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「手話狂言」

  • 2017-12-25 (月) 9:44
  • 日記

12月16日、清泉女子大学で開催された「手話狂言」を拝見させていただきました。

残念ながら撮影禁止でしたので、舞台はお見せ出来ませんが、素晴らしい舞台に感激です。

 

手話狂言の演目は「墨塗」。

登場人物は大名・太郎・女の3名。

太郎冠者が女のウソ泣きを見破り、涙に見せかけた水を墨に取り換え女の顔を真っ黒にしてしまう。

ウソ泣きに騙されていた大名は不実に気づき、その顔を鏡で見せる。

逆上した女が墨をもって二人を追いかける。

話は単純なのですが、その動作や表情と絶妙なタイミングに会場は大笑い。

 

手話狂言は、狂言の動きそのままに舞台が繰り広げられます。手の動きは手話を表現しているのですが、余りにも自然に狂言に馴染んでいるため、「手話を使っている」という感じがいたしません。

また、その動作と舞台袖から狂言師が発っする声がピッタリ合っているため、手話を知っていても知らなくても心から楽しめます。

日本ろう者劇団の皆さまの素晴らしい舞台に、観客も最後まで釘付けでした。

 

日本ろう者劇団は、トット基金で運営されている事業の一つです。

トット?もしかして・・・

はい、その通り。

「窓ぎわのトットちゃん」でお馴染みの黒柳徹子さんがこの本の印税をもとに設立したのがトット基金。

 

この手話狂言は、1983年にイタリアで開催された「世界ろう者演劇祭典」に参加を決めた際、黒柳徹子さんの発案で始まったと説明も受けました。

30年以上の歴史を経て、この様な形に手話と狂言をマッチングさせていったのです。

だから自然に目と耳で楽しめる舞台に仕上がっているのだと納得いたしました。

 

「私も見たい!」そう思って下さった方もいらっしゃることでしょう。

年明けの1月27・28日に、「手話狂言新春の会」が国立能楽堂で開催されます。

若干チケットもあるようですので、是非事務局に問い合わせてみられてはいかがでしょうか。

電話03-3779ー0233

ファックス03-3779-0206

トット基金 日本ろう者劇団まで

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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