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2015-11

日本臨床外科学会

11月27日は、福岡で開催されている日本臨床外科学会に参加致しております。

毎年恒例の総合特別企画「政党討論会」でディスカッションさせていただきました。

 

今日の論点は2つ。

医療と消費税、外科医の地域偏在

 

現在、保険診療は非課税。

そのため患者様は窓口で消費税を負担しておりません。

しかし、医薬品や医療材料の仕入れ、給食や清掃の委託料などには消費税がかかっています。

このままだと仕入れ等にかかった消費税分は自腹を切ることになってしまいます。

きっと何かの形で補填されているのでしょう?

そう考えられ勝ちですが、現実は甘くありません。

消費税分の一部は診療報酬に上乗せする形で補填されていますが、多くの病院では、自腹を切り対応しています。

その結果、設備投資をしようとしても控えてしまったり、経営を圧迫している現状があるのです。

 

私の主張は0税率

医療を非課税から課税化しますが、0税率のため患者負担はありません。

消費税の差額は還付され、病院も持ち出しは無くなります。

しかし、「医療に課税するのか!」という厳しいご意見もあり、すんなりと主張が受け入れられる事はありません。

 

各党の意見を聞き、互いにその距離を確認しあいました。

医師の偏在も特効薬はありません。

今後も政党の垣根を越えてさらに議論を尽くして参ります!

 

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「発信力を磨いて社会を変える ~現場から・当事者から、その物語~」

~私は「もう誰も医療で傷ついて欲しくない」という思いで活動を続けてまいりました~

この言葉は、国際医療福祉大学大学院の乃木坂スクールで行われた「発信力を磨いて社会を変える ~現場から・当事者から、その物語~」という講座で、幼い息子さんを医療事故で亡くされた「NPO法人 架け橋」理事長 豊田郁子さんが語られた言葉です。

私の友人でもある豊田さんの講演ということで、昨年の通常国会の厚生労働委員会で質疑させてもらった「医療事故調査制度」についての次なる課題を勉強しようと、聴講させていただきました。

今回の演題は、
「愛児を突然失った医療事故遺族から、病院の医療安全担当者へ。さらに、患者と医療者をつなぐNPOの理事長に。10月発足の医療版事故調の成立過程にかかわって知った官僚と政治家の素顔。」
この演題だけでも、医療事故調査制度が成立するまでにどれ程の紆余曲折があったのか、そしてご遺族がどれ程傷つけられてきたのかご理解いただけるかと思います。

彼女に出会ったのは、遺族の視点から病院内で医療安全を担い始めたころ。
その頃の豊田さんは、自らの力の無さを責め、前進したいが歩むべき方向もわからず、どこへ行っても自信喪失、泣き暮らしていました。
しかし、昨年の参議院厚生労働委員会での参考人質疑の際の豊田さん、そして今回の講演の豊田さん、昔の泣き虫だった頃の面影は微塵もありません。

医療事故の救済というと、被害者に目を向けなければならないという考えだけが強調されますが、豊田さんは医療従事者の深い傷もケアしなければならないと語ります。
そのため、「NPO法人架け橋」では、医療者と患者・家族間の信頼関係の構築を目的とし、コミュニケーション・対話を促進するために、医療者への支援と啓発を提供しています。
「医療者と患者・家族の「架け橋」になる」
それが豊田さんが悲しみもがき苦しんだ中で行きついた答えでした。

しかし、可愛らしい彼女は、いつも一人ではありませんでした。
都立広尾病院の点滴ミス事件で奥様を亡くされ、豊田さんと共に戦い、自らも精力的に医療事故調査制度の成立に関われた「患者の視点で医療安全を考える連絡協議会」会長の永井裕之さん。
そして、本講座のプロデューサーの大熊 由紀子 教授。
豊田さんの強さや自信は、素晴らしい仲間と共に育まれたものです。

最後のスライドで、豊田さんが本会議・厚労委員会で行った私の質疑内容を示し、感謝の気持ちを伝えてくださるというサプライズが。
予想もしなかった出来事に、胸がいっぱい、目頭が熱くなりました。
議員冥利に尽きる、私は私のやり方で今後も戦い続けていこう。

やっとの思いで生み出した「医療事故調査制度」です。
残念ながら、ご遺族も医療者も満足いくものではありませんが、0から1へと大きく動き始めました。
今後もさらに現場の皆さまのお声を頂戴しながら、よりよいものへと作り変えていく努力を続けてまいります!

私も素晴らしい友人に囲まれ、本当に幸せ者ですね。

 

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アイランダ-2015

会合の合間に、池袋サンシャインに来ています。

昨日から開催されているアイランダ-2015に愛知の離島3島もブースを出しているという情報で、楽しみに致しておりました。

 

名探偵コナンにも出てきたアートの佐久島、12月にはコスプレ大会も開催されるとのこと、後日詳細はお知らせします。

 

日間賀島はタコとフグが最高に美味しい島です。

タコの丸焼きならぬ丸茹でって見たことありますか?

 

篠島の鯛は甘味が違う!

しらすの水揚げ高は全国でも3本の指に入ります。

 

あいちの離島、アジト化計画進行中です。

ぜひ、皆様もいらして下さいね。

 

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「格差の中の女性たち~井戸端会議からの出発~」

11月21日はウィルあいちフェスタへお邪魔致しました。

男女共同参画の実現のため日々御尽力いただいている様々な団体がブースを出したりレクチャーを行ったりと、男女共同参画祭り花盛りでした。

 

まずは地域開発みちの会の呼び掛けで「格差の中の女性たち~井戸端会議からの出発~」のグループトークに参加致しました。

井戸端会議と言うだけあって話題には事欠きません。

話し出したら皆止まらない!

素晴らしい活動や発想が施策に活かされていない勿体無さと、声を吸い上げられない仕組みを再確認致しました。

 

大切なのは誰の手柄かではなく住民の皆様がどれだけ暮らしやすくなったのかです。

意識が高い議員同士が党派を越えてネットワークで問題解決ができると政治も変わるのに…

 

そんな事を考えながら女子トークを楽しんでおりました。

 

帰り道で見つけた子宮の病気について語りましょうという「たんぽぽ」のブースにもお邪魔してお話させていただきました。

歴史は古いのですが、名古屋ではまだまだ知られていない活動です。

語りの場こそ、女性にとって大切な情報源です。

 

1階にある「フェアトレードショップ風”s」の土井ゆきこさんにもごあいさつさせていただきパワー充電。

これから様々な皆様とつながって勉強を続けて参ります!

 

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「第4回織田記念国際シンポジウム ゲノム医療実現に向けた国際動向と我が国の取り組み」

11月20日、午後は「第4回織田記念国際シンポジウム ゲノム医療実現に向けた国際動向と我が国の取り組み」へ勉強にまいりました。

 

ゲノム医療を促進させることにより、疾病の概念が変わります。

治療も個別化され、副作用も少なく効果的に行われる可能性を秘めています。

 

私も 「遺伝医療・遺伝ビジネスを取り巻く諸課題を考える勉強会」の事務局として、今後の舵取りを如何にすべきか、最新情報を仕入れなければなりません。

 

特に重要なのは、政府の動きです。

喜ばしいことに、ようやく政府も重い腰を上げ、ゲノム情報を用いた医療の実現にため、厚労省が中心となり関係省庁が連携して推進する「ゲノム情報を用いた医療等の実用化推進タスクフォース」を設置し、第一回の会合が開催されたところです。

 

このままでは、日本の優秀な研究が海外で商品化されてしまい、頭脳流出が止まらない可能性も出て参ります。

一刻も速く、グローバルスタンダードの制度化を目指さねばなりません。

 

今後とも勉強会として、政府の動きに付かず離れずよい距離感でバックアップしてまいりたいと思います!

 

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国立スポーツ科学センター(JISS)訪問

11月17日は夕方から、国立スポーツ科学センター(JISS)を訪問いたしました。

目的は一つ。

神戸の臨床スポーツ学会でお目にかかった土肥美智子先生に、女性アスリート支援策のアイディアをいただくためです。

 

すでにJISSでは、文科省委託事業として13年より「女性アスリートの育成・支援プロジェクト」を展開しています。

その他、JISS独自の女性スポーツ・サポートの充実強化として、保育サポート・人材育成プログラム・女性アスリート専門電話相談窓口の設置・女性メディカルスタッフネットワークなども実施しています。

 

しかし、残念なことに、恵まれた一部のトップアスリートは恩恵を受けられますが、JISSがモデル的に実施している内容もあり、支援が必要なアスリートすべてをカバーできているわけではありません。

ましてや部活やクラブ通いをしている子供たちまで細やかな支援策はありません。

 

今後、地方の相談窓口の整備や資金援助の問題、妊娠出産にまつわる課題、メンタルトレーニングや栄養指導の必要性、スポーツ医・看護師等の専門家の育成、学校教育との連携など、我々が取り組まねばならぬ課題は山積されていることも明らかとなりました。

 

初めて海外へ帯同医として同行した際、土肥先生が海外のドクターに「何が専門なのか?」と尋ねたそうです。

日本では、スポーツドクターは整形外科医がほとんど。

その他にもベースに内科や婦人科など専門を持ちながら、必要とされた時にスポーツドクターとしてお手伝いしている現状で、スポーツドクター一本で生活している人間はほとんどいません。

土肥先生も放射線専門医というベースがあるため、海外のドクターも同様に何かしらのバックグランドがあるのと考えていたそうです。

 

しかし、海外のドクターから返ってきた言葉は「スポーツドクター」

 

「考えたら当たり前ですよね。帯同医として同行しているのだから、スポーツドクターですよね。一本取られたと思いました。」

そんな話を披露してくださった土肥先生、今は「何科の医師か?」と尋ねられると必ず「スポーツドクターです」と応えるようになったそうです。

それ程日本では馴染みがなく、スポーツドクターに対する評価も高くない現状も良く理解できました。

 

お話しすればするほど、興味深い話題がいっぱいで、ついつい時間が経つのも忘れてあっという間の1時間半でした。

素敵な土肥先生との出会いに、心から感謝いたします。

お忙しい中、お時間を割いていただき、本当にありがとうございました!

 

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「ASK飲酒運転防止インストラクター養成講座公開スクーリング」

11月17日は、「ASK飲酒運転防止インストラクター養成講座公開スクーリング」に参加して参りました。

アルコール健康障害対策基本法成立においても支援をいただいた「ASKアルコール薬物問題全国市民協会」主催ということもあり、教材も充実し内容も厳選されていました。

 

私の腕に貼っているのは、アルコール体質判定パッチ。

私は、ぜんぜん飲めない族!

体質的にアルコールを受け付けない。

飲めば急性アルコール中毒の危険性が高く、大量に飲めないために依存症に罹患する率は低いと判定されました。

 

「アルコール1単位カード」も使えるグッズです。

アルコール1単位の分解にかかる時間は男性4時間、女性5時間。

飲んだ単位に時間を×と、分解までにかかる時間がわかります。

その間は運転はダメだという事が、分かりやすく説明出来ます。

 

健康日本21では、

節度ある適度な飲酒は1単位

生活習慣病のリスクを高める飲酒は2単位

多量飲酒は3単位

毎日の晩酌の目安にもなります。

 

今日はお試し参加でしたが、もっと知りたいと思わせる内容に、知的好奇心のアンテナが反応しました。

 

このように、分かりやすい形で啓発活動が行える支援や、商品への単位表示のあり方など、今後も所管省庁へ働きかけを続けたいと思います

 

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「大村知事と語る会」

本日は、「大村知事と語る会」を傍聴してまいりました。

今回のテーマは「女性の雇用促進-働く女性が輝くあいち-」

 

実は、愛知県は「女性」に対し、大きな課題を抱えています。

 

愛知県は言わずと知れた「ものづくり」の集積地です。

しかし、製造業中心の産業構造では女性の活躍の場が不足し、女性人材が県外に流出してしまいます。

その結果、20~34歳を中心に男女の人口バランスが大きく崩れ、男性100人に対する同年代の女性数は全国で最も低く、若年男女のミスマッチが深刻化しているのです。

 

以前より、M字カーブが全国平均より深いこともあり、女性労働者の定着率が相対的に低く、管理職登用で遅れていることも指摘されてきました。

しかし、そろそろ本気で取り組まねば、都市の活力や企業の人材確保・育成の面においても大きな影響は免れない状況にきています。

その中で、本日の意見交換会は「次の一手」を生み出すことが出来るのか、私なりに注目しておりました。

 

会では、女性雇用における経営者サイドの意識改革の必要性や反省、ITを使用した自宅勤務の活用、学校現場からは一貫したキャリア教育の必要性、さらに社会的全体の意識変化の必要性などが語られました。

様々なアイディアはございますが、一朝一夕に変化するものでもございません。

 

今、必要なことは、普通に子育てしながらパート・派遣で働いている女性や専業主婦、就職活動中の女学生の声を丁寧に拾い上げることだと思います。

成功事例として企業のトップレディーや女性経営者、有名人に話を聞くだけでは、問題解決には至りません。

まして、アンケート結果という冷たい数字に解決策は見出せません。

 

そのための仕組み造りを次期国会では提案してみようと密かに企んでいる私です。

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「あいちの農林水産フェア」

名古屋栄の丸栄で、「あいちの農林水産フェア」が開催されています。

女性議員勉強会の仲間であり、守山区で野田農場を経営している野田ルミさんもブースを出しているというので、覗いて参りました。

 

えっ、こんな野菜も愛知で生産されてるの?

名古屋市内で農業できるの?

話には聞いてたけど、美味しいね♪

 

会場は平日にもかかわらず、人の波。

其処ら中に美味しい笑顔が溢れています。

 

私も県内隈無く回っていますが、知らなかった特産品も多く、勉強不足を痛感致しました。

 

世の中に知られていない野菜や特産品を今後いかにして世に出し、日本の農業の発展に繋げていくのか。

その市場をどの様に世界へと拡げていけるのか。

農業の後継者育成をどの様に支援していくのか。

会場を回りながら、攻めの農業とはどうあるべきなのか、思考回路も全開です。

 

若い生産者さんとの会話からは、TPPで心配されている農業への影響をはね除ける位の勢いと、将来への展望、そして日本の農業にかける夢を感じました。

 

まだまだ日本の農業はこれからが勝負!

皆様も地元の農業を応援して下さいね。

 

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「マタニティーハラスメント(マタハラ)」調査結果

やっとマタハラの調査結果が出ました!

 

昨年10月、有期雇用法案の審議において、厚労省はこれまでマタハラの調査を行ってこなかったことを認め、大臣より調査を行い策を打つと答弁をいただきました。

あれから1年、厚労省で結果が取りまとめられ、昨日より報道がなされております。

また一つ、チーム薬師寺、努力した成果が上がりました。

 

実態がわからねば対策も打てません。

これでようやく有効策検討のスタートラインに立つことができました。

現在、企業にマタハラ対策を義務付けることも審議会で検討が進み、法改正も視野に厚労省も歩み初めています。

 

委員会の質疑は注目されることはありませんが、私は私なりに毎回良い質問を行う努力を続けています。

野党1議員の問題提起でしたが、役所も大臣も真摯に取り組んでいただけました。

無所属の1議員、これからも、同僚議員に支えられながら、一つ一つ真面目に議論を続けてまいります。

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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