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2018-02-10

埼玉県飯能市「聴覚障がい者支援事業」

2月9日、本日は埼玉県飯能市の「聴覚障がい者支援事業」を視察してまいりました。

https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/2245

 

飯能市では、市役所の窓口支援として、遠隔手話通訳・筆談・音声認識が使用できます。

また、代理電話支援として電話リレーサービスの利用も可能です。

聴覚障がいをお持ちの皆さまから要望も多かった「救急車の要請や家事の通報、警察、病院等への緊急連絡」にも、電話リレーサービスを利用して連絡可能です。(365日、午前8時~午後9時)

 

実は飯能市には手話言語条例はありません。

 

では、何故このサービスが始まったのでしょうか?

「飯能市には手話通訳士がいないため、市民の皆さまにご不便をおかけして申し訳ない」という担当者の熱い思いがこの事業に繋がりました。

 

飯能市では、聴覚や言語に障がいをお持ちの方が200名、その中コミュニケーション手段が手話という方が30名いらっしゃるそうです。

昨年7月に設置されたこのサービス、この7か月間で114件の利用があったとのこと。

 

初めて役所にいらっしゃったという方、

役所にサービスがはいったからと見に来て下さった方、

こんなことも相談したい、実はこんな困りごともとタブレットを持ちながら窓口を回られる方も。

今までどれ程のご不便を感じていらっしゃったことでしょう。

役所は住民にとって、身近なよろづ相談所でなくてはなりません。

 

この様に利用が進んだのも担当者の熱心な普及啓発のおかげなのです。

使用開始まで6回の説明会を開き、いらしていただけなかった方には個別に説明なさったとのこと。

ここまで丁寧な対応があるからこそ、信頼して頂けるのだと実感いたしました。

 

ムーミンの里としても知られる飯能市。

緑豊かな情感育まれるその心が生んだ心温まるサービス。

 

このサービスは障がいをお持ちの方のためではなく、我々職員をサポートするためのものなのです・・・

そんな素敵なコメントが全国の自治体の皆さまに届きますように!

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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