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2017-03-14

「名古屋わかもの会議」

3月12日、「名古屋わかもの会議」のパネリストを務めてまいりました。

「名古屋わかもの会議」とは、現役大学生を中心にした若者たちが、自らの手で企画運営を行っている会議です。

そのコンセプトは、「愛知・名古屋をわかものから盛り上げる」。様々な社会問題に取り組む中で、自分たちが住んでいる地域に関心を持ち、自らがエンジンとなって名古屋や地域を盛り上げようではないかという頼もしい企画です。

 

今回の課題は

~魅力に欠ける街・名古屋とはもう言わせません~

 

議論のきっかけは、市が昨年7月に公表した「都市ブランド・イメージ調査」の結果でした。

東京や横浜、名古屋、京都、大阪など主要8都市に住む20~64歳にインターネットを通じて質問を行ったところ、「最も魅力的に感じる都市」で名古屋は最下位だったのです。

その上、名古屋以外の都市では、自分の住む街が最も魅力的と答えたにも関わらず、名古屋在住者の1位京都・2位東京そしてやっと3位に名古屋が入るという結果に終わりました。

この調査結果に驚いたわかもの達が、この難問に立ち向かい、魅力的な街「名古屋」を知ってもらうためのアイディアを出そうではないかと集ったのです。

私たち大人は、パネルディスカッションを通じて、アイディア出しのための「種」をまき散らすのが役目でした。

 

今、わかものの無気力・無関心、コミュニケーション障がいなどが問題となりますが、会場の熱気ムンムン。

熱く語る高校生の姿もございました。

彼らが今の思いを持ち続けてくれる限り、名古屋には明るい光が差し込むことでしょう。

このムーブメントが全国に拡散していけば、少子化も怖くない!

素敵な日本の未来が見えた気がいたしました。

http://nagoya-wakamonokaigi.com/

 

 

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参議院予算委員会 公聴会

参議院の少数会派にとって、国会開会中一番忙しいのがこの3月です。
私は日ごろは厚生労働委員会、復興特別委員会、調査会に所属しております。
2月終わりに衆議院の予算委員会が終了し、その後来年度予算の審議が参議院側に回ってくると、どの委員会も一気に店開きとなります。
3月はいつもの3つの委員会に加え、予算委員会での質疑の準備も重なり、質問に追われる毎日となってしまうのです。

3月9日、予算委員会にて経済・財政・社会保障分野の公聴会、厚生労働委員会の大臣所信に対する質疑と2つの委員会で質問させていただきました。

予算委員会では、我々の質疑や賛否の参考にさせていただくために、有識者の方に直接ご意見を伺うことができます。
今回は3人の公聴人に対し、今後の日本のあるべき姿・人工知能などスマート社会がもたらす物・都市部と地域の格差の現状などについて伺わせていただきました。

その後の厚生労働委員会では、今年初めに大ニュースとなったC型肝炎治療薬「ハーボニー」の偽造品が患者様の手に渡った事件を取り上げました。
今、最新の治療薬は高額になるのもの少なくなく、海外では偽造品が出回り健康被害も出ていることから、国際的にも大きな問題となっておりました。
昨年の伊勢志摩サミットでも取り上げられ、各国に注意喚起がなされたところでした。

今回の事件を調べていくと、日本の薬剤流通ルートに大きな穴があいていることが分かりました。
薬剤のほとんどが正規ルートで安全に流通するのに対し、一部現金問屋と呼ばれる卸売販売店が相手の身分を確認することなく薬剤を安価で購入し、それを他の現金問屋に販売していたことが、今回の事件を生んでしまった原因だとわかりました。
販売する方も悪いのですが、卸売販売店の購入にあたってのルール(販売者の確認等)も甘く、薬剤管理に当たらねばならぬ管理薬剤師の登録にあたっては違反事例も多く見つかっていることも、その原因の一端となっているのではないでしょうか。
その業界のほとんどが真面目に当たり前に流通していただいているにも関わらず、誰か一人がそのルールを破ってしまうことで、流通ルートの最終消費者である「患者様」に対し、多大な被害が生じてしまうことはあってはならぬことです。

病院で処方箋をもらい、薬局で薬を購入する。
そのことに信頼を置けなくなると医療そのものが成り立たなくなってしまいます。
製薬会社も偽造品が一目でわかる工夫を加えていますが、今後、薬剤が高額になれば高額になるほど、偽造品が出回る危険性も高くなります。
この事件を詳しく分析し、制度改正も含め厚労省でしっかりと検討していただけることを大臣にはお約束いただきました。

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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