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2010-08-04

みつばちハッチ

今日は、来年度の愛知県で行われる各種地方選に公募で応募していただきました方々の二次面接が東京の議員会館で行われました。

一次面接を行い、報告書を書いた私は、いてもたってもいられず、議員会館に詰めておりました。緊張した面持ちで入ってこられる皆さまよりも、私の心臓が破裂しそうな程に、興奮してしまいました。部屋から漏れ聞こえるその声に、「がんばれ!」とエールを送っていましたが、結果はどうなるでしょうか?

その間、チビをシッタールームに預けていました。せっかくの夏休みなのにごめんなさい。その「お詫び」に夕方から、息子が見たがっていた映画「みつばちハッチ」に付き合いました。

「みつばちハッチ」、懐かしいですね。私たちの世代には、涙なしには見られなかったあの番組がどのようにリニューアルされているのか、興味津津でした。遅い時間もあってか、ほとんどが女性一人客。始まった画面からはいつものハッチの笑顔が溢れています。「信じれば必ず叶う」母親から残された言葉を胸に、ハッチは母親探しを続けます。

ハッチのあの正義感・打たれても打たれても諦めぬ心・そして友情、子ども達の心にはどう響くのでしょうか?画面よりも、周囲の子ども達の反応が気になります。

そして、ラスト10分、なぜか隣の椅子からチビが転げ落ちています。「どうしたの?」「エッ・・・・」泣き崩れていたのです。親としてショックでした。4歳の彼にも分かるのです。ハッチと友達のその友情の素晴らしさが、小さな心にも十分すぎるほど伝わっていたのです。ハンカチで涙をぬぐっても、チビの涙は止まりません。初めてでした、感動して泣いている、泣きじゃくるチビの姿を見るのは。言葉もありませんでした。

帰ってみれば、「100歳以上48名も不明」のニュース。まだまだその数は増えそうです。親の所在が何十年も分からぬままなど、考えられないこの社会の在り方。年金やお祝い金までその手中に収めている人も。

「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」
チビの涙は社会の涙。大人こそ、ハッチの生き方に学ばねばならぬ時代。もう一度、一人でひっそりと人生勉強にハッチに会いに行こうと思っている薬師寺です。

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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