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2010-05-06

旅の終わりと言葉の重み

連休の最終日、皆さまいかがお過ごしでしたか?今日もいいお天気でしたね。

さあ、怒涛の愛知全県制覇の旅(?)も、いよいよ今日が最終日!身体も心も弾んでいました。三好・豊田を中心に、香嵐渓へ向け、シエンタ号は、奥へ奥へと入って行きます。

のどかですね~。川に山に畑・・・・政治とは無縁の世界に迷い込んだ錯覚にとらわれました。畑で仕事をしているおじいさんも、声を聞いただけで手を振ってくださいます。心も体も洗われました。「あ~、本来人間はこの穏やかな環境で育っていたのだ。いつからいじめ・引きこもり、社会はゆがんでしまったのだろう。」その風景を見て、悲しくなってしまいました。

そして、無事、5日間の愛知県一周の旅は終りました。無事故で帰ってきました。応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました!

ところで。今朝、テレビをつけたら、「鳩」が豆鉄砲をくらったような顔が飛び込んできました。沖縄でいったい何が起こってしまったのでしょうか?いまさら「マニフェスト違反ではない」という発言!これには沖縄人でなくても多くの方々は唖然としたのではないでしょうか?

「ペンは剣よりも強し」と、いつも小中学校での講演で話をします。心ない一言で人は簡単に殺せます。しかし、その言葉に傷ついた心は、千・万の言葉を重ねても癒されることはありません。言葉は慎重にそして責任を持って発するべきです。なぜ小中学生でも理解できることなのに、大人の私たちは平気でその「暗黙のルール」を簡単に破ってしまうのでしょうか?

街宣をしていても、「政治なんてもう信用できないよ」「どこの党でも調子のいいことしか言わないよね」という厳しい声を聞きます。人気取りのために重みのない発言をする政治家に「いい加減にしろ!」「彼らと一緒にするな!」と叫びたいのは私です。真面目に政治・政策と向き合いたい私は、同類に見られることに憤慨しています。はっきり言って迷惑です。

私は医師です。医師の言葉は重いものです。一言の間違いで、一言の言い回しで、患者さまの命を危険にさらすことになります。医師の言葉は、命より重い時もあります。その中で生きてきた私には、政治家の皆さまの、言葉の重みの認識の甘さが許せません。

毎日の生活の中での「言葉」。皆さまも、もう一度、見直してみませんか?

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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