った方や上体や首の保持ができないほど重度な障がいを持つかたもいらっしゃいますが、障がいの重さとサッカーの技術とは全く別物です。
巧みにジョイスティック型のコントローラーを操り、ゴールを目指し電動車椅子でボールで蹴り飛ばす姿は他では見られない楽しみがございます。
今日の大会でも、堅い守りでできた小さな隙間を利用してゴールを決める様に、私も立ち上がり大興奮で拍手をおくりました。

残念ながら、電動車椅子サッカーはその存在が一般の皆さまには知られておらず、彼らの卓越した技術を皆さまに披露できる機会も少ないのです。
東京や神奈川では盛んに行われている練習や大会も、関東圏を離れると練習相手を探すのも難しい状況の様です。
まだまだ支援の手も必要です。
ワールドカップも開催されている電動車椅子サッカー。
是非、皆さまも応援してくださいね!
http://www.web-jpfa.jp/index.php

 

薬師寺 みちよさんの投稿 2019年1月18日金曜日

 

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1月18日(金)NHK「おはよう日本」

NHKでは、1月18日(金)に、「おはよう日本」で電話リレーサービスの現状と普及への課題について特集する予定です。
私も、担当者とお話しさせていただきました。
一人でも多くの皆さまに、このサービスの重要性を理解していただきたいという熱い思いで取材していらっしゃいます。

NHKではこの放送のために電話がないことによる困りごとについて、皆さんからのご意見や体験談を募集しています。
当事者の生の声を放送で取り上げて頂くことで、さらに多くの皆さまの「気づき」につなげることが出来ます。

電話が出来ない人がいる
ほとんどの聴者は考えたこともない、気づくきっかけもないのです。
ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

「電話リレーサービス」は、聴覚・発語に障がいがある方々に代わって電話を代行するサービスです。
現在、日本財団に登録した障がい者のみ、無料で提供されております。

110番や119番等の緊急通報の在り方を含め、24時間365日使用出来る公的サービスとして整備して欲しいと、何度も政府にお願いしてまいりました。
昨年の予算員会の場で、やっと電話リレーサービスの担当が総務省だと決まりました。
これから総務省内に電話リレーサービスのワーキングチームが立ち上がり、本格的な議論が行われることになっております。

これは障がいをお持ちの皆さまだけのサービスではございません。
私も使用し、今まで電話できなかった聴覚に障がいを持つ友人と連絡を取りたいのです。
欧米諸国では当たり前の様に整備されている電話リレーサービスを日本でも!

この放送が機会となり、多くの皆さまの賛同を得て、制度化に向け更に前進出来ることを願っております。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190115/k10011778111000.html

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熱田図書館『日本手話から日本語をひも解く』

 

1月6日、午後は日本手話の勉強のために、熱田図書館で開催された国立民族学博物館研究員の磯部大吾先生の講演会へ。
先生の手話は分かりやすいのですが、ネイティブのため速度が速く今日も読み取り通訳の皆さまに助けられました。

磯部先生の講演は昨年も聞かせていただきましたが、理系の私にはとても難しく「言語学」という独特の視点から日本手話をひも解いてくださっているように思うのです。
しかし、先生の講演は、「日本手話から日本語をひも解く」という内容なのです。
聴講している皆さまの様子を拝見していても、うなずき驚いている点が、聴者とろう者で違ってるのです。
頭の中でも言葉に対する感覚が違っているのでしょう。
その点に注意して手話も組み立てていかねば、意思の疎通が難しいということにもなります。

先生の講義は、まるで大学の講座の一コマです。
一つ一つ辞書を引きながら、その言葉の持つ意味と日本手話をマッチングさせながら言語の難しさ、その意味の深さに触れていきます。
例えば「生」
生ビール・生魚・生煮え、それぞれに「生」という漢字は共通ですが、表現する手話は違います。

手話を学びながらその学問に触れると、さらに知的好奇心が刺激されます。
まだまだ奥深い日本手話。
1人でも多くの皆さまと交流が出来るように、私も学び続けてまいりたいと思います!

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静岡障がい者サッカーフェスティバル

 

1月6日、J-STEP清水ナショナルトレーニングセンターで「静岡障がい者サッカーフェスティバル」が開催されていると聞き、応援に行ってまいりました!

ここ静岡県の特徴は、知的障がい者サッカーが盛んであるという所です。
静岡だけで、30チーム以上600人余の選手がサッカーを楽しんでいます。
最近では小中学生の教室も盛んに行われているとのこと、さすがサッカー王国です。

サッカーは不思議なスポーツです。
ボールが一つあるだけで、年齢・性別・障がいを超えることが出来るのです。
日本障がい者サッカー連盟の下、7つの障がい者サッカー団体がお互いに支え合い、それが地域の大会にも活かされております。

この会場でもその様な場面が随所で目に入ってまいりました。
デフサッカーのチームが静岡にはございません。
そのために、神奈川県代表DFKCが清水東高校との交流試合に遠征してくれました。
電動車椅子サッカーでは長野や大阪、神奈川からも試合のために駆けつけてくれました。
私も、先日、愛知で障がい者サッカーのイベントが開催された際に、静岡から応援に駆けつけてくださった皆様とも再開することが出来ました。

この様なつながりの中でお互いを知り、支え合い、知恵を出し合い、そして切磋琢磨しながら支援の輪を広げていく。
その様な関係性が私には心地よいのです。
今日も障がい者サッカーを通じて出来た友人達と温かい心の交流が出来ました。

今年は選挙イヤーのため、自由に全国飛び回るわけにはまいりませんが、出来るだけ多くの試合の応援に回りたいと思います!
皆さまも障がい者サッカーの応援をよろしくお願い申し上げます。

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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