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2017-10-03

デフバレーボール女子日本代表 祝勝会

10月1日、今日は青山で開催されたデフバレーボール女子日本代表 祝勝会に参加いたしました。
晴れやかな笑顔に清々しい雰囲気。
なんと、1964年東京オリンピックにバレーボール女子日本代表だった「東洋の魔女」の皆様もお祝いに駆けつけてくださいました!

彼女たちの快挙は一般の新聞でも報道されましたが、予選から決勝まで全てストレート勝ち。
一瞬の隙も作らず、最後までモチュベーションを保ち続けた精神力には驚きます。
12名の選手の内まだ3名は高校生。
十分に次の大会までこの経験をつなげていけるチーム構成にもなっています。

狩野監督は元オリンピック選手。
実際にコートで実践し、選手にもお手本を示しながらの練習だったと伺いました。
球筋が見えるようにとゴムを付けたりと、音のない世界で闘う工夫、目で見えるための知恵を凝らし訓練に臨んでくださいました。

しかし、この栄華は長く続くとは限りません。
今回のこの結果に次回の大会からは、「打倒日本」と世界中のチームからの攻撃を受けることでしょう。
そのためにも今、身体を作りさらに学びを深め対応も研究せねばなりません。
どの競技もデフリンピックの後の疲れや気の緩みが見えてまいります。
アスリートであればまさにこの時のケアや学びが肝心ですよね。

さあ、次に向かってデフバレーボール女子日本代表がどの様に変貌していくのか、これからますます楽しみです。
皆様も応援よろしくお願い申し上げます!

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「リレーフォーライフ東三河」

9月30日、パート4
掛川から豊橋まで新幹線に飛び乗り、やってきたのは稲荷ずしで有名な豊川。
ここ豊川では恒例の「リレーフォーライフ東三河」が夜を徹して開催されておりました。
私も途中参加で、真夜中のウォーキング。

リレーフォーライフは、「がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指すチャリティ活動」です。
イベント会場では「がん患者さんは24時間がんと闘っている」ことを基に、チームの仲間とタスキをつなぎ、24時間ウォーキングを続けるのです。
現在世界約30ヶ国、約6000ヵ所で開催され、年間寄付は470億円にのぼります。
2017年日本では49ヶ所、ここ愛知では岡崎と豊川での開催となりました。

がんを克服したサバイバーの皆さまやご家族、ご遺族、関係団体や企業の皆さま等、多くの皆さまのご協力で成り立つこのイベント。
皆さまの願いや天国へのメッセージがこもった「ルミナリエ」も夜になると「HOPE」の文字を描きながら空へと映し出されます。
風に揺れる炎に命の儚さを見た気がいたしました。
継続するために、この日まで企画し運営いただけるボランティアスタッフには感謝の念しかございません。
来年もまた会いましょう!

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「日本電動車いすサッカー選手権大会」

9月30日パート3

今日はまだまだ一日が終わりません。

名古屋から掛川まで新幹線で戻り、遠くの山に真っ赤夕日が映し出される中、小笠山総合運動公園アリーナまで

ここでは今日と明日の二日間、「日本電動車いすサッカー選手権大会」が開催されているのです。

全国から29チームが集まり、日本の頂点を目指し熱い戦いの真っ最中でした。

 

愛知で行われた電動車いすサッカーイベントで出会った「兵庫パープルスネイクス」の監督・選手の松原さん親子に誘われ大会視察となったこともあり、彼らとの再会も楽しみにいたしておりました。

本日の最終戦、準々決勝、兵庫パープルスネイクスは1対0で勝利いたしました!

応援団と共に1点入れた時には雄たけびを上げて大喜び。

 

障がいや病を抱えながら、今日1日で3試合もこなすという体力的にも限界ではないかと思いましたが、選手たちは元気いっぱい!

素敵な笑顔に囲まれ素敵な時間を過ごすことができました。

電動車いすが身体の一部として暮らしている選手にとって、その操作はたやすい事なのかもしれません。

電動車いすは私も何度か体験しておりますが、レバーが1ミリ違うだけでも速度や角度が全く違ってしまい、見ているよりもかなり難しい技術を要する乗り物なのです。

 

また、電動車いすは重たく大きな乗り物です。

長距離の移動も一苦労。

そのため、この会場にたどり着くまでも航空会社やJRの皆さまのご協力を得て、また関係各所の様々なサポートをいただいたとも伺いました。

ホテルも選手がそれぞれ確保することとなりましたが、障がいや病のレベルによって必要な設備が違うため予約するにもご苦労があったようです。

その様な中でこのコートまでたどり着き、久しぶりに仲間とボールを蹴る、その喜びといったら言葉では表すことができない程でしょう。

 

この会場でも多くのサッカー少年がボランティアとして参加してくれていました。

サッカーにおいては障がいある無しに関わらず、お互いに持てる力でサポートし合う、サッカーファミリーという考え方が徹底されています。

どの会場にいってもボランティアの子ども達の働きには感心してしまいます。

スポーツを通じて理解が進む。

教科書でどんなにバリアフリーや共生社会などという「言葉」を習っても身につかない知識が、ここでは当たり前に経験できるのです。

 

試合の後、松原親子とも再会しエールの交換をいたしました。

もっと広報して多くの方にも見ていただきたい!

そう思いながら真っ暗となった道を戻ってまいりました。

 

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デフ太閤主催 講演会「サムスンデフリンピック視察で学んだこと」

9月30日パート2

東京から新幹線に飛び乗り、名古屋へ

デフ太閤主催の講演会で「サムスンデフリンピック視察で学んだこと」をテーマにお話をさせていただきました。

 

デフ太閤の講演会では、デフリンピック出発前にも講演をさせていただき、帰国したら報告会を開催しますねとお約束していたため、再度の講演会開催となりました。

ご参加いただいた皆様には日の丸への応援メッセージも書いていただいたため、その御礼も意味も併せてサムスンでの様々な体験をお話させていただきました。

 

選手の様子に始まりデフリンピックならではの情報保証のあり方、大会運営に至るまで、聞こえる私には驚くことばかりだったのです。

27個という最高のメダル数を獲得できたのはなぜか、そして今後日本選手団の目指すところは何か、私なりに分析をした点も皆様と共有させていただきました。

 

実は、スペシャルゲストとしてテニス日本代表選手団の「齋藤一茂監督」にもおいで頂き、講演会の後半対談させていただきました。

静岡から駆けつけてくださるというメッセージをいただき、せっかくいらしてくださるのであれば対談させて欲しいとお願いして実現したのです。

齋藤監督はデフリンンピアンでもございます。

選手として活躍の後、監督へ

この様な関わりの中で、様々な課題も抱えていらっしゃいました。

会場にはデフリンピックの選手だった方のご参加もあり、齋藤監督のお話も参加者の皆様には新鮮だったようです。

 

私はもっと障がいをお持ちでない方々にも講演会にご参加いただきたいと思っています。

スポーツを通じて私が皆様に感じていただきたいのは、音のない世界でこれだけ素晴らしい結果が残せることの凄さなのです。

「補聴器があるときとない時、同じ競技を行うにも全く違った感覚。外すと今まで出来ていたことが出来なくなる」

何人もの選手から同様の話を伺いました。

音のない世界で競技を行うことはバランス感覚も取りづらく、水泳では真っ直ぐ泳ぐことも難しいとのこと。

チームプレーでは周囲の選手とアイコンタクトだけで情報のやり取りを行い、位置関係も確認するそうです。

 

聴覚障がいは「見えない障がい」なので聞こえないだけではないのです。

普通にプレイしている様に見える選手たちには様々な壁があるのです。

それを感じさせない位、努力・忍耐の上にこの成績が達成されたことにどれだけの意味があるのか、どれ程の価値があるのか、それを私はもっと多くの皆様にご理解いただきたいと思っています。

まだまだ私の努力が足りないのでしょう。

国や障がい者団体の支援だけではなく、企業や市民の皆様も巻き込みながら、今後もデフスポーツの素晴らしさを伝えてまいりたいと思います!

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

 

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日本聴覚障がい者陸上選手権大会

9月30日パート1

昨日開会式に伺った日本聴覚障がい者陸上選手権大会を応援に品川の大井ふ頭陸上競技場へお邪魔いたしました。

今回の大会は東京陸上競技協会の皆様の協力で運営されておりました。

しかし、聴覚障がい者の大きな大会を手伝うのはこの大会が初めてとのこと、試合開始直後は選手や主催者が「聞こえない」ということに対してスタッフの皆様が大きな不安を抱えていらっしゃることが見て取れました。

いつもは行っている場内放送(成績発表や状況報告等)はどうしたらいいのか。

表彰式での立ち位置はどこがいいのか等々、細部にわたるまでいつもと勝手が違うことに大きな戸惑いと混乱が生じておりました。

デフ陸上の幹部に尋ねていただければ良いのですが、聴覚障がいがある彼らとどうやってコミュニケーションをとったらいいのかわからず、「どうしたらいいの?」「わからないよ」という声が飛び交っていたのです。

通訳の方もいらしてくださるのですが、通訳を介して話すことに慣れていないため、必死にジェスチャーを交え説明しようとしてくださっている姿に数年前の自分の姿を重ね合わせておりました。

時間がたち大会もスタートすると会場のあちらこちらで手話を教えてもらったり、通訳の方をお願いする声も聞こえるようになってまいりました。

やはり言葉で理解するよりも、一緒に大会を運営してみることで初めて支援の在り方についても理解が進んでいくのだと実感いたしました。

 

さらに今年から大会のルールが変わりました。

デフリンピックに合わせて、補聴器を外して競技することになったのです。

大会のスローガン「音のない世界から」というのはそういう意味も込められていたのだと知りました。

そこで登場したのは「スタートランプ」

音の代わりにライトの色でスタートするのです。

選手も色が変わることによってスタートするシステムに慣れず、何度もやり直す場面も。

これも大きな課題であることがわかりました。

 

さらに、ドーピング検査も厳しく行われるために、立ち入り禁止のスペースも設けられ、徹底した大会運営がなされていることにも驚きました。

世界大会などでは当たり前に行われる検査であり、今後大舞台を踏むトップ選手にとっては日頃の体調管理や薬の飲み方などへの注意喚起にもなってまいります。

ドーピングに引っかかる薬剤は何かを学び、安易に市販薬等も口にしないために今後も徹底した研修も必要となってまいります。

 

私も現場を見せていただくことによって、デフリンピック日本招致のためには何が必要なのか勉強させていただいております。

選手の皆様、日本聴覚障碍者陸上競技会の皆様、そして何より快く大会運営をお手伝いいただきました東京陸上競技会協会の皆様には感謝の念に堪えません。

 

 

この経験を2020年世界デフ陸上競技大会へつなげてまいりましょう!

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第14回日本聴覚障害者陸上競技選手権大会開会式

9月29日、第14回日本聴覚障がい者陸上競技選手権大会開会式に参加してまいりました!

今回の大会は私も顧問として微力ながら支援させていただいております。

 

大会のスローガンは、「音のない世界から世界の頂点を目指す」

その名に相応しく、今回はチャイニーズタイペイ(台湾)から選手8名が参加してくださいました。

 

実は台湾はデフスポーツ先進国なのです。

2009年の夏季デフリンピック開催を契機にデフスポーツに対する認識も変わり、国家を挙げて支援が行われていると伺いました。

将来、デフリンピックを日本招致するのであれば、学ぶべき点も多く私も一度はデフスポーツの視察に伺いたいと思っている国なのです。

 

さらに、開会式の後、「2020年世界デフ陸上選手権大会」開催にむけたプロジェクトの発表もございました。

2020年、オリンピック・パラリンピックだけが東京で盛り上がって本当にそれでいいのでしょうか?

デフスポーツは置いてけ堀になってしまうのでしょうか。

それではいつまでたってもデフスポーツ・デフリンピックの認知度は上がりません。

それどころか聴覚障がいに対する理解や施策が遅れてしまう可能性もあるではないかとご心配も頂いております。

デフスポーツも2020年に大会を開催し、デフリンピックの認知度も上げてまいりましょう!

そんな勢いを感じる大会が「2020年世界デフ陸上選手権大会」なのです。

 

デフスポーツは国内でアジア大会・世界大会等の国際大会を開催した経験をほとんど持ちません。

卓球とゴルフのみ。

他の競技と比較して選手数も多く種目数も多い陸上の大会招致や大会運営は困難を極める事でしょう。

 

残された時間はあと3年。

多くの国際手話通訳者も必要となりますが、まだまだ日本では育成が進んでおりません。

また、開催地の市町を中心に市民の皆さまの応援・ご理解もいただかねばなりません。

簡単な手話教室や講座等も開催し、街の皆さまにも選手と触れ合う機会を持っていただけたら素敵ですよね。

財政的な支援もクラウドファンディングや企業からのバックアップも受けながら、今後かき集めていかねばならぬ事でしょう。

いずれにせよ、多くの皆さまのご協力なしに大会成功はあり得ません。

 

これからますますオリンピック・パラリンピックのための強化策や新たな仕組み創りが加速していくことでしょう。

その度に、聴覚障がいについての施策は落ちていないか、ろう者や言語に障がいをお持ちの皆さまにとっても使いやすい仕組みとなっているのか、一つ一つ厳しくチェックしていく必要もございます。

 

「2020年世界デフ陸上選手権大会」を日本で開催したい!

日本聴覚障がい者陸上競技協会の皆さまの夢を皆で応援いたしませんか?

もちろん、私は全力で応援させていただきます。

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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