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2017-03-08

「聴覚障がい者と県民の集い」

3月3日は「耳の日」です。

「耳の日」は、日本耳鼻咽喉科学会の提案により、昭和31年に制定されたものです。
和の数字の読み方で一(ヒ)、二(フ)、三(ミ)と読むことから、その音になぞらえ、3と3が重なる日がみみ(耳)の日となったようです。
実は、3月3日は、電話の発明者であり、ろう教育者であったグラハム・ベルの誕生日でもございます。
最近では、3月3日やその週の週末に、難聴と言語障害をもつ皆さまの悩みを解決し、社会への理解を促す様々な行事が各地で開催されております。

愛知県では、毎年、市町が持ち回りで「聴覚障がい者と県民の集い」を開催しております。
毎年、私も大会参加を楽しみにいたしております。
今年は碧南市で開催され、会場には溢れんばかりの皆さまがいらしてくださいました。
私も毎年手話でご挨拶させていただくのですが、そこで一番勉強になるのが手話通訳の皆さまの訳なのです。
いつも最前列に座っている私の目の前で、来賓や主催者の挨拶に対し、手話を付けてくださいますので、「この表現はこのように訳すのだな・・・」と密かにその技術を盗んでおります。
今年の私の挨拶は最後に載せておきます。
会場にいらしてくださった皆様、もし、手話表現が間違っていたらごめんなさい。

ところで、皆さま、耳の日があれば鼻の日もあると思いませんか?
それはいつなのでしょう?
ハ・ナ=8・7=8月7日
そうです、8月7日が鼻の日です!
8月7日も、もっと身近になってくれたら・・・
元耳鼻科医としてはそう願ってやみません。

碧南市、聴覚障害者と県民のつどい大会開催、おめでとうございます。
参議院議員の薬師寺みちよです。
私は、毎年この大会を楽しみにいたしております。
私が今、力をいれている政策は、2つあります。
1つ目はデフリンピックの日本での開催と、2つ目は社会的な情報の聴者と聴覚障がいを持った皆さまの格差を解消することです。
今年は7月にトルコで夏季デフリンピックが開催されます。
関係者がトルコに行ったので話を聞いてみると、開催地はデフリンピックで盛り上がっているそうです。
もし、日本でデフリンピックを開催することに成功したら、聴覚障がいへの理解がさらに前進することでしょう。
今、政府は障害を持った皆さまの生活を向上させるために様々な施策を打ち出しております。
それは、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催されるからなのです。
残念なことが一つあります。それは、パラリンピックに聴覚障がい選手が出場できないことです。
そのため、聴覚障がい者への対応遅れてしまうのではないかと心配の声が寄せられています。
そして、詳しく調べていくと、情報保障についての問題も大きいことがわかってまいりました。
例えば、役所の障がいを担当する部署でも相談窓口が電話のみという所も多いのです。
見ただけでは、聴者かろう者か判断できない聴覚障がいへの理解が不足しています。
これからも、皆さまに教えて頂きながら計画を一つ一つ実現させていきたいと思います。
本日は、お招きいただき、ありがとうございました。

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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