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デフ太閤主催 講演会「サムスンデフリンピック視察で学んだこと」

  • 2017-10-03 (火) 17:20
  • 日記

9月30日パート2

東京から新幹線に飛び乗り、名古屋へ

デフ太閤主催の講演会で「サムスンデフリンピック視察で学んだこと」をテーマにお話をさせていただきました。

 

デフ太閤の講演会では、デフリンピック出発前にも講演をさせていただき、帰国したら報告会を開催しますねとお約束していたため、再度の講演会開催となりました。

ご参加いただいた皆様には日の丸への応援メッセージも書いていただいたため、その御礼も意味も併せてサムスンでの様々な体験をお話させていただきました。

 

選手の様子に始まりデフリンピックならではの情報保証のあり方、大会運営に至るまで、聞こえる私には驚くことばかりだったのです。

27個という最高のメダル数を獲得できたのはなぜか、そして今後日本選手団の目指すところは何か、私なりに分析をした点も皆様と共有させていただきました。

 

実は、スペシャルゲストとしてテニス日本代表選手団の「齋藤一茂監督」にもおいで頂き、講演会の後半対談させていただきました。

静岡から駆けつけてくださるというメッセージをいただき、せっかくいらしてくださるのであれば対談させて欲しいとお願いして実現したのです。

齋藤監督はデフリンンピアンでもございます。

選手として活躍の後、監督へ

この様な関わりの中で、様々な課題も抱えていらっしゃいました。

会場にはデフリンピックの選手だった方のご参加もあり、齋藤監督のお話も参加者の皆様には新鮮だったようです。

 

私はもっと障がいをお持ちでない方々にも講演会にご参加いただきたいと思っています。

スポーツを通じて私が皆様に感じていただきたいのは、音のない世界でこれだけ素晴らしい結果が残せることの凄さなのです。

「補聴器があるときとない時、同じ競技を行うにも全く違った感覚。外すと今まで出来ていたことが出来なくなる」

何人もの選手から同様の話を伺いました。

音のない世界で競技を行うことはバランス感覚も取りづらく、水泳では真っ直ぐ泳ぐことも難しいとのこと。

チームプレーでは周囲の選手とアイコンタクトだけで情報のやり取りを行い、位置関係も確認するそうです。

 

聴覚障がいは「見えない障がい」なので聞こえないだけではないのです。

普通にプレイしている様に見える選手たちには様々な壁があるのです。

それを感じさせない位、努力・忍耐の上にこの成績が達成されたことにどれだけの意味があるのか、どれ程の価値があるのか、それを私はもっと多くの皆様にご理解いただきたいと思っています。

まだまだ私の努力が足りないのでしょう。

国や障がい者団体の支援だけではなく、企業や市民の皆様も巻き込みながら、今後もデフスポーツの素晴らしさを伝えてまいりたいと思います!

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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