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厚生労働委員会

  • 2018-03-29 (木) 17:10
  • 日記

予算委員会開催中、3月後半、厚生労働委員会もやっと店開きです。

 

3月20日、厚労大臣の所信を聴きました。働き方改革に主眼を置いた内容となっており、さらに法案審議の際にも深掘りしていかねばなりません。

 

3月22・27日、大臣所信を受け質疑させて頂きました。

私がテーマとしたのは、「障害者と就労」

働き方改革というのであれば、障害をお持ちの皆様も労働者として日本の産業を支えて頂く力となっていただかねばなりません。

しかし、現状、一般の就労に向け必要な知識や能力を習得してもらうため雇用契約を結び働く場を障がい者へ提供する「就労支援A型」では問題が山積しているのです。

事業所も利用者もうなぎ登りで増えております。

障害を持っていても働きたいという意欲の表れとして歓迎すべきことです。

残念ながら、国から補助金が支給されるため、安易な儲かる産業として、一部「貧困ビジネス」の様相を呈しているのです。

真面目な取り組みを行い、障がい者の新たな可能性を引き出してくださっている事業所も多々ございます。

その事業所の足を引っ張る様に、次々と事業所が閉鎖、100名単位で障がい者が放り出されてしまっているのです。

今日は厚労省・中小企業庁とともに、さらに事業所の質を高め、安易な参入を規制し、障害をお持ちの皆様も収入が得られる仕組みについて共有いたしました。

思いの外、中小企業庁も協力いただける様で、経営改善に関してもアイディアを頂きながら厚労省も手を入れてくださることとなりました。

 

3月23日、予算委員会から各常任委員会へ付託され、各省庁の予算を審議いたします。これは参議院ならではの仕組みで、より細かく省庁別に予算を審議することが出来ます。

ここでは、厚労省のメンタルヘルス支援事業について質問いたしました。

メンタルヘルス対策等事業で「こころの耳」ポータルサイトをご覧いただいたことがありますか?

まだまだ普及いておりませんが、とても「使える」サイトです。

eラーニング等の仕組みも組み込まれております。

ストレスチェックテストも義務化されましたが、集団分析結果の活かし方が次への課題です。

こころの耳ポータルサイトの相談から見えてくる課題を施策に反映させるための仕組みもまだありません。

 

また来年度、療養・就労両立支援指導料・相談体制充実加算が新設されますが、その適応は「がん」だけ。

治療と仕事の両立という看板を掲げるのであれば、すべての疾患に適応すべきです。

 

まだまだ議論すべき点は多々ございます。

これから本格的に厚労委員会は法案審議にもはいります。

機会を見つけ、自分なりの感性を活かし質疑を展開してまいりたいと思います。

 

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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