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2015-09-24

平和安全法制 採決

 

あの混乱の後、どの様な一言から皆さまへご報告しようかと悩んでおりました。

 

平和安全特別委員会の乱闘騒ぎに議事録もない採決。

本会議において、議事進行を遅らせる、いわゆる「フィリバスター」の名を借りた個人への誹謗中傷とパフォーマンス。

汚い野次の応酬に、叫び声。

 

言論の府であるべき国会、そして良識の府であるべき参議院の、あらざるべき姿、恥ずべき姿を皆様へ曝してしまったことに対し、まずはお詫びせねばなりません。

 

安保法案に対し、賛成の方も反対の方も、あの様子を見て、これが国権の最高機関の姿だと信じられたでしょうか。

情けない・・・そんな言葉があちこちから聞こえてまいりました。

 

私どもの会派は、これまでも平和安全特別委員会の委員を通して、「慎重審議・継続審議」を願い出ておりましたが、その願いも叶えられず、法案が通過した今、様々な疑問は積み残されたままです。

10本の法改正と1本の新法の中には、必要なものも含まれております。

しかし、法的安定性の問題も解決されず、閣僚の答弁が二転三転する場面も。

存立危機事態など、答弁が二転三転するということは、その部分が、さらに確認が必要な部分だとも言えるのですが、残念ながら質疑は打ち切られ議論も並行線のまま、非常に残念な結果に終わりました。

 

私自身の意志として、賛否を表明する以前に、肉弾戦の混乱の中で行われ、何を採決されたのか全く分からない委員会の採決を正式なものと認めるわけにはまいりません。

 

今回の反省を元に、心ある議員と、言論の府・国民の代表として恥ずかしくない議論を尽くし、少しでも分かりやすく皆さまへお伝えする努力を続けてまいります。

また、このような結果をもたらした国会議員の一人であることを恥じ、「国会議員として何をすべきなのか」と今後も自らに問いかけてまいります。

厳しい目でご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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