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2010-05-18

母の誓い

今晩、突然、チビが40度以上の熱を出しました!

さあ、今までは、診療時間内に受診して救急など、チビは行ったことがありません。私も医師です。知り合いの先生に無理にお願いすることはできますが、時間が時間。ここは、一般市民の皆さまは、どのように小児救急を受けていらっしゃるのか知る貴重な機会。名古屋市休日急病診療所へ電話してみました。

「今晩は、名古屋記念病院が小児科の救急当番です。そちらへいらしてください」との返答が。早速、名古屋記念病院へ電話をいたしました。話し中で全くつながりません。

チビは不穏状態となり、水も受け付けません。嘔吐しはじめました。髄膜炎などを心配して、名古屋記念へ直接連れて行くことに。わが子になるとどうしても感情が入り、医師でも冷静になれないことが多いのです・・・情けない話ですが。

私は車を持っていません。タクシーを呼んで、名古屋記念病院まで飛ばしてもらいました。(法定速度はもちろん守っていますよ)タクシー代はついてびっくり!5000円以上!!!

これもチビのためだと泣く泣く支払いました。

病院の受付の方も優しく対応していただき、ほとんど待ち時間もなく見ていただけました。先生の的確な診療・判断もあり、お薬をもらって帰ることができました。

チビは4歳です。乳児ではありませんが、大人が対象の私(医師)には正確に状況をつかむことは難しいのです。小児科の診療はやはり大人と違う、プロだな~と感心いたしました。小児救急体制をさらに充実させる必要があります。子どもを持つと、救急の先生の笑顔が神様に見えます。

帰りのタクシーの中で、夜が明けて行く空を見つめながら、安心して、ふと眠ってしまいました。「ここですね」運転手の方の声で目が覚めました。

そして、そこには、再び現実が・・・帰りもやはり5000円以上のメーター!

やっぱり、小児救急体制の確立は急務だと再度心に誓った母でした!

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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