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2015-02

医療政策サミット2015

昨日は学びの一日でした。

日本医療政策機構主催の医療政策サミット2015に、日本女性外科医会勉強会とはしごしながら、医療・女性・子育て・介護と様々な分野について学びを深めてまいりました。

 

医療政策サミットでは、先の通常国会で審議し、この4月に発足する独立行政法人「日本医療研究開発機構」の理事長に内定している末松誠先生に注目して話を伺ってまいりました。

この機構発足の狙いは、厚労省・文科省・経済産業省の縦割りの官僚組織を改め、医療の研究・開発の権限を同機構に集約させることにあります。

医薬品創出、医療機器開発、がん研究、再生医療の推進、希少疾患への取り組みなどの重点プロジェクトを進めることとなっております。

今回のサミットでは、機構にかける意気込みとビジョンを確認することができました。

しかし、人材育成や縦割り行政からの自立など、まだまだ問題山積いたしております。

今後も、機構の動きを注視していこうと思います。

 

 

また、日本女性外科医会の勉強会では、「女性外科医の継続就労と介護」について、現場のお話しをうかがいました。

今日の特別ゲストは、内閣官房参与も務めていらっしゃる、慶応大学産婦人科名誉教授の吉村泰典先生でした。

先生は、森・有村両少子化担当大臣のブレーンでいらっしゃいます。

少子化対策を産婦人科の立場、そしてご自身が家事・育児を行ってきたイクメンの立場からもアドバイスをいただける、貴重な存在なのです。

先生のお話しからもいくつか提案型の質問を思いつきました。

早速、来週早々、厚労省に裏を取り、質問に仕立ててみようと思います。

 

このような講座を聴きに行くたび、不勉強が身に沁みます。

まだまだ諦めず、学びを続けてまいります!

 

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「乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟準備会」

 

本日、「乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟準備会」に発起人の一人として参加をいたしました。

 

乳がん・子宮頸がんは、検診によって早期発見が可能ながんです。

残念ながら、検診率は欧米諸国と比較しても低く、今後、女性の健康を守るためにも検診率を向上させる政策が必要なのです。

 

 

子宮頸がんは20代でも発病することがあり、他のがんと比較しても20代と早期から検診を開始せねばならぬのに、その知識が若い女性に普及しておりません。

また、乳がんは近年罹患者数が増加しており、働き盛りの年齢層に多いことが問題となっております。

 

しかし、検診の入口も、住民検診・職場の健診・個人で産婦人科を受診するがん検診など様々です。

住民検診や個人の検診を受けていただいても、その後の経過を行政が追うことはできません。受診の有無や要再検の有無がわかるのがせいぜいです。

職場の健診は健保組合によってメニューも対象年齢も個人の費用負担もまちまちです。

その職場を退職してしまえば、そのデータはそこで途切れてしまい、次の職場の健診や住民検診にリンクして履歴が残る仕組みもありません。

 

これらのことを総合して考えても、乳がん・子宮頸がん検診について、正しいエビデンス(根拠)に基づき施策を打とうにも、そのデータさえ掴むのが難しい状況であることは容易に想像できると思います。

 

また、住民検診は市町村の事業です。

国会議員だけがその気になっても動いていきません。

地方議員の皆様の協力も重要な要素です。

愛知女性議員の会に参加を表明いただけた先生方にも早速情報を共有し、ご意見をいただこうと思います。

 

今後、議員連盟を立ち上げ、医療関係者やNPO・市民団体で啓発活動をなさっていらっしゃる方々にもご協力いただき、検診率向上について、有効な手立てを共に考えてまいります!

また経過については、皆様にも報告させていただきます。

 

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事務所開きに行ってきました。

昨日は、名古屋市南区選出の「岡江ともこ県議会議員」と岡江議員の秘書として議員生活を支えてきた「との周二市議会議員選挙候補予定者」の事務所開きにお邪魔いたしました。

皆様に支えられながら1期4年、県議会で誠実に政策に向き合ってこられたその軌跡とお人柄は素晴らしく、お茶会のスタンプラリーや水質改善構想など、岡江さんならではの企画を、伺うことをいつも楽しみにいたしておりました。

これからの議員活動において、国・県・市に縦串を通すためにも欠かせない政治家のお一人です。

 

本日も事務所開きの後、ご近所の富部神社で、岡江さんご自身が月釜会を主催なさっていらっしゃいましたので、私も一服いただいてまいりました。

日頃、ささくれ立っている心が和む瞬間を楽しむことができました。

 

 

春のお茶会スタンプラリーも、白鳥庭園を始め市内10ケ所で3月から6月末まで開催されると伺いました。

茶道に馴染のない若者も参加しやすいように、お作法などを気にせず、気軽に日本文化に触れる機会になればとの願いでした。

皆様も疲れた心に一服いかがでしょうか?

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「健康と病いの語り」

 

「健康と病いの語り」データベースをご存知でしょうか?

病気の診断を受けた人やその家族が、同じような経験をした人たちの「語り」に触れて、 病気と向き合う勇気と知恵を身につけるために作られたウェブサイトです。

 

今日は、新たに研究が進んでいる「臨床試験・治験参加者の語りデータベースプロジェクト」の講座に参加してまいりました。

 

 

患者さまや経験者の生の言葉は、画一的なアンケート調査などから導き出すよりはるかに多くの情報を含んでいる場合が多いのです。

しかし、その語りを科学的に研究・分析することは難しいとされています。

このサイトは、英国オックスフォード大学で開発されたDIPEx(Database of Individual Patient Experiences)というデータベースと そのウェブサイト「ヘルストークオンライン」をモデルとし、同大学のDIPEx研究グループが開発した、データ収集・分析・公開の手法を 用いて作成されています。

 

このデータベースが創薬から検査・治療に至るまで、様々な場面で活用されるように、これからも「健康と病いの語り」データベースに注目していこうと思います。

皆様も是非、一度、このサイトを覗いてみてください!

http://www.dipex-j.org/

 

 

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愛知県内の女性議員による超党派の政策勉強会立ち上げ

昨日、愛知県内の女性議員による超党派の政策勉強会立ち上げの記者発表をいたしました。

地方議員の皆様から少子化や子育て支援など、女性の目線で政策立案を行うための勉強会を開催してほしい旨の申出があったこと、子育て中のお母さん議員は遠方まで勉強に行けないこと、さらに女性議員を一人でも多く統一地方選挙に勝ち残って欲しいとの願いから、政党の垣根を越えた政策勉強会が必要だと考えておりました。

その思いを一つの形にいたしました。

一人でも多くの現職女性議員の皆様の参加をお待ちしております!

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愛知県内の女性議員の皆様へ

 

 

発起人

参議院議員 薬師寺みちよ

 

愛知県内の女性議員による超党派の政策勉強会立ち上げのご案内

仮称「あいち女性議員の会」

 

日頃より、温かいご指導、ご支援を頂き、ありがとうございます。

参議院議員の薬師寺みちよです。

私は、女性が未来に夢を持てる社会をつくり、安心して子供を産み育てることができる環境の整備、女性の皆様の声が反映できる医療・介護や年金制度の充実、地域特性を活かした地方の活性化を図り、子供たちの笑顔あふれる明るく元気なまちづくりを実現して行くための女性による政策勉強会を超党派で立ち上げたいと思いました。党派に縛られること無く女性が輝く社会の実現のため、皆様のご入会をお待ち申し上げます。

 

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予算委員会

1年ぶりに、予算委員会で質問に立ちました。

予算委員会は花形で、NHKの放送も入れば、要求すれば関係大臣すべてに直接答弁いただける貴重な機会なのです。

予算委員会で質問に立つなど、本来であれば、なかなか回ってこないお役ですが、少数会派の我々にとっては回転も速く、準備に追われる毎日です。

 

今回は補正予算の審議が2日間。

今回の人質事件の審議ももちろん大切なのですが、3兆円に上る予算がほぼ本質的な質疑なしで通過してしまうことは許されないことだと思い、私は少子化問題・女性の活躍に関する問題を中心に質疑をさせていただきました。

 

 

また、予算委員会は他の委員会と違い、放送が入ることや多くの大臣に出席いただけることからも、特別な決まりごとも多いことも特徴です。

いつもの委員会は、「質問時間+答弁の時間」を持ち時間として各会派に時間を配分するのですが、今日は、各会派の「質問時間」だけが決められている通称「片道方式」という方法がとられました。

ということは、なるべく細かく時間を切って、短めの質問から多くの回答を引き出した方が得策だということです。

 

今日の持ち時間12分。

よくばってしまい12問も質問したため、ついつい早口にもなりがちでした。

お電話いただき、ご指摘いただきました皆様、本当に申し訳ございませんでした。

 

しかし、私なりに自分の専門分野で、それなりの勝負はしたつもりです。

今日は、質問要旨を皆様にお示ししたいと思います。

 

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1.少子化対策の評価(安倍晋三 総理大臣)

「エンゼルプラン」から20年間、少子化対策に取り組んでいるが、長期低下傾向に歯止めがかからない。政策評価も行われていると思うが、総理自身は、原因は何だと考えているか。

 

2.少子化対策の評価(安倍晋三 総理大臣)

「少子化危機突破のための緊急対策」の「子育て支援」「働き方改革」「結婚・妊娠・出産支援」の3本の矢で、本当に少子化に歯止めをかけることができるのか。

 

3.少子化対策の評価(塩崎恭久 厚生労働大臣)

「緊急対策」の「結婚・妊娠・出産支援」の具体策は、妊娠・出産等に関する情報提供、啓発普及や地域の「相談・支援拠点」づくりなど、結婚以外すでに厚労省で実践し、長年取り組んできた。にも関わらず、成果に結びついていないのはなぜか。成果を上げるために、今後必要なことは何か。

 

4.少子化対策の評価(有村治子 少子化対策大臣)

フランスの合計特殊出生率は、1993年に1.66まで低下した後、経済的支援・保育の充実・出産・子育てと就労の両立支援を拡充し、2012年に2.00まで回復した。スウェーデンでは、1930年代に合計特殊出生率が1.7に落ち込んだ際に、人口問題審議会を設置して子育てに経済的支援策等を導入し、2012年には1.92まで回復した。日本がフランス・スウェーデンの政策に学ぶべき点はどこにあるか。

 

5.財政支援(麻生太郎 財務大臣)

フランスやスウェーデンでは、経済的支援と、出産・子育てと就労の両立支援が、少子化政策の両輪である。日本は、家族関係社会支出の対GDP比が2011年度で1.35%とヨーロッパ諸国の4割程度に止まる。今後、高齢化に伴ってプレストン効果も懸念される。少子化対策への予算シフトが必要だと思うが、いかがか。

 

6.女性の就労と出産(塩崎恭久 厚生労働大臣)

OECD諸国において、女性の労働参加が低い国は出生率が低い・女性の労働力参加が高い国は出生率が高いことが報告されている。この傾向は、日本でも同様である。日本では、離職すると再就職は難しく、離職期間も長くなり、離職の機会コストが高くなる。職場や労働市場の柔軟性を高めることは、政策的対処が難しいが、今後、法整備を含めてどのように対応していくのか。

 

7.くるみん(塩崎恭久 厚生労働大臣)

「くるみん」制度は、国民の認知度も低く、経済的なインセンティブも非常に弱い。地方自治体は、類似した制度を、低利の融資や入札参加資格申請時の加点に利用している。この認定基準を上手に利用し、企業風土を変えていく一助とするために、さらなる優遇措置の拡充すべきと考えるが、いかがか。

 

8.育児・介護休業法(塩崎恭久 厚生労働大臣)

「休業」という言葉が、男性が育児休暇を取得し難い一因になっている。しかし、子育て・介護というのは、重労働である。この誤解を払拭するため、「育児参画制度」「介護参画制度」と呼ぶ企業もある。「育児介護休業法」を「育児介護参画法」に変えることも検討してはどうか。

 

9.国家公務員の女性活躍促進対策(有村治子 女性活躍担当、国家公務員制度担当大臣)

女性の活躍促進について、政府は、「2020 年までに指導的地位に女性が占める割合を 30%程度にする」という目標を掲げながら、「2015年度末までに国の本省課長室長相当職以上を5%程度」としている。これだけ乖離していて、30%を達成できるのか。

 

10.国家公務員の女性活躍促進対策(有村治子 女性活躍担当、国家公務員制度担当大臣)

女性の活躍促進について、「隗より始めよ」の観点から、女性の採用・登用の促進等について、公務員から率先して取り組むべきだと考えるが、現状はどうなっているか。

 

11.国家公務員の女性活躍促進・少子化対策(安倍晋三 総理大臣)

国家公務員の男性育児休業の取得状況は、政府目標13%に対し、昨年末の人事院の報告で2.8%に止まる。安倍内閣は「女性の活躍」を謳い、「少子化対策」の重要性を訴えているが、足元さえコントロールできていない。この状況についてどう考えるか。

 

12.集中取り組みについて(安倍晋三 総理大臣)

政府は「2020年を目途に少子化のトレンドを変えていく」目標を掲げている。今年から2020年までの5年間を集中取り組み期間と位置づけ、政策効果の検証を行いながら、有効な政策に人、物、金を集中的に投入する必要がある。安倍政権として、そこまでの取組みをお願いしたいが、どうか。

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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