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2017-06

「デフリンピック日本選手団壮行会」

6月28日、ついに夢にまで見た「デフリンピック日本選手団壮行会」の日がやってまいりました。

朝から秘書も会場の準備に大忙し。

何としてでも、選手の皆さまに「日本の代表である」という自信と誇りを持ってトルコに旅立ってもらいたいという想いを胸に、チーム薬師寺一丸となって、ここまでろうあ連盟の皆さまをサポートしてまいりました。

 

「ジャストミート!!」でお馴染みの福澤 朗アナウンサーの司会で最初から壮行会はハイテンション。

さらに、HANDSIGN(ハンドサイン)より大会テーマソング「HERO」を披露していただき、盛り上がりも最高潮へ。

 

トルコのアメフト・ピュレント大使、障がい者スポーツ協会の鳥原会長はじめ錚々たる顔ぶれの皆さまにご来賓としてご挨拶をいただいた事に加え、政府側からはオリパラの丸川大臣・鈴木スポーツ庁長官にも選手にエールを送っていただきました。

 

会場も参議院会館の会議室、手作り感満載の設え、決して格好の良い豪華な壮行会ではありませんでした。

しかし、ほのぼのとした雰囲気の会に、私は胸が熱くなり思わず眼がしらも・・・

サッカーやバドミントン、陸上、バレー、様々な試合や練習を観に行ったよな~

今では信頼できる仲間となった友人も出来て、デフスポーツ応援してて良かったよな~

手話による総理とのやりとりから始まったデフリンピック応援の光景が、脳裏を走馬灯のように駆けめぐってまいりました。

 

多くの同僚議員やチーム薬師寺を支えてくれているスタッフの協力なしではこの壮行会も開催出来なかったことでしょう。

主催者であるろうあ連盟の皆さまにも、お手伝いさせていただけたことに感謝申し上げます。

 

素敵な会でしたね。

関係者からそう声をかけられ、肩の荷が下り一気に下り、やり切ったという感動がこみ上げてまいりました。

この様な貴重な経験をさせていただき、さらにデフスポーツを応援せねばという使命感に燃えております。

私もトルコの開会式にまいります。

現地から皆さまにはリアルタイムでご報告もさせていただきます。

 

日本選手団、がんばれ~!

皆さまも応援よろしくお願い申し上げます。

 

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「奄美大島の無修学ろうあ者」

6月25日、豊橋市で行われた愛知聾史倶楽部主催の荒木宏彦さんの講演会「奄美大島の無修学ろうあ者」に伺いました。

荒木さんは長崎在住。
奄美大島で生まれ育った90歳のお義母様、山下千代子さんが今日の主人公です。

自然豊かな奄美大島の話から始まり、離島のために修学できず、独特の手話で周囲とコミュニケーションをとる千代子さんの様子を語ってくださいました。
ご本人の動画を交えながら、そのユーモラスな言動や未だ衰えることない生きる意欲に至るまで、聴いている、いえ、観ている我々は驚きの連続でした。
講演のどこをとっても千代子さんに対する尊敬の念と愛が溢れておりました。
パチンコ好きな千代子さん、驚くべきことに毛糸手芸がお上手。
これまた独特の編み方で、あっという間に帽子や靴下を編み上げてしまいます。
私もお話を観ているうちに千代子さんのエネルギーを貰えた様な気がいたしました。
これらの様子が収められたドキュメンタリー「母の手」はきょうと聴覚障がい者映像祭で優秀賞にも選出されています。

ところで、今回の講座、会場に入る前に気が付かなかったのですが、「読み取り通訳なし」でした。
手話のみですべてのお話しが進められ、時々その内容を理解するのが遅くなってしまったり、写真のスイッチを入れようと下を向いているだけで話が分からなくなってしまう瞬間もございました。
きっと聴覚障がいをお持ちのかたが一般の講座に参加するとこんな孤独感を感じるのだろう・・・とちょっぴり感傷的になり周囲を見渡すと、なんだいつもの仲間がいっぱい!
名古屋からも大勢の友人が駆けつけていました。
会場にはFBでつながっている友人も多く、今日も私の拙い手話でひと時の手話べりをいたしました。

最近はどのデフのイベントに伺っても必ず誰かに会える、そして私を助けてくれる。
心から頼りになる手話仲間・友人に感謝です。
これからも臆することなくデフのイベントにも参加してまいりたいと思います。
今日も、手話初心者の私に多くの配慮をいただき、ありがとうございました!

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デフバレーボール男子日本代表強化合宿

6月25日、デフリンピックトルコ大会デフバレーボール男子日本代表強化合宿 にお邪魔いたしました。

あと残すところデフリンピックまで3週間、選手も最終調整に余念がございません。

今回の日本代表は15歳から46歳までと幅広い年代で構成されております。

選手生命は健常者スポーツよりも長いのです。

ベテラン選手から若手まで、選手の実力も様々ですが、互いに声を掛け合い助け合いながらチーム一丸となって世界に臨もうとしている姿は精悍でした。

今回の日本代表チームは、ギリギリまで日本国内で調整し、トルコに渡ることになっております。

しかし、デフリンピックの知名度が低いため、大会期間中、職場を休むのも一苦労だそうです。

勤務先から理解が得られにくい現状を改善するためにも、まずは知名度アップを図らねばなりません。

日の丸を背負って戦う彼らを、職場が誇りに思って快く送り出してもらえる空気感を、日本全体で創っていかねばなりません。

今回の合宿も、サポートしてくださる企業さんや、ボランティアのアスリート、コーチの支援で成り立っております。

彼らもその期待の大きさは感じていることでしょう。

私も、サムスンでの開会式に臨んだ翌日、早速、デフバレーを応援に行く予定となっております。

デフアスリートも日の丸を背負って戦います!

皆様の応援、よろしくお願い申し上げます!

http://www.jdva.jp/

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第2回「食事で強い体をつくるセミナー」

6月24日、今日は 川崎で行われた第2回「食事で強い体をつくるセミナー」に参加いたしました。
このセミナーを主催しているのは、アスリートフードマイスターの袖山由美さん。
アメリカの聴覚障がい者のための大学「 ギャローデット大学」で学ばれた経験も活かし、英語教室も運営なさっていらっしゃるマルチな才能をお持ちのチャーミングなハンサムウーマンです。
ご主人は世界デフゴルフ選手権の代表エースの袖山哲朗さん。

今回の講座では、栄養の基礎から応用まで、季節の物を食べる必要性や自然から栄養を摂る重要性などを学んでまいりました。

お二人を見ていると、聴覚障がいをお持ちだということも忘れてしまうくらいのアクティブさ。
自らやりたいことを実現していく力強さを感じます。

これから、障害を持っていることが社会の中で不利にならぬ様にするためにも、彼らの様な若い力が様々なハードルを自然体で超えていく姿を、私はもっと多くの皆さまに知っていただきたいと思うのです。
今日も一郎先生はじめ多くの仲間とご一緒できたことで、短い時間でしたが大きな力を頂きました。
ありがとうございました!

 

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講演会のお知らせ

皆様へお知らせです。
あいち女性議員の会でお世話になった「デフ太閤」さん主催の会で講演をさせて頂けることになりました。
演題は「みんなで進めよう 聴覚障がい施策」

「障がい者差別解消法が出来ても現場は変わらないじゃないか」というご意見をよくいただきます。
正にその通り、国民の意識改革なしには、何も始まらないのです。
「障がい者のためにやってあげる」という感覚では、いつまでたっても社会は変わっていきません。
共に社会を形成する仲間として、どの様に手をつなげばよいのかわからない、だったらお互いに会話(手話)する所から初めていけばよい。
今回は目に見えない「聴覚障がい」に焦点を当てて、お話しさせていただこうと思います。
皆様と十分時間をとって意見交換もさせていただきます。
手話通訳もつきますので、健聴者にもご参加いただけます。
ご興味のある方は是非ご参加くださいませ。
よろしくお願い申し上げます。

日時:2017年7月8日(土)10:00~12:00
会場:名古屋市総合社会福祉会館
参加費:無料

 

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第193回国会

第193回国会が閉会して

今年の通常国会は、参議院から派遣されたマレーシア・シンガポール視察の翌日開会という慌ただしい日程でした。

その中で、

厚生労働委員会 23回 7時間45分

国民生活経済に関する調査会 6回 79分

震災復興特別委員会  4回 62分

予算委員会 4回 79分

決算委員会 2回 40分

と合計39回 12時間5分という質問時間をいただけたことは、感謝申し上げます。

 

今国会でも、出来るだけ批判するのではなく、誤りを正し解決策を提示する質問に努めたつもりでございます。

また、質問の際には私ならではの視点を活かすために、議論すべきと思ったことに対し、関係者や関係団体の皆様に徹底的にヒアリングさせていただき資料等も頂戴いたしました。

その溜め込むだけ溜め込んだ知識と想いを質問に乗せたつもりでございます。

改めて、ご協力いただいた皆様には、御礼申し上げます。

 

ようやく閉会を迎えた今、今回の提案を基に施策が動いてまいりました。

障がい者福祉政策・産業保健・医師過重労働対策・障害者スポーツ等々・・・。

これも多くの同僚議員や省庁関係者の支えあってのこそ。

無所属の一議員だけでは成しえなかった夢が、また一つ形になってまいりました。

 

今国会の会期中、思いがけなくG20と同時にドイツで開催された女性国会議員国際フォーラムへの参加も果たし、グローバルリーダーと国際的にも共通する様々な女性問題を論じることもできました。

 

これから次の臨時国会に至るまで、「休んでいただけ」と指摘されぬように、現場を歩きながらさらに皆様の声を集めてまいりたいと思います。

そしていよいよ7月にはデフリンピック開会式にも参加いたします。

昨年のリオパラリンピックに続き、私の人生の中でもビックイベントの一つでございます。

 

これからも今までと変わらず、小さな小さな一歩ですが、質問という武器を使って、私に出来ることを地道に動かしていこうと思います。

皆様からの応援、心強くいただきました。

ありがとうございました。

 

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スペシャルオリンピックス日本・埼玉 地区大会

6月18日、楽しみにしていたスペシャルオリンピックス日本・埼玉の地区大会にお邪魔いたしました。

スペシャルオリンピックス推進ワーキングチームの一員として、光栄にもメダルのプレゼンターを務めさせていただきました。

今日も、さわやかな風を受け、アスリートが全力でフィールドを駆け抜けていきます。

彼らの屈託のない笑顔に、先週末の徹夜国会の疲れもどこかへ飛んでいってしまいました。

 

スペシャルオリンピックス(SO)は、知的障がいを持った選手の世界大会として、パラリンピック・デフリンピックと共にIOC(国際オリンピック委員会)にオリンピックという名の使用を認められた由緒ある活動なのです。

しかし、ただスポーツを楽しめば良いというものではございません。

スポーツを通して社会性を身に着け、その自信を日常生活へつなげて欲しいとの願いを込めた、多くのボランティアに支えられた地域活動なのです。

 

今日も様々な皆さまの応援を受け、素晴らしい大会となりました。

会場の熊谷スポーツ文化公園の陸上競技場は、陸上の正式な大会が開催される立派な会場で、会場に入ったアスリートも朝から興奮気味でした。

そんな彼らですので、レースが始まると周囲の応援団の声に気を取られ、なかなか真っ直ぐ前を見て走れません。

多くの応援を受けた経験もなく、それも皆我々声を張り上げての大応援でしたので、驚くのも無理もない事でしょう。

 

一人一人が自分のペースで、自分の走り方で、それぞれの持てる力を発揮し、最後は最高の笑顔でゴール。

今までガイドがいないと一人で走れなかったアスリートが、今日はたった一人で最後まで諦めずにゴールした姿は本当に感動しました。

 

アスリートは自らの思いを上手に表現することは出来ません。

しかし、その「必死さ」「ひたむきさ」は見ている者の心に問いかけてくる何かがございます。

あなたは必死に生きていますか?

あなたは自分に正直ですか?

彼らと表彰式の最後に万歳をして、思いっきり天高く手を伸ばしたら、私も気持ちがスッキリいたしました。

 

今日の地区大会の成績で、来年愛知で開催される「ナショナルゲーム」の選手が選抜されます。

来年は愛知で会いましょうね!

そうアスリート達と約束して、会場を後にいたしました

 

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「きらめく拍手の音」

6月17日、今日は絵美さんのお誘いを受け、ポレポレ東中野に「きらめく拍手の音」を拝見しにまいりました。

 

この映画は、韓国映画です。

聴こえない両親に育てられた聞こえる「わたし=監督」が、音のない家族のかたちをドキュメンタリーとして紡いだものです。

まず、映画は「きらめく拍手の音」の説明から始まります。

手話で拍手はどの様に表現するのでしょうか。

それが答えです。

 

ここでの一つのキーワードが「コーダ(Coda,Children of Deaf Adults)」です。

コーダとは、ろう者の親を持つ聴者の子どもを現わす言葉です。

コーダは、生まれながらにろう文化の中で育ち、聴者の社会とのひずみに悩みながらも、聴者とろう者の架け橋になることも少なくないようです。

監督自らのアイデンティティも複雑で、苦悩の末、最後にたどり着いたのが、自らの家族の形を映画として描くこと。

淡々と流れていく画面に、両親に対するコンプレックスと愛情が混在している複雑な想いが伝わってまいりました。

そして、最後に行われた両親と監督の舞台挨拶では、画面いっぱいに感じることが出来た「家族の絆」が、優しい手話となって表現されました。

 

私がこの映画を観たかったもう一つの理由が「韓国手話」です。

日本手話と似ていると言われる韓国手話ですが、なるほど、私でも話の内容が何と無く掴める位、表情の作り方や表現方法が似ていました。

 

私は、手話というのは素晴らしい言語だと思っています。

手話初心者の私ですが、手話でコミュニケーションできる事の喜びを日々感じ、自身の世界観も広がってまいりました。

この映画を通じても、手話は文字に頼ることがない、心と心が直接触れ合えるツールであり、手話文化は万国共通なのだと確認することが出来ました。

 

これからこの作品は全国を回ります。

皆さまも是非、韓国のコーダに会いに行ってみられませんか?

 

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第30回日本老年学会総会

6月15日、徹夜国会が朝8時に終了し、眠い目をこすりながらやって来たのは名古屋の国際会議場。
ここでは昨日から日本老年学会が開催されております。

そして、今日の私の役割は、日本学術会議主催 日本老年医学会共催シンポジウム「超高齢社会に求められる高齢者医療の担い手の育成:教育体制整備へのアクションプラン策定に向けて」のセッションでシンポジストを務めることです。
私の演題は「老年医学教育に期待すること~老年医学の可能性を拡げられる教育とは~」
以前より、委員会において老年学・老年医学の推進策の必要性について発言しておりますが、国もまだまだ本腰を入れている状態ではありません。
少子高齢化が続く限り、日本において健康寿命の延伸や高齢者の皆さまの社会参加は欠かせない課題なのです。
医療費・介護費・年金等が国の財政を圧迫している今、老年医学が国を救う事になるのです。

しかし、残念ながら厚労省も診療科別医師数をカウントする時にも「老年科」について調査も行っていないのです。
呼吸器内科・循環器内科等々、今までの日本では臓器別の教育、臓器別の診療科が当たり前。
しかし、老年科は高齢者の抱えた問題を社会的・身体的・精神的・心理的にも解決していく「横断的」な取り組みを行う診療科なのです。

また、「老年病専門医」は今の日本に1400人しかいらっしゃいません。
この数は全医師の0.4%にしかすぎません。
高齢者人口は全人口の30%。
誰が考えても高齢者を「全人的」に正しく診断できる医師が不足していることは明白です。

では、この老年医学に面白みがあるのか。
私は大いにありとお答えしたいのです。
これから他の先進国も高齢化社会へと突入します。
その中で、先駆け高齢化社会を迎えた日本だからこそ、医療・介護そして研究・産業として世界を席巻できる可能性が秘められているのです。
そして、老年医学は「疾患」ではなく「人」を診ます。
「人」を診れば「社会」を診ることになるのです。
その地域社会が抱えている課題に対し、多職種のリーダーとして問題解決を図っていく。
このことこそ、老年医学の醍醐味ではないでしょうか。

このままではいけない。
医療者であれば誰しもが分かっている。
だけど動きが遅すぎる。
本日は、多くの著名な先生方と時間・空間を共にし、老年医学の未来を共有できたことは私にとり有意義でございました。
この課題を解決するため、どの様な施策に落とし込むべきなのか、今後しっかりと考え、各省庁へ提示してまいりたいと思います。

 

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デフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)支援ワーキングチーム

6月12日、念願であった「デフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)支援ワーキングチーム」が障がい者スポーツ・パラリンピック推進議員連盟のもと立ち上がりました!

これまで私個人として、様々なデフスポーツ団体の皆様と活動してまいりました。

しかし、予算を動かす等国レベルの応援となると限界がございます。

このワーキングチームが出来た事で、やっと国会議員の力を合わせ、様々な側面からバックアップを頂ける事になりました。

 

座長は衛藤晟一先生、幹事長は羽田雄一郎先生、事務局長は馳浩先生と役員にも豪華メンバーが並びます。

今日は設立記念という事もあり、競技団体の代表や筑波技術大学、盲学校、日本財団等多くの関係者もご参加頂きました。

 

子供が旅立つ時の感覚ってこんな感じなのでしょうか。

嬉しさと安堵したホッと感に何となく寂しさも。

しかし、サムスン夏季大会まで時間がございません。

感傷に浸る間もなく、私も事務局次長としてこれにも増して応援させて頂きます!

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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