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中国パワーに学ぶこと

  • 2010-08-23 (月) 23:43
  • 日記

娘の友人が中国から遊びに来ています。
お友達と御家族とうかがっていたので、「4名位のグループかしら?」と思っておりましたが、とんでもない!日本に到着してみると伯父さん・叔母さん・いとこまで何と総勢12名の御一行様です。
出てくる出てくるすごい人に、中国パワーを感じました。片言の日本語と英語と中国語、3ヶ国語を操りながら、買い物もなんのその。その姿は、一昔前、海外を闊歩した日本の旅行者と同じなのでしょう。今、私たちが感じている脅威を、その時に外国では感じていたのだと実感しました。
テーマパークに行っても中国語と韓国語のパンフレットが準備されています。日ごろは気に止めていませんでしたが、良く見てみると至るところの表示も、数ヶ国語に翻訳されています。観光立国「日本」さながらです。
しかし、残念なことがあります。誰も彼らに積極的に話しかけない。言葉が通じないと分かった途端の冷たい態度といったら。商品を売る時だけの笑顔に、同じ日本人として寂しさを感じました。
私も日本パワーを持って、ヨーロッパを旅行したことがあります。その際に感動したのは、風景でもなければ、海外商品でもありません。現地の人々の人懐っこさでした。笑顔と気軽な挨拶、そして気さくに片言の英語に応えてくれるその寛容さ。ヨーロッパの奥深い歴史を肌で感じた瞬間でした。
娘は、友達の御家族の方に最後まで中国語が話せない「中国系日本人」だと思われていたようです。13人目の家族のように、日本語通訳として活躍している姿には、親として誇らしくもあり、これが将来のアジアの姿になってほしいと心から願いました。周囲を見ると、娘だけではありません。小学生の子供達も「日本語」で、習いたての「英語」で、一生懸命に話かけているではありませんか。これが本当の国際交流ですよね。
まだ柔軟な若者の心です。既成概念にとらわれない世界とのお付き合いが可能な時期です。日本人としての誇りは失ってほしくありませんが、「アジア人」として、もっと大きな視野で世界を見ることができるチャンスを、積極的に大人が作らねば、海外の修学旅行もただのお遊びに過ぎなくなってしまいます。「このままでは、日本の若者もガラパゴス化してしまうのでは」、と大きな危機感を持って過ごした「アジア人」としての一日でした。

Comments (Close):3

massa 10-08-24 (火) 19:35

楽しそうですね。

う〜ん!
個人レベルの中国の方には好意を持てるのですが、国家レベルになると、どうも中国と言う国と距離を取ってしまいます。

多分に先入観や、自分で学ぶと言うより洗脳的な情報によって造られたイメージなのかも知れませんが。

経済発展国のブリックス(BRICs)に含まれる中国に毎年数千億円のODA!
赤字国債を発行してる国が…。(無知の領域なので、ここまでで止めます)

歴史上、色んな事を教わって来た国の1つですし、今よりもっと友好的になる必要は感じますね。
将来的に出稼ぎに行かなくてはいけない?かも知れない国だし(涙)

大人レベルではどうあれ、中国に限らず、子ども達には子どもの内に国境を作って欲しくは無いですね。

S.I 10-08-25 (水) 9:22

日本人は、これまでの閉鎖的なムラ社会的内向き感覚から、国際社会に向けて積極的に働きかける外向き感覚への転換が必要とされていると思います。もちろん、日本国内に目を向けることを忘れてはいけませんが、ムラ社会に特徴的な「ムラ人以外はよそ者扱い」と言う感覚からの脱却は必要だと思います。
一方、中国側はどうかと言うと、現在はどうか知りませんが、少なくともほんの少し前までは、歴史を捻じ曲げた反日教育によって中国国民全体に反日感情を植え付けるようなことが行われていたと思います。国家的にこのようなことが行われてしまうと、友好関係を築くのもなかなか難しくなってしまうと思います。
こうしたことを考えると、日本だけでなく、国際社会全体が、大きな転換を迫られる時代に差し掛かったのだと思っています。

ヤマト 10-08-29 (日) 18:44

この所街中に中国人が増え、その圧倒的なパワーに驚きます。近い将来完全に日本は中国に飲み込まれることでしょう。
個人対個人では友好なのでしょうが、国家対国家となると話しは変わります。世論調査でも、日本人の6割は中国嫌いです。何故でしょうか。新聞報道を見ても、連年2桁の軍備費増強、(一体何処を攻めるのでしょうか?空母まで造って)さらに、世界の9割を占めるレアメタルを独占し日本に売らないと言う。経済面でも、中国に進出した企業は、今後労務費の高騰で締め上げられるでしょう。さりとて、撤退も出来ません。彼等の言うままに、なすすべもなくなるのでしょう。

では日本はどうするか?菅経済・外交音痴でバラマキ内閣では手の打ちようもないでしょう。菅・小沢対決で民主党が分裂し、総選挙が行われ、みんなの党の躍進により政界再編成が行われ、渡辺代表が主導権を握る。その様な政治を夢見ております。
その時は薬師寺先生の出番です。先生塞翁が馬です。

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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