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2013-08

議員生活1か月

参議院議員になり1か月がたちました。

自分自身、周囲の変化に驚かされ、悲しくなってしまうこともありました。

分からぬことの毎日の中で、私自身、自信を失いそうになる瞬間もありました。

しかし、多くの方々に支えられながら、「薬師寺みちよ」の視点を貫いていく覚悟もできました。

 

会館に詰めてくれる秘書も、3年間、共にチーム薬師寺として支えあった仲間たちです。

政治の世界の人間ではなく、普通の感覚を持った青年たちです。

その彼らが1か月を振り返り、こう言うのです。

『省庁・地方自治体の役人が、資料を持って、「どうぞ、よろしくお願いいたします」と頭を下げてくる。こんな環境に慣れてしまったら、秘書も勘違いしてしまいますよね』

 

私もその思いは同じです。

先日の戦没者追悼式でも、自衛隊の演習でも、国会議員が特等席を占めています。待遇も違います。

特に、戦没者追悼式では、ご遺族の方々がますます高齢化する中でも、全国から武道館にいらしていただけるのです。

しかし、県によっては、階段を使用し、2階席に上がらねばならぬ方もいらっしゃいます。

県のバスの待つ駐車場まで、暑い中、歩かねばならぬことも心が痛みました。

中央の特等席は、足のお悪い方に。

近くの駐車場は遠方からいらしていただいたご遺族のために。

この当たり前の配慮がなく、バッチをつけている人間が、肩で風を切りながら黒塗りの車に颯爽と乗り込み、ご遺族の歩いている前をすり抜けていく・・・

違和感を覚え、恥ずかしくも感じました。

 

きっと、これからますます旧態依然とした環境に矛盾を感じることでしょう。

これからも、私は私の視点で、皆様へ情報をお伝えしてまいりたいと思います。

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一人の医師としての祈り

全国戦没者追悼式に参列させていただきました。

その後、靖国神社へも秘書と共に参拝させていただきました。

今日は、68回目の終戦記念日です。

 

全国から御出座しいただいたご遺族の皆様に見守られながら、厳かな中で、式は進行いたしました。

天皇陛下のお言葉からも、我々、戦争を知らない世代が、平和の意味を再び考え直す必要があることを心いたしました。

ご遺族のお話しからも、68年間という時間は、心を癒すのに十分でないことも伝わってまいりました。

 

看取りを行っていた一人の医師として、命の重さは誰よりも理解しているつもりです。

どれだけ手を尽くしても助けられない一つの命がある中で、戦争という異常な精神状態の中、多くの命が失われた事実も直視せねばなりません。

そして、今も南方から帰国することができないご遺骨や遺品の数々があることも忘れてはなりません。

 

御霊に上下も善も悪もありません。

安らかに御休みいただき、我々が二度と間違いを犯さぬように導いていただきたいと祈りを捧げてまいりました。

 

靖国神社の本殿には、外の喧騒とは違い、安らかな風が流れておりました。

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新体制での船出!

新たな党人事が発表されました。

 

一部報道では、党内対立と報道されておりましたが、党内改革の一環として、渡辺代表が党運営を行いやすい様に、新たなポストを新設したり、人を配置したということにすぎません。

政策に「ぶれ」も「ひずみ」も生じてはおりません。

ご心配いただいた皆様には、申し訳ございませんでした。

 

党内は報道と違い、皆、落ち着いたものです。

「これで落ち着いて政策に専念できる」と閉会と共に、各々が自らの使命に没頭いたしております。

政局に熱心な他党とは違い、私も拍子抜けしてしまいました。

 

テレビの番組であれば、こんな時、料亭で密会などが繰り返される設定なのでしょうが、私は一日、厚生労働委員会についての勉強や国民会議の報告書の読み込みなど、勉強できる程、静かな時間をいただきました。

 

明日からは愛知と東京の往復が始まります。

10月の国会開会まで、学びと視察、そして愛知の皆様へのご挨拶、立秋も過ぎたというのに、まだまだ私の暑い夏は終わりそうにありません。

初登院、国会お化けに出会う!

初登院、さすがに緊張しました。

朝から国会正門前は、報道陣で埋め尽くされ、押すな押すなの大騒ぎ。

 

しかし、国会初日から出たのです、国会のお化けが。

 

「今から議長・副議長の選出がある」と、参議院の控室で説明を受け、投票用紙の見本を見せてもらいました。白い厚紙でした。

議場入ると、机の上の小さな箱に白い名前が書かれた木札と、緑の木札、さっき見せてもらった白い厚紙3枚が入っていました。

議長選挙、緊張しながら名前を記入し、名前の書いた木札と白い厚紙を持ち、檀上へ。いつも放送で見ていたあの光景が目の前で展開されている、感動でした。

無事、議長選挙終了。ここまでは良かった。

 

次に、副議長選挙。

前回と同じように、木札と厚紙を持ち、檀上へ。

集計の段になり、何やら混乱している様子。

どうも、投票を行った人数と、投票用紙の数が違う。それも3枚も多いと。

エッ!何が起こったのか・・・

 

そこからの展開がすごかった。

どのように事態を収拾させるのか、再投票するのか、理事が話し合うこと1時間以上。簡単なことなのに、なんで事を複雑化させるのか?

その間のヤジがまたすごい。女性の声なのに、「何ボケボケしてんだよ~!」「再投票できないのか~!」

なんなのだ、これが国会というものなのか・・・・

3年間、必死に頑張って手に入れたものは、こんな稚拙な議会運営だったのか・・・

驚きとともに落胆、がっかり、茫然。

 

ハッ、違う違う。

だからこそ、私は議会改革を断行するため、がんばったのだ!

危ういところで、国会のお化けに取り込まれそうになりました。

 

さあ、これからが本番。

慣例に流されることなく、私は私の道を行く!

頑固な薬師寺、正気を取戻し、再び歩み始めました。2初登院初登院

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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