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2018-04-07

厚生労働委員会

4月5日、厚生労働委員会

今日の委員会は2階建て。

午前は「駐留軍関係離職者等臨時措置法及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法の一部を改正する法律案」の質疑を行いました。

米軍の都合で解雇された方々、また国際協定によって漁場を奪われてしまった漁業離職者の皆さまへ再就職のために普通よりも手厚く支援する仕組みです。

これまでも5年ずつ延長しながら繋いできた法律が、今年も再延長することが全会一致で合意されました。

 

午後は一般質疑。

今日、私が選んだテーマは「子供の社会的入院」

虐待によって子供たちが入院し、その後、治療の必要がなくても「親の養育力不足」や「医療的ケアの必要性」によって退院出来なくなってしまっている現状を厚労省はどの様に考え問題解決するつもりなのか問い質しました。

委託一時保護については行政を対象に現在調査中とのこと。

しかし、本当に問題なのは「委託」されず入院を余儀なくされている子ども達です。

行政ではなく、医療機関へも調査をお願いしたいのです。

一時保護所としても病院は生活の場としても不適切であり、虐待によって生じた障がいを抱え、子ども達は「行き場」だけではなく「生き場」を失ってしまっているのです。

診療報酬上も福祉的な扱いにならず医療機関へも負担となっています。

大阪小児科医会の先生がたの調査では、1年以上も病院で生活している子どももいるようです。

厚労省には、この実態をまずは調査し把握し、一日も早く子ども達の未来を守ってもらいたいのです。

大阪小児科医会の先生方の様に心ある熱心な取り組みに耳を傾け、表面上の制度を構築するのではなく、本来やるべきことをやって欲しいと大臣にもお願いいたしました。

制度と現実のギャップを埋める努力をしていただける旨答弁いただきました。

これからもこの課題を追い続けてまいりたいと思います。

 

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厚生労働委員会

4月3日、厚生労働委員会一般質疑

 

今日の質疑は保健所について

 

皆様の地域にも保健所があります。

予防接種や健診や健康指導でもお世話になったとおっしゃる方も多いのではないでしょうか。

保健所長は、原則「医師」だとご存じでしたか?

しかし今、なかなか保健所長のなり手がいなくて困っているのです。

現在も1割の保健所長が他の職と兼務になっているのです。

また、保健所長の4割が60代とその高齢化も深刻です。

残念ながら、患者さんを診療する臨床ではない社会医学の領域には若い方もいらしてくださらないのです。

臨床においてもも医師不足の今、人材確保をどうするのでしょうか。

 

この課題は平成16年から有効な手立ても無く、放置されてきました。

もうそろそろ抜本的な見直しを図らねば、保健所長不在のために初動が遅れると地域の皆様も命にも関わる問題となります。

2年間であれば、研修を受けた他職種も保健所長になれますが、最長4年まで。

これを機会に保健所の役割、そして保健所長の役割と条件を見直すべきではないかと大臣と討論させて頂きました。

検討会を開催するかどうかは今すぐに明言できないが、それに値する位に重要な課題であることは理解できたとの事。

今後に期待いたしております!

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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