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2017-10-10

「文化審議会文化政策部会 文化審議会」

手話を使って質疑を行って以来、ろう者の友人が増え、私の世界が広がってまいりました。

自分の視点や考えが全体を代表するものではない事、やはり当事者の皆さまの参画がなければ問題解決に至らぬことなど、言われてみれば当たり前の事なのですが、意識しないと忘れがちになる政治家として大切な心を「ろう者の友人たち」は教えてくれます。

 

文化庁の中に、「文化審議会文化政策部会 文化審議会」という文化の振興に関する基本的な政策を決める審議会がございます。

様々な部門がある中で、今回、舞台芸術ワーキンググループ専門委員にシアターアクセシビリティネットワーク(TA-net)理事長 の「廣川麻子さん」が選出されました。

ろう者・聴覚障がいを持つ者の代表として意見を述べ、聴覚障がいがあっても舞台が楽しむためには何が必要なのかを政府に進言して下さいました。

 

聴覚障害を持つ当事者がこのような場に呼ばれるのは初めてのこと。

遅すぎたのではないでしょうか。

錚々たるメンバーの中で、我らが仲間、廣川さんも発言において負けていなかったとも伺いました。

手話通訳を介してのやり取りでしたが、そこには他の委員のご配慮もあったとのこと。

この様な場から、理解が進んでいくことも必要ですよね。

もちろん障がい者部会等、障がいにターゲットを当てた審議会には当事者の委員は参画しております。

しかし、それ以外の普通の委員会や審議会へも、障害を持たれた皆さまが参画できるチャンスをもっと設けるべきではないでしょうか。

 

今回の廣川さんの活躍で、政府も新たな視点を得ることができたでしょう。

まだまだこれから。

政府に対し、私も障がいを持った皆さまの政治・政策への参画を訴えてまいります!

 

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四郷棒の手警固祭り

10月8日、棒の手ファンの皆さま、お待たせいたしました。

今年もやってまいりました豊田市四郷八柱神社の警固祭り。

大勢の観客を前に、盛大に棒の手の演技が披露されました。

 

棒の手は、剣術、棒術、薙刀術など日本武術の形を踊りにした伝統芸能ですが、槍が腹元や背中の衣装を突き刺し、竹を切り裂き、力と力でぶつかっていくその様子は、日本武術そのものです。

年々女の子の参加も増え、鍬や槍を振り回している姿を見ると「時代も変わったな~」と古株の皆さまからはため息も聞こえてまいりました。

ちびっこの演技も真剣そのもの、大人になんて負けてはいられません。

御ひねりが飛んでくると、そっちに気を取られたり、カメラ目線で演技している子も。

こうやって、段々と地元のつながりの中で子供たちが育てられていくのだなと実感いたします。

 

今年は熱が入った演技が披露されていると思っていたら、それもそもはず、豊田市棒の手保存会(柴田和則会長)が今秋11月1日〜7日の日程で、米国デトロイト市(豊田市の姉妹都市)へ棒の手隊を12名派遣することが決定したとのこと。

素晴らしい!

デトロイト美術館内に常設の日本美術コーナー「ジャパン・ギャラリー」が開設記念で、棒の手を披露するのです。

 

きっとデトロイトの皆さまは度肝を抜かれることでしょう。

スピード、そして静寂の中の「気」、目から発する迫力はその他の日本の伝統芸能にも勝るとも劣らぬものがございます。

帰国報告が楽しみです。

 

皆さまにもご地元の伝統芸能があることでしょう。

次世代へその素晴らしさを伝えてまいりたいですね。

 

 

 

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女子デフサッカー・フットサル日本代表合宿

10月8日、朝は三重県菰野へ、女子デフサッカー・フットサル日本代表合宿を応援にまいりました!

残念ながら今回のデフリンピックにはそのチケットを手にする事ができませんでした。

しかし、彼女たちはその歩みを止めることなく、すでに次の世界大会・アジア大会に向け練習を開始しているのです。

 

何と、この合宿には新人が4名初参加!

デフ女子サッカー人口も少ない中で凄いではないですか。

聞けば友人の紹介やFB等SNSを通じてこの合宿を知り参加してくれたとのこと。

 

彼らの世界では「隠れデフ」と呼ぶ、デフの世界を知らず、普通学校で成長してしまった、もしくは通学中のろう者が全国には大勢いらっしゃると伺いました。

今回のデフリンピックで最多メダルを獲得した藤原君も一般の大会でスランプに陥入り、友人に勧められ気楽に挑戦しようと初めてデフリンピックに出場したのです。

磨けば光る原石が全国にもまだまだ眠っています。

 

聞こえないというハンディを自分の弱みだと思う事無く、対等に世界へ挑戦出来るチャンスがあることをもっと皆様に知って頂きたいのです。

 

「求む!未来のデフリンピアン」

 

 

私一人ですが、キャンペーン始めます!

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「手話を考えるフォーラム」

10月7日、刈谷で開催された「手話を考えるフォーラム」へ勉強にまいりました。

講演なさったのは現在、香港中文大学で手話言語学を研究なさっていらっしゃる磯部大吾さん。

日本には手話言語学科がなく、この分野の研究も未熟だと言われております。

今日も日本手話と日本語の違いや、日本語にはない「パピプペポ」の口形の使い方等解説を頂きました。

 

今日はろう者や手話通訳の方々に向けた講座でしたが、日本手話と日本語対応手話の違いを学び手話スキルの向上を目指す私にも有意義なお話でした。

また、この講座を通して、ろう者の皆様も日本語の難しさを再認識なさった様です。

 

手話はもう一つの言語である

だからコミュニケーションが取れないよねと諦めてしまうのではなく、お互いに歩み寄る努力を続けてまいりたいと思います!

(この聴者がよく使う「思います」というニュアンスもネイティブなろう者の世界では難しい様です)

 

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参議院制度改革協議会

10月6日、参議院制度改革協議会が開催され、私も無所属クラブの代表として参加させていただきました。
この協議会は各会派の代表が構成員、70周年を迎えた参議院のさらなる発展のために始めた取り組みの一つです。

衆議院が解散し、対北朝鮮を考える際にも「政治的空白を作るな」と報道されますが、参議院は粛々と仕事をいたしております。
有事となった場合でももちろん職務を全ういたしますが、その存在さえも皆様から忘れられているのでしょうか?

予算の決定権は衆議院に握られていますが、参議院側の特徴は決算の監視と行政評価・行政監視にございます。
衆議院のカーボンコピーと言われないためにも、我々参議院の存在価値を活かすための役割を強化しようではないかと「行政評価・監視」について研究を行っているのです。
本日は、新潟大学の南島 和久先生より、行政評価先進国アメリカの事例を基に日本の行政評価のあるべき姿についてご意見をいただきました。

行政評価は大切な事です。
しかし、それが行き過ぎてしまうと統計的な数字だけで物事が語られるようになってしまいます。
ややもすれば弱者切り捨てにも陥りかねない危ない側面もあることもある、だからこそ政治がその数字に隠された部分を読み解いていかねばならぬことを再認識いたしました。

「忖度(そんたく)」という言葉が流行りました。
統計学的数字には、血が通っておりません。
その数字をそのままうけとるのではなく、ある程度の政治の忖度(いい意味の)も必要な場合がある、それが研究と政治の違いなのです。
これからも様々な有識者のご意見をいただきながら、参議院としての特性を活かした政治を目標に研究を続けてまいります!

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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