Home > Archives > 2010-08-24

2010-08-24

国民の代表機関「国会」

円高・株安が止まりません。財務相の緊急記者会見では、さらに政府の無策ぶりを露天させてしまったようです。
参院選の時から皆さまに訴えてきました。だれのための政治なのか?国会なのか?
民主党党首の首のすり替えの後、支持率が高い間に選挙を行おうと、中途半端で国会が閉会されました。国会運営さえ選挙に利用されたこの参院選に、「何かが間違っている」と誰もが感じたはずです。
国会は、日本の国の唯一の立法府。日本国憲法には、国会は「国権の最高機関」であって、「国の唯一の立法機関」と位置づけられています。また、「国民の代表機関」であるはずです。
すべてが選挙第一で動いてきたからこそ、このように国会や政治が混乱し、政権交代が起こってしまったのでしょう。その反省がまだ活かされていません。国民不在でいいのでしょうか?この国の政治は狂っているとしか言いようがありません。選挙のためであれば、国の危機であっても、誰も本気で動こうとしないなど許されるはずはありません。
民主党では、代表選の党内抗争の真っ最中。円高・株安など二の次です。総理大臣さえ、代表選における一年生議員の票の取り込みにやっきになり、円高・株安対策など頭にないようです。普通で考えても、いち早く対策会議を持ち、経済を安定させ、その「リーダーシップの魅力」で党内の票を獲得していくべきではないのでしょうか?
みんなの党は、経済の危機的な状況にあたって、財政金融委員会など、経済対策に関係のある委員会の閉会中審査を求めています。それを知ってホッと胸をなでおろしました。みんなの党は「まとも」だと。しかし、残念ながら、民主党には動きがないようです。
諦めにも似た腹立たしい思いの今の政治。その政治にどのように関わっていくべきなのか?「しがらみ」や「勢力争い」に流されない「自分」をその中で確立し、訴え続けることの難しさを毎日のように噛みしめている薬師寺です。

Home > Archives > 2010-08-24

プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

Return to page top