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「ろう重複者支援のあり方を考えるシンポジウム」

  • 2017-11-25 (土) 15:41
  • 日記

11月23日、午後は高崎で開催された「ろう重複者支援のあり方を考えるシンポジウム」へ

「ろうを生きる 難聴を生きる」にも出演なさっていらっしゃる群馬大学教育学部障害児教育講座の金澤先生がファシリテーターを務め、スタッフの二神さんが企画してくださった貴重なシンポジウムです。

「ろう重複」の問題は様々な場面で語られますが、これだけ第一人者が集まりシンポジウムが開催されるのは全国でも初めてのこと。

全国から200名を超すご家族・支援団体・研究者・医療者等の参加がございました。

先日私が横浜で講演した際にブースを設けていたっしゃった「ときわ虹の会」の皆さまもご参加いただき、ネットワークの重要性を認識いたしました。

 

金澤先生・二神さんはライフワークとして「ろう重複」の皆さまへの支援を続けてきてくださいました。

しかし、社会一般にはまだまだ支援の手は伸びておりません。

また、その存在もクローズアップされてきませんでした。

 

現在は、聴覚障がい・視覚障がい・知的障がいと、それぞれの障がい別に施策も組み立てられております。

それらの障がいが重複した皆さまへの対応や教育方法について知見が積み重ねられることなく、場当たり的な対応が続けられてきた歴史がございます。

 

社会的に見ればマイノリティーなのかもしれません。

しかし、共に社会を形成する仲間として、地域の皆さまに彼らが安心できる居場所づくりに積極的に関わっていただかねばなりません。

学ぶ場、生活する場面においても、手話などの共通のコミュニケーション手段を確保する必要もございます。

ご家族だけでは限界なのです。

 

今回のシンポジウムは、高崎市手話言語条例制定後の取り組みの一環として行われました。

条例を利用し、さらに地域の皆さまへ住みやすい環境を整備していくこの取り組みは全国でも評価されるべきです。

 

皆さまのお住まいの地域ではいかがでしょうか。

制度は人が使うために作るものです。

制度は人・物・金を動かす手段であり、制度の構築は最終目的ではありません。

逆に制度がなくても行政や地域で出来ることは沢山ございます。

 

今日もFBでつながっている友人が私の挨拶を動画に収めてくれて感謝です。

挨拶では、愛知のろう重複支援センター「つくし」の取り組みについても紹介させていただきました。

 

 

これからも好事例を皆さまにお知らせし、地域の取り組みのヒントとしていただける様に努めてまいります!

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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