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2010-08-08

世界共通のコミュニケーション

今日は、ボールルームダンスフェスティバルに、会長の青山様にお誘いをいただき、聴衆の一人として参加させていただきました。

何を隠そうこの私、運動神経はまあまあですが、音楽オンチ・リズムオンチ。いつもダンスパーティーでは壁の花でした。パートナーの足を踏みつけたり、ぶつかったりと、良い思いではございません。

しかし、役所広司さんの「SHALL WE ダンス?」、そして、リチャード・ギアの「SHALL WE DANCE?」は何回も観に行ったくらいに、優雅で力強い社交ダンスは私の「憧れ」。あの華やかな衣装も、女性として、一度は手を通してみたい「ウエディングドレス」なのです。

フロアで踊られる皆さまのダンスを間近に拝見し、感激いたしました。男性は、背中に一本筋が入り、胸を張った立ち姿も美しく、シャキッと全身が締まっています。汗いっぱいになっても、笑顔を絶やさず、音楽にのり優雅に踊る女性パートナーをしっかりと受け止め、黒子に徹している。それが女性の華やかさをいっそう増し、艶やかに魅せてくれます。

一方、女性は、指先まで神経が行き渡った素晴らしさ。衣装も華やかですが、それに負けないくらいの「華」がにじみ出ていました。驚くことに、「お着物」の方も。

デモンストレーションでは、小学生の大西大晶君と咲菜ちゃんのペアが大人顔負けのダンスを披露してくれました。なんと世界有数の大会「ブラックプールダンスフェスティバル」の入賞者。将来が楽しみ、いいえ、将来日本を背負って立つ存在になってもらわなくてはと思いました。
協会の先生がたからも、様々なお話を伺いました。

「数年後に、中学校の体育へボールルームダンスを取り入れたいと思っているが、文科省が出しているものは、ダンスのマニュアル。音楽を楽しみながら身体を動かすのではなく、「ステップはこうだ」「手・顔の角度は45度で」など、しゃくし定規に堅苦しくダンスを紹介している。これでは、誰だってダンスが嫌になってしまう。

世界でも、外交や公のパーティーでは、ダンスは欠かせないもの。しかし、日本人は踊れない人が多すぎる。これでは、日本人の社会常識・世界常識が問われてしまう。」
耳が痛くなる思いで聞いておりました。

画一的な教育では、個性は育たない。世界に通用する日本人を育てる大きな視野で、今の教育も見直さねばならないと痛感いたしました。

娘の学校では、事あるごとにボールルームダンスパーティーが開催されます。次世代のグローバル化を考えた時、やはり欠かせないものは、コミュニケーション。「世界共通の言語」と「世界共通のダンス」。これは必修科目だなと一人の母親として考えました。

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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