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予算委員会

  • 2018-11-08 (木) 18:16
  • 日記

11月7日、予算委員会にて補正予算案の質疑がございました。
私も質問時間をいただき、
1.NET119
2.電話リレーサービス
3.ヒアリングループ
について手話を交え、総理・総務大臣・財務大臣に質問させていただきました。

NET119は、現在2割の消防本部に導入されております。
未整備の地域が多く電話の119の様に、いつでもどこでも誰でも使用できるシステムとはなっておりません。
また、2年後までに整備予定の消防本部が6割という調査結果も、如何にこのシステムの重要性が認知されていないのかを示しております。
導入されている地域を公開することも提案させていただきました。
総理からは、アプリを使用した110・118緊急通報について来年度中に全国導入を図り、NET119は今後も自治体に働きかけ2020年には100%を目指す旨の答弁をいただきました。

電話リレーサービスについては、これまでその担当をめぐり、「厚労省」と「総務省」間のキャッチボールが続いてまいりました。
公的サービスとして導入するための交渉窓口も存在しない状態だったのです。
これに対し、両省に何度も交渉を重ねてきた私も痺れを切らしました。
双方で決着が付かないのであれば、総理に聞いてみよう!総理に決めてもらおう!
質問の趣旨を総理もご理解いただき、公的電話リレーサービスについては「総務省総合通信基盤局」が担当することを明言いただきました。
合わせて当事者の皆様も含め、議論する場を設けて頂ける事もお約束くださいました。
やっと、24時間365日誰でも使える電話リレーサービスへの道が開けました。
この部署で電話リレーサービスを使用した緊急通報のあり方についても議論がなされるはずです。
財源、通訳の育成等々、まだまだ課題は山積しております。
これからも担当部署の動きを注視してまいりたいと思います。

最後に、ヒアリングループについて、広報の意味も含め、質問させていただきました。
実は予算委員会が開かれている第1委員会室にもヒアリングループがございます。
しかし、それを誰も知らないのです。
参議院側のほとんどの委員会室に設備はあるのですが、使われる事無く放置されてまいりました。
残念なことに、衆議院にはヒアリングループの設備はございません。

NET119等の緊急通報システムや電話リレーサービスもそうです。
障害をお持ちの皆様だけが知っている、使っている、その様な状態ではいつまでたっても広まることはございません。
バリアフリー・インクルーシブな社会という言葉ばかりが一人歩きしております。多様性を受け入れ、誰でも胸を張り誇り高く生きていくことが出来る社会を構築するには何が必要なのか、1人1人が今立ち止まり、真剣に考える必要があるのではないでしょうか。

また後日、質問の動画に字幕をつけ公開させて頂きます。
下手な手話ですがそこはお許しくださいませ。
国会の情報保障を今後とも進めてまいります!

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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