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2016-11

障がい者サッカーを応援する国会議員連盟

1月28日、「障がい者サッカーを応援する国会議員連盟」設立総会!

 

いよいよ待ちに待った日がやってまいりました。

本日、日本障がい者サッカー連盟(JIFF)を応援するための国会議員連盟が誕生いたしました。

今日は、会長 北澤 豪さんはじめ、切断障がい、脳性麻痺、精神障がい、知的障がい、電動車椅子、視覚障がい、聴覚障がいの7つの団体の代表も衆議院第2会館へ足を運んでいただき、ご挨拶いただきました。

 

先日から、脳性麻痺、知的障がい、聴覚障がいのサッカーに参加させていただき、私なりに学ばせていただいたことを、どうやって施策に落とし込んでいくべきかと悩んでおりました。

そんな暗中模索の私にも一筋の光が見えてまいりました。

 

同僚議員からも、サッカーと同様に他のスポーツも、障がいを超え、お互いに手を組む体制を整備していきたいという意見もいただきました。

我々の目指すところは、単なるスポーツ振興ではありません。

スポーツを通し、障がいが抱える問題を解決し、差別偏見を理解に変え、真の共生社会を実現すること!

 

障がい者サッカーを応援する国会議員連盟の一員として、私の活動もさらにパワーアップさせてまいります。

ボール一つでつながる世界、言葉が通じなくても一つになれる、そして何よりボールを通して一人の人間としてお互い尊重しあえる、そんなサッカーの魅力を私も伝えてまいりたいと思います。

 

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スペシャルオリンピックス日本・熊本地区大会

11月27日、今朝は朝早く羽田を発ち、熊本県水俣市で行われたスペシャルオリンピックス日本・熊本地区大会に参加いたしました。

スペシャルオリンピックス地区大会は、知的障がいをお持ちのアスリートの皆さまが、日ごろのトレーニングの成果を発表する場です。

 

ここ熊本は、スペシャルオリンピックス日本発祥の地。

実は、本年4月に発生した熊本地震のため、当初予定していた会場が使用できなくなり、荒尾・水俣・長洲・阿蘇の4地域に分かれての開催となり運営も困難を強いられておりました。

そして今日、水俣で最後の競技、陸上とサッカーが開催される予定だったのですが・・・

残念ながら、午前からの大雨で、陸上は中止。

しかし、サッカーは、雨にも負けない元気なアスリート達が、レインコートも脱ぎ捨て、福岡のアスリートも交え、元気いっぱいに試合が行われました。

 

今回の大会のコンセプトは「アスリートの笑顔で熊本を元気に!」

少しでも彼らを元気づけたいと馳せ参じた私でしたが、彼らのピュアな笑顔に勇気をもらい、心から笑える素晴らしさに気づかされました。

 

今日は、山口・九州ろう者サッカー協会会長の盛田さんも会場に駆けつけてくださり、試合を一緒に見学し、閉会式ではメダルのプレゼンターも務めてくださいました。

これから益々、障がいを超えた交流が生まれそうです。

 

熊本サッカー協会、水俣サッカー協会、協賛企業の皆さま、本当にありがとうございました。

スペシャルオリンピックス日本・熊本の皆さま、お世話になりました。

「つながるって素敵だな」と感じた一日でした。

 

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学会シーズン

秋は学会シーズンです。

11月25・26日、私も講演が続きました。

 

25日は毎年恒例となった日本臨床外科学会政党討論会です。

登壇者は医系議員。

自民古川先生、民進足立先生、公明秋野先生、共産小池先生。

毎年、医師として議員として、難題を解決せよと宿題をいただくのですが、今年のお題も難しい。

「医師の地域偏在、診療科偏在の解決法」

「迷走した専門医制度」

 

「医師の地域偏在、診療科偏在」、これには根深い問題が存在します。

臨床研修を必修としたことが間違っていたのではないか。

医師数は足りているのに、偏在しているがために医師不足となっているではないか。

国として対策を打たねばならないではないか。

しかし、臨床研修が終了した医師に対し、政府が強制力をもち診療科や勤務地を割り当てることが解決策ではないはずです。

この難題は誰にも解けません。

これも継続審議(?)となりました。

 

また、26日午前、名古屋の藤田保健衛生大学で開催された日本NP学会第2回学術集会で招請講演をさせていただきました。

「NPって何だろう?」と思われる方も多いことでしょう。

NP=Nurse Practitioner (ナースプラクティショナー)は、「診療看護師」などと訳されていますが、日本にはまだ確立されていない「医師と看護師の中間職種」なのです。

高度な教育と診断能力を培った看護師であり、健康促進と治療を様々な人々に提供し、アメリカで1960年代に生まれ、近年では、オーストラリア、イギリス、カナダなどの国々がNP制度を取り入れています。

日本でもNPコース大学院を持った7校が中心となり、協議会を形成し、日々切磋琢磨しながら素晴らしい人材を医療現場へと送り込んでくださっています。

 

そもそも私が議員になったきっかけも正にこのNP制度導入に向けた取り組みからでした。

診療看護師という中間職種が出来ることで、市民の皆さまに寄りそった医療が提供できるため、応援させていただいているのです。

医師は医師でしかやれない分野に特化し、より高度な技術を患者に提供する。

NPは患者に寄りそいながら、医師でなくても良い医療行為を患者に提供する。

海外でも、健診や検診、予防接種、風邪などの簡易な疾患の治療、手術などでは単なる切り貼りはNPの役割となっている所も多いのです。

新たな制度確立は困難ですが、現場で卒業生が力を発揮し、その実力が認められれば、新たな道が見えてくることでしょう。

私がこの問題に取り組み始めた約9年まえには信じられない程多くの診療看護師や学生が学会に参加してくれました。

若い力がこの制度を、日本の医療を変えてくれるのではないか、そんな期待を胸に講演させていただきました。

 

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参議院本会議

11月25日、参議院本会議で、特別養子縁組民間あっせん団体を都道府県知事認定とし、養親からあっせん手数料として多大な報酬を受け取らぬようにする議員立法が全会一致で可決されました!
後は、衆議院に送るだけです。

年金法案が衆議院で揉め強行採決に至りました。
参議院はその様な場合でも冷静に法案を待っている時間を有効に使用いたします。
衆議院から法案が送られてくる間を利用して、議員立法(議員が提出した法律案)を成立させるという裏技がございます。

「特別養子縁組」については以前から劣悪な民間あっせん団体の存在が問題となっていました。
先日のNHKの番組を見ていただいた方もいらっしゃるかと思いますが、ネットで養子縁組のマッチングを行い、駅前などで赤ちゃんの受け渡しをして終わり、養親には法外な報酬を要求する、そんな業者も出てきたのです。

一方で、ほとんどの民間団体は、寝食忘れて実親さん(妊婦さん)の悩みに寄りそい、養親さん(育ての親)の研修を行うなど、費用面においても団体さんの善意に頼っていたのが現状です。
ややもすれば、人身売買を行っている得体のしれない団体と煙たがられ誤解される面もあったのです。
今回、認定制度とすることで、この様な善意で行ってくださている団体も動きが取りやすくなることを期待しております。

先日もご報告した通り、すでに厚労委員会で質疑をし、この立法の必要性は確認できていました。
委員会では発議者の一人として、いつもは政府側が座る席に座りその責任を果たさせていただきました。

良識の府参議院にふさわしい仕事を一つ一つこなしていきたい。
しかし、強行採決で荷崩れしたまま参議院に送られてくる「年金法案」。
他の委員と共に、熟慮の府として議論を深める努力をしてまいりたいと思います。

 

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手話deフットサル体験会

11月23日、今日は午後から筑波技術大学にて開催された「手話deフットサル体験会」に参加してまいりました。

 

筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学なのです。

障害を持った方への教育研究のノウハウを知ってもらおうと、積極的に公開講座やイベントを開催してくださっています。

今回のイベント「第9回三大学連携・障がい者のためのスポーツイベント‐障がいのある人、スポーツ・遊びに参加しよう‐」も、ボルタリング、卓球バレー、スナッグゴルフなどが体験できました。

 

プロゴルファーの東尾理子さんから直接スナッグゴルフを教えていただけるという贅沢な企画も。

手話deフットサル体験会には、男女も混合、年齢も3歳~50代まで、障害がありなしとバラエティー豊かなメンバー17名が参加いたしました。

コーチはデフサッカー日本代表の植松 隼人コーチ、助手は日本代表選手2名 + 技術大学学生で代表候補選手4名と、これまた贅沢なご指導をいただきました。

 

「手話deフットサル」という名の通り、色や数字を手話で表現し、フットサルを楽しむと同時に手話も身につくという一石二鳥の時間でした。

子ども達の柔軟性は素晴らしく、あっという間に手話を読み取り、手話での指示に従える様になっていました。

また、子ども達の配慮の優しいこと。

試合中、ちびちゃんや配慮が必要な子供たちに対し、優しくボールを蹴ったり、強引にボールを取りにいかないなど、誰が言うまでもなく自然とそんなルールが出来上がっていました。

 

我々大人は、言葉で教えれば子ども達が理解してくれただろうと思い込みがちです。

しかし、その様な机上の空論では身につかないことを、一つのボールを追いながら皆でゴールを目指す間に、自然と出来るようになっている。

スポーツの持つ力は計り知れません。

 

今日の1時間半はあっという間でした。

素晴らしい出会いをいただいた筑波技術大学の中島先生はじめ、運営してくださった学生さん、ボランティアの方々には心から感謝申し上げます。

これからも、がんばって皆さまを応援させていただきます!

 

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厚労委員会、TPP特別委員会

11月22日、本日は午前中が厚労委員会、午後がTPP特別委員会2本立て。
朝からバタバタと落ち着かない一日でした。

午前、私の今日の質疑の中心は、がん患者さんが血のつながった親になれる、そして不可能である場合には社会的につながりのある親になれるための支援策です。
小児がんやAYA世代(Adolescent and Young Adult(思春期と若年成人))と言われる15才~29才のがん患者さんは、医療の発展もあり長期生存が可能となりました。
苦しい治療を乗り越え命が繋げても、治療過程の中で薬の副作用など影響により、妊孕性(妊娠する力)が奪われてしまうことも少なくありません。

子どもが欲しいと願い、養子縁組を申し出ても、がんであった既往があるだけで、「健康ではない」と判断されるケースが多いのだそうです。
また、治療費等のためにも共働きとならざるを得ず、それも安定的な家庭保育という面で認めていただけないことも。
社会的な親になる機会さえ与えられないのかとがん患者さんから嘆きの声が聞こえてまいりました。

今では、治療前に卵子や卵巣組織を凍結して保存しておく等の妊孕性を残し、治療を行う方法もあるのですが、まだまだ科学的根拠が少ないと助成も行われていないため、患者さんやご家族が多額な負担を強いられている現状です。

大臣からは、健康についても個々の事例で判断してもらえるように、がんにり患していたという理由だけで排除されないように、これから出す予定の通知などを通して伝えていきたいと答弁いただきました。
しかし、助成については、まだまだ壁が厚いものがございましたが、今後とも諦めずに働きかけてまいりたいと思います。

午後のTPP委員会は農業基盤強化策について農水大臣と、そして、TPP協定批准することで皆保険制度の崩壊や健康保険の適応の縮小、薬価の高騰などは起こらないことを、厚労大臣に一つ一つ確認させていただきました。
TPP協定は難しく、それを分かりやすく説明していただけないことで国民に誤解が生じている部分もございます。
厚労大臣には、TPP批准=医療崩壊=脅威だと不安を感じている方々へも言葉を尽くし、誤解が生じない様に事あるごとに説明していただきたいとお願いをいたしました。

TPPも先行き不安ですが、TPPが頓挫した場合にも、将来的にまた別の多国間の貿易協定を結ぶことになるでしょう。
そのためにも、国民が何を不安に思い、そして政府は何を説明しなければならないのか、ここで議論させていただくのは重要なことだと思います。
TPP委員会が消化試合の様に活気がなくなっていることが心配です。
もっと、活発な議論を展開し、参議院ならではの審議を尽くすべきだと思います。

 

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第14回全日本ろう者サッカー選手権大会・第6回全日本ろう者女子サッカー選手権大会

11月20日、大阪府堺市のJグリーン堺で開催された「第14回全日本ろう者サッカー選手権大会・第6回全日本ろう者女子サッカー選手権大会」を拝見させていただきました。

障がい者サッカー議員連盟設立間近。

私もまだまだ拙い手話を使って、選手や関係者の皆さまとコミュニケーションを取らせていただきました。

 

今日初めてデフサッカーの審判を行った方は、「選手へ笛の音が届かないし、試合運びをコントロールすることも難しかった。苦労しました・・・」と。

サポートしていただける皆さまへも、デフスポーツへの理解を進める必要性を感じました。

 

しかし、選手の動きは全くそんなことを感じさせません。

今回の大会は、来年トルコで開催されるデフリンピックへ派遣する選手を選考する場でもあり、白熱した試合が展開されました。

今日の試合の最優秀選手は、男女とも東日本選抜の11番、岡田選手・阿部選手。

これからも若い彼らの成長が楽しみです。

さらにパワーアップを図り、世界へと飛び立っていただける様に、我々が何ができるのか、これから選手やサポーターの皆さまに教えていただかねばなりません。

 

また、今日の試合で得られた成果は一つではありません。

試合に参加していた沢山のFB友達と出会い、直接お話しすることができました。

私にとって大切な宝の様な方々です。

直接、知恵をいただいておりますし、デフスポーツのネットワークを構築する上においてもキーパーソンとなってくださいます。

今回も、各地で様々な取り組みが行われていることや悩みなどを共有することができました。

 

この様に各地の大会に参加させていただくと、障がい者スポーツに共通した悩みや壁が見えてまいります。

一日も早く支援できる体制を創れるように、今後も様々な方々へ働き掛けてまいりたいと思います。

 

関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

 

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赤ちゃん縁組~家族のかたちを考える~

11月19日、今日は「赤ちゃん縁組~家族のかたちを考える~」に参加いたしました。
皆さま、特別養子縁組をご存知でしょうか?
特別養子縁組とは、様々な事情で育てられないお子さんを「家庭」で戸籍上養親の子となり、養育を受けられるようにする制度です。
その中でも「愛知方式」と呼ばれているのは、妊娠中から実母のケアを行う方法です。
思わぬ妊娠に悩む女性が生まれてくる赤ちゃんを育てられないと判断した際に、児童相談所や民間あっせん団体に連絡が入り、妊娠中からの実母の相談に乗り出産前から実母のケアを行います。
また一方で養親を選定し、養子縁組を行う準備を進めるというものです。

乳幼児は家庭で愛情を持って育てられるべきという考えをもとに、児童福祉司の矢満田先生が取り組み始めた取り組みですが、施設養護が根付いている日本においては、まだまだ浸透しているとは言い難い状況です。

講座には、特別養子縁組で親子となった方々が参加され、「実は・・」というお話しを披露してくださいました。
涙なしには聞けない、心に沁み入る一つ一つの言葉がとても重たいものでした。
家族とは何なのでしょうか?
「 血は水よりも濃し」と言うけれど、血よりも濃く強固なものに触れた気がいたしました。

そして、何よりも信念を持ち、赤ちゃん養子縁組を進めてくださっている児童相談所や民間団体の皆さまの活動にはただただ感謝の心でいっぱいです。
『子どもが主人公(チルドレン・ファースト)』が、単なる言葉だけではなく、真に社会に受け入れられることを望み、これからも議論させていただこうと決意を新たにいたしました。

 

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厚労委員会

11月17日、厚労委員会。
厚労省に対し、障がい者への配慮が欠けていることを問い質し、少々ですが、情報保障を前進させることができました!

今月11日に開催された社会保障審議会の障害者部会において、車椅子にて出席予定であった委員が会場に入れず出席を断念したという報道がございました。
共生社会を先導すべき厚労省であってはならぬことです。

前回の委員会においても、障がい者が「がん」に罹患した際に抱える問題について、厚労省では議論したことがないとわかりました。
そこで、先日「がんば聾」の皆さまから伺った話を、同僚委員とも共有しようと披露いたしました。
点滴で手話が使えず言語を失ってしまう苦しみ、医療者のマスクで表情が読み取れなくなってしまう不安、3分診療なのに手話通訳を挟んでの会話は時間がかかり十分な情報交換ができないこと。
「電話ができないなら抗がん剤治療ができません」と治療を断られた聴覚障害をお持ちの患者さん。
同僚委員だけではなく、大臣や政務も真剣に聞き入ってくださいました。

医学教育や看護教育等、医療関係者の育成課程においても、障がい者に接する機会を頻繁に作り、障がい者が不安を抱えず医療を受けられる心遣いについて学びを充実させると、文科政務官からもご答弁いただきました。

しかし、これだけではありません。
厚生労働省では、障がい者への配慮に欠ける施策がしばしば見受けられるのです。
例えば、ねんきんダイヤル、過重労働解消相談ダイヤル、自殺対策の相談窓口などの情報は、電話番号のみが記載されています。
中途聴覚障害の方から指摘され、私もハッといたしました。
「ダイヤルだけでは、電話できない聴覚障がい者は相談するなということじゃないか。」
今後は、聴覚障がいの方々を含め、皆が利用できるように、FAX・メールの相談窓口も併記する旨、大臣からお約束いただけました。

また、内閣府の障害者政策委員会では、正式な議事録が確定するまでの間、字幕・手話を用いた動画を内閣府のウェブサイトで公表しています。
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/seisaku_iinkai/
しかし、その取り組みは、他の省庁の審議会には広がっておりませんでした。
今回の事件を受け、この事件の発端となった厚労省の「社会保障審議会の障害者部会」でも、動画による音声・字幕に手話通訳をつけての情報保障を行っていただける事も、大臣がお約束くださいました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html…
次回からここで見られるはずです。

皆さまから頂いたご意見や要望が、厚労省の理解で少しずつですが前進できたこと、私も嬉しくてたまりません。
全てが解決できる訳ではございませんが、障害によって起こってくる具体的な課題を、これからも議論させて頂きたいと思います。
ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
今日はホッといたしました。

 

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厚労委員会

11月15日、本日の厚労委員会は年金法案の2日目。
今日は障害年金について審議いたしました。

年金とは、年をとった際にもらえる「老齢年金」だけだと思っていませんか?
年金制度には、現役世代にも関わらず、障害になった時に役に立つ「障害年金」という制度もあるのです。
しかし、厚労省の調査の結果、一般では障害年金の制度を4割以上の方が知らないという結果が出ているのです。

身体障がい者手帳をお持ちの方には広報しているとの答弁をいただきましたが、実際、身体障がい者手帳を持っているが障害年金を受給していない方のサンプル調査では、
○障害年金の制度を知らなかった (19%)
○障害年金に該当しないと思った (13%)
○手続き方法がわからなかった ( 5%)
との結果がでています。
このうち、「障害年金の制度を知らなかった」、「手続方法がわからなかった」などと回答した 102 人に戸別訪問などにより年金請求の勧奨を行った結果、27 人が障害年金を受給することになったのです。
障害年金を受給できる可能性がある障がい者手帳をお持ちの方でさえこの制度を知らなかったり、制度が複雑で制度を理解できていないことが大きな問題であることを大臣とも共有できました。

しかし、またその広報が悪い。
日本年金機構のウェブサイトを見て下さい。
http://www.nenkin.go.jp/index.html
ここには、字幕付手話通訳付きの「障害年金を説明した動画」が見つかるはずなのですが、皆さまは分かりますか?

回答は・・・
右下の「年金のはなし」という所をクリックしてください。
障害年金ガイドという動画を見る事ができます。
これでは探せないですよね。(それとも私だけでしょうか?)
日本年金機構のHPを障がいを持った皆さまにもわかりやすく作り変えていただけると、大臣がお約束いただけました。

さらに、障害年金制度と障害者手帳の制度は別物です。
障がい者手帳の対象外でも(例えばがん等の疾患でも)障害年金を受給できる可能性があるのです。
しかし、ここでもやはり制度が周知徹底されていないために、申請が行われていない方も多い事が予想されます。
今後、医療者へも障害年金制度の研修などを徹底していただき、対象者への広報に一役買ってもらえるようにお願いしました。

備えあれば患いなし。
現役世代の年金とも呼ばれる「障害年金制度」。
もしもの時に備えるためにも、しっかりと保険料を納めておく必要があります。
年金保険料未納者を減らし、将来の無年金者を作らぬためにも、もっと年金制度のメリットを知ってもらう努力が必要だと訴え本日の質疑を終えました。

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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