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「日本電動車いすサッカー選手権大会」

  • 2017-10-03 (火) 17:24
  • 日記

9月30日パート3

今日はまだまだ一日が終わりません。

名古屋から掛川まで新幹線で戻り、遠くの山に真っ赤夕日が映し出される中、小笠山総合運動公園アリーナまで

ここでは今日と明日の二日間、「日本電動車いすサッカー選手権大会」が開催されているのです。

全国から29チームが集まり、日本の頂点を目指し熱い戦いの真っ最中でした。

 

愛知で行われた電動車いすサッカーイベントで出会った「兵庫パープルスネイクス」の監督・選手の松原さん親子に誘われ大会視察となったこともあり、彼らとの再会も楽しみにいたしておりました。

本日の最終戦、準々決勝、兵庫パープルスネイクスは1対0で勝利いたしました!

応援団と共に1点入れた時には雄たけびを上げて大喜び。

 

障がいや病を抱えながら、今日1日で3試合もこなすという体力的にも限界ではないかと思いましたが、選手たちは元気いっぱい!

素敵な笑顔に囲まれ素敵な時間を過ごすことができました。

電動車いすが身体の一部として暮らしている選手にとって、その操作はたやすい事なのかもしれません。

電動車いすは私も何度か体験しておりますが、レバーが1ミリ違うだけでも速度や角度が全く違ってしまい、見ているよりもかなり難しい技術を要する乗り物なのです。

 

また、電動車いすは重たく大きな乗り物です。

長距離の移動も一苦労。

そのため、この会場にたどり着くまでも航空会社やJRの皆さまのご協力を得て、また関係各所の様々なサポートをいただいたとも伺いました。

ホテルも選手がそれぞれ確保することとなりましたが、障がいや病のレベルによって必要な設備が違うため予約するにもご苦労があったようです。

その様な中でこのコートまでたどり着き、久しぶりに仲間とボールを蹴る、その喜びといったら言葉では表すことができない程でしょう。

 

この会場でも多くのサッカー少年がボランティアとして参加してくれていました。

サッカーにおいては障がいある無しに関わらず、お互いに持てる力でサポートし合う、サッカーファミリーという考え方が徹底されています。

どの会場にいってもボランティアの子ども達の働きには感心してしまいます。

スポーツを通じて理解が進む。

教科書でどんなにバリアフリーや共生社会などという「言葉」を習っても身につかない知識が、ここでは当たり前に経験できるのです。

 

試合の後、松原親子とも再会しエールの交換をいたしました。

もっと広報して多くの方にも見ていただきたい!

そう思いながら真っ暗となった道を戻ってまいりました。

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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