Home > Archives > 2010-05-13

2010-05-13

強風と子どもたち

今日は、風が強かったですね。朝から喜美ちゃん人形は、倒れそうになったり、飛ばされそうになったり・・・しかし、頑丈にできているため、一向にその存在感は変わりません。その代り、私とスタッフは、旗と人形を押さえながら、手も足も総動員で新聞配りをする羽目に!

風の中、街頭では、色々なものが見えてきます。大人は、どうしてこんなに元気がないのでしょうか?たまたま中学生が遠足の集合場所になっていましたが、キラキラ後光がさしていました。うつろな瞳の人、怒ったように眉間にしわを寄せている人、中学生には、「大人ってどうして不機嫌なのだろう?」と不思議だったことでしょう。いざ出発!という時、我々だけでも元気に送り出そうと思い、スタッフと「いってらっしゃ~い!」と手を振ると、無邪気に笑って、「いってきま~す!」手を振り返してくれました。元気1000倍もらいました。ありがとう!

子どもの元気は大人が作るもの。大人の元気は、子供たちからもらうもの。私はクタクタになって帰っても、息子や娘の笑顔があれば、何がなくても心安らぎ、笑顔になれます。元気が出ます。親にとっては、子どもの笑顔は最高のカンフル剤です。この笑顔をかわいいと思えない虐待は、個人の問題だけではなく、社会の問題です。

夜、女子中学生の自殺のニュースが流れていました。子どもたちが生きにくい世の中にしてしまったのは、我々「大人」です。どうか、今起こっている子どもにまつわる様々な問題を「個人の問題」として片付けないでください。これは、「社会の問題」です。「この子どもたちの笑顔を守らねば」再度強く心に思い、隣に寝ているチビの寝顔に思わず、キスしてしまいました。

Home > Archives > 2010-05-13

プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

Return to page top