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2017-06-07

「手話言語フォーラム」

6月6日、東京で行われた「手話言語フォーラム」に参加してまいりました。
福岡で世界ろう連盟理事会が開催された後、来日なさった役員の皆様が全国3か所に分かれ、手話言語法制定に向け世界の状況をご講演くださったのです。

1900年代にウガンダ・フィンランド・スロバキア・ラトビアの4か国から始まった手話言語法は障がい者権利条約を経て、現在は45か国で様々に形を変え制定されております。
しかし、法が成立しても聴覚障がい者の置かれた状況に変化がない国もあり、その後も監視体制や普及の状態についての調査研究が大切であることも分かってまいりました。

現在、日本においては、国よりも各自治体の方が手話言語条例制定に向けて動きが活発です。
私の所にも、地方議会から聴覚障がいの皆様をサポートするシステムについて問い合わせがあることもしばしばです。
障がい者差別解消法の様に法律は出来たが現場や自治体が動かぬよりも、地方(現場)の動きが国を動かす逆パターンの方が皆様に近い形が出来上がるのかもしれません。

すでに障害者基本法には、
第三条の三  全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されるとともに、情報の取得又は利用のための手段についての選択の機会の拡大が図られること。
と手話は言語の一つと認められております。
これからも学び続け、私なりに、日本ならではの「手話言語法」の在り方を考えてまいりたいと思います。

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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