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2019-04

平成最後の日に

平成最後の日に
平成という時代に、皆さまも様々な思いを馳せられていらっしゃることでしょう。

私も平成元年に医師となり、その後愛知の皆さまから推していただき国会へと送り出していただきました。
私にとって、激動の平成という時代が終わろうとしております。
本日も平成最後の天皇陛下のお言葉に、心が揺れ動いております。

国会が開会する際には、陛下が必ず参議院にお出まし頂き、開会のお言葉を頂戴することになっております。
また、新年祝賀の儀において拝謁させて頂き、お言葉を賜るという貴重な機会も頂いてまいりました。
この6年間で一度だけお言葉を交わさせていただいた事は、私の宝物でございます。
天皇陛下御即位30年宮中茶会にて、私共国会議員にも親しくお話しをいただきました際、私の目の前にもいらしてくださり「ご苦労様」とお声をかけてくださいました。
緊張した私の口を突いて出たのは、新年一般参賀に「手話通訳」をつけていただいた感謝の念でございました。
陛下は、「そうだったのですね。手話も勉強したら難しいものですよね。」と、手話に対する私の思いを静かに聞いてくださいました。

御代替わり、それぞれの思いで明日5月1日を迎えることと思います。
令和の時代を如何に創っていくのか、それは我々国民一人一人に問われていることだと思います。
残すところあと1時間半。
私なりに回答を出してまいりたいと思います。

 

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4月25日厚労委員会一般質疑

4月25日、厚労委員会一般質疑。
皆さま「8050問題」をご存知でしょうか?
「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるという問題の事なのです。
ひきこもりが長期化してきたことによって、若者世代だった当事者も今や40代50代。
親亡き後の課題が表面化してきたのです。
しかし、引きこもり対策は主に39歳までの「若者」がターゲット。
それを過ぎると調査の対象にもなっていませんでした。

そこで今日の質疑は「中高年のひきこもり」について
内閣府が3月29日に公表した、40~64歳の「ひきこもり中高年者」の数が推計約61万3000人に上ったという調査結果は、それを直視してこなかった日本社会に衝撃を与えました。
根本大臣も記者会見で「新しい社会的問題だ」との見解を示してくださいました。
なんと、今の日本では、若者世代を合わせるとひきこもっているのは、100万人以上という計算になるのです。
人手不足の今、大問題になっています。

全国には、都道府県や政令指定都市が設ける「ひきこもり地域支援センター」がございます。
市町村には、ひきこもりの方々等収入や資産が少なく、生活に困っている者を支援する「生活困窮者自立支援窓口」がございます。

この「ひきこもり地域支援センター」と「生活困窮者自立支援窓口」を対象にした結果、家庭訪問で孤立した本人を発見したことのある機関が31%も存在するのですが、発見しても本人や親の意向で支援につなげられなかった事例が33%に上っているのです。
せっかく相談につながっても支援につながらないのです。
また、同じ調査からは、「ひきこもり地域支援センター」と「生活困窮者自立支援窓口」が家族会の必要性についてもご理解いただけていない現状も分かってまいりました。
新聞の社会面でも、親の死後餓死してしまった事例や亡くなってしまった親を放置した事例が報じられており、すでに待ったなしの社会的な問題になっているのに。。。。

中高年のひきこもりに対する対策は、就学や就職をゴールとする若者世代のものとは違った支援が求められます。
しかし、中高年のひきこもりの実態調査はこれが初めて。
まとまった対策もなく各地で手探りの支援が始まっています。
国としても、白日の下にさらされたこの数字を放置するわけにはまいりません。
根本大臣も支援してくださっているNPO等をご視察いただいた様で、今後強力に対策を押し進めていく旨お約束いただきました。
さらに詳しく現状を把握し、一人でも多くの当事者を社会へとつなげるための施策を充実させてまいります。

 

 

 

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旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律案

4月23日、「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律案」を念頭に行われた一般質疑で今後の運用について厚労省に対し質問させていただきました。

そして本日24日、参議院本会議にて全会一致で法案が成立いたしました。

旧優生保護法は、1948年から1996年まで存在した優生学的断種手術、中絶、避妊を合法化した法律です。
この法律のため、障害や病気を理由に2万5000人あまりの方々が不妊手術を受け、子を産み育てる権利を奪われてしまった事実は、我々立法府、実行した行政府、医療関係団体、それぞれが深い反省の念を持ち受け止めなければなりません。
「不良な子孫」など、どこにも存在いたしません。
生きとし生けるもの、それぞれに生きる権利があり、子を産み育てる権利がございます。
なぜ、この様な優生思想が長期にわたり放置されてきたのか、二度と同じことを繰り返さぬためにも、私どもも検証し続けなければなりません。
医療界でも日本医学会連合が、医学が法律に及ぼした影響などを検証し、声明を出すことになっております。

私も、国家賠償請求訴訟の原告の一人で「優生手術被害者・家族の会」の北三郎(仮名)共同代表のお話や、聴覚障害者大会で原告となられている方々の講演も聴かせていただきました。
立法府に身を置く1人として、手術を受けることとなった皆様やご家族の皆様に対し、深くお詫び申し上げたいと思います。
二度とこの様なことが起こらぬ様に、立法することの責任を重く受け止めております。
また、今回の法案がご納得いただけるものではないこと、関係団体の皆様の声明等を通じ、立法に携わった私どもも承知いたしております。
この法案はまず一歩目を踏み出したものであり、ここが終わり、ゴールではございません。

議員連盟の一員として、今後も皆様からのご意見をいただき、真の解決に向け歩んでまいりたいと思いますので、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

また、本日、総理大臣の談話も発表されておりますので、以下添付させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律の成立を受けての内閣総理大臣の談話
https://www.kantei.go.jp/…/98_…/discourse/20190424danwa.html
本日、旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律が成立いたしました。

昭和23年制定の旧優生保護法に基づき、あるいは旧優生保護法の存在を背景として、多くの方々が、特定の疾病や障害を有すること等を理由に、平成8年に旧優生保護法に定められていた優生手術に関する規定が削除されるまでの間において生殖を不能にする手術等を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてこられました。このことに対して、政府としても、旧優生保護法を執行していた立場から、真摯に反省し、心から深くお詫び申し上げます。

本日成立した法律では、厚生労働省が一時金の支給の事務を担うこととされています。今回の法律が制定されるに至った経緯や趣旨を十分に踏まえ、政府として法律の趣旨や内容について、広く国民への周知等に努めるとともに、着実に一時金の支給が行われるよう全力を尽くしてまいります。

また、このような事態を二度と繰り返さないよう、全ての国民が疾病や障害の有無によって分け隔てられることなく相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けて、政府として最大限の努力を尽くしてまいります。

 

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名古屋市西区役所で開催された『春のいけばな展』に行って参りました

4月20日、西区役所で開催された春のいけばな展に行って参りました。
それぞれの趣を尽くし生け手の心が映し出される「いけばな展」は、毎年楽しみにしている行事の一つです。

啓明学館高等学校の皆様のお花は、「私を見て!視て!観て!」と、これでもかという位に主張してまいります。
若さとは羨ましいほどの色と力なのですね。
いつも日本文化をたしなむ彼女たちの感性には感心してしまいます。

 

 

また、このいけばな展、この会場にはもったいないと思われる作品も少ないのです。
「枯れる」ことの美しさ。
しつらえの中に落とされる生け手の心がふっと垣間見えた時、風を感じ、水の流れが聞こえてくる。
疲れた心を癒やしてくれる空間へと誘ってくれるのです。

 

 

 

皆様もお稽古事や展示会などを通じて、日本文化に触れてみませんか?
今までとは違う自分が発見できるかもしれませんよ!

 

 

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スペシャルオリンピックス日本・愛知の第9回ジョギングフェスティバル

4月20日、スペシャルオリンピックス日本・愛知の第9回ジョギングフェスティバルに参加いたしました。

 


パロマ瑞穂レクリエーション広場からぐるっと4.5キロ。
晴天の下、葉桜を眺めながら心地よい汗を流しました。

 

スペシャルオリンピックス(英語: Special Olympics、略称:SO)とは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。

SOの活動に参加する回数が増えると共に、私の顔を覚えてくれるアスリートも増えてまいりました。
恥ずかしそうに「こんにちは」と挨拶にきてくれるアスリート、私の周りをぐるぐると回ってくれるアスリート、彼らは彼らなりのコミュニケーション方法がございます。
一般の参加者が多く参加するこのフェスティバルは、日ごろ多くの人と接する機会が少ないアスリートにとって、それだけでも不安材料なのです。

「スタート!」の掛け声と共に、一気に走り出す子ども達。
それに伴いアスリートも飛び出すのですが、速度の調整が難しいのも彼らの特徴です。
短距離走の速度で走りだしては途中で立ち止まる。
その繰り返しでやっとゴール出来るのです。

沿道には多くのボランティアの皆さまが、交通整理を兼ね応援してくださいます。
「頑張って!」
「もう少しよ~」
その声にどれだけ励まされることでしょう。
4.5キロの道程で、今回もアスリートと様々な体験をいたしました。
その一つ一つが私にとっても素晴らしい経験です。
いつも一緒に走っている女の子と「来年も一緒に走ろうね」と握手して今年もお別れしました。

1人でも多くの皆さまにSOの活動を応援いただき、アスリートと接していただきたいと思うのです。
邪念の無い無垢な心を持ったアスリートの素晴らしさ、それに学ぶことが多い今日一日でした。

 

 

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「乳がん子宮頸がん検診促進議員連盟」の設立4周年勉強会

4月9日、子宮の日。
私どもの事務所が事務局をいたしております「乳がん子宮頸がん検診促進議員連盟」の設立4周年勉強会を、応援団の皆様と共に開催いたしました。


今日は、
1.厚労省・文科省より2018年に提出した要望書についてその後の進捗状況の報告
2.岩手県立中央病院 大貫幸二先生「高濃度乳房問題に対応する効果的な検診は?」
また女性医療ジャーナリストの増田美加さん「女性の声が法律とシステムを変えた Are You Dense? 乳がん検診高濃度乳房告知活動の経緯」
について伺いました。

 

今日は子宮(4/9)の日ということもあり、新聞等でも女性の健康にまつわる様々な報道がございました。


その中に、マンモグラフィーの検査で高濃度乳房だと分かった女性に対して通知することがアメリカで義務化されたとの報告が。
我々のために報道されたのかという程のグッドタイミング。

日本人女性は、マンモグラフィーでがんの所見がわかりにくい高濃度乳房がアメリカ人女性と比較して多いことが分かっております。
超音波検査を加えることで、より検査の精度も上がるのですが、そもそも自分が高濃度乳房であるかどうかも分からない。
一部の地域では、すでに検査結果として告知されておりますが、これを全国へ広めていく必要があるのです。
アメリカでは女性たちの声が行政を動かしました。
我々もこの議員連盟を通じ、多くの応援団を得ております。
今後、応援団の皆様と共に、地方行政を国を動かしてまいりたいと思います!

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第17回全国デフバスケットボール大会

3月30日、ミミリーグの応援にまいりました。


第17回全国デフバスケットボール大会が葛飾の水元総合スポーツセンターで開催されました。
私もこの大会に思い入れがございます。
福岡で開催された2年前の大会を視察させていただき、もっと多くの皆さまにご覧いただける環境を整備したいという強い思いがございました。
そして何より選手には、デフリンピックへの出場権を手に入れて欲しいとの願いがございました。

ミミリーグは出場チームが全国からこの大会に集まってくるため、大会開催にはバスケットコート3面必要です。
しかし、東京オリパラを来年に控え、大きな会場は改築、そしてそのしわ寄せでその他の施設も場所を押さえることが難しく、大会運営を任されている若き実行委員たちは右往左往していた様です。
「東京で開催したが場所が見つからない」と相談を受け、友人の上田都議や地元の梅田区議はじめ、多くの議員の皆さまにご協力いただき、やっとこの水元総合スポーツセンターが見つかったのです。
実際に下見をした際にも、管理者の皆さまも気持ちよくお引き受けくださいました。

梅田区議のお声がけもあり、当日は青木区長、文教委員会所属の区議の皆さまも開会式にご出席いただきました。
私は声をかけることしか出来ませんでしたが、多くの皆さまのご協力と若い実行委員会の絶え間ぬ努力もあり、大会は大成功に終わったようです。
区長もこの大会に大変興味を持っていただき、「来年以降も会場に使って頂けること大歓迎」と。
嬉しいですね。
また一人デフスポーツサポーターがゲット出来ました!

実行委員会の皆さま、本当にお疲れ様でした。
来年もまた、楽しみに待っています!

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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