Home > 日記 > 第1回「腎臓病と共に生きよう」

第1回「腎臓病と共に生きよう」

  • 2017-09-26 (火) 16:24
  • 日記

9月24日、今日は報告がいくつかございますので、まずはパート1

今朝は「愛知県腎臓病協議会・女性部」による第1回女性セミナーに参加してまいりました。

腎臓病というとあまり馴染みがない疾患の様に思われませんか?

実は、慢性腎臓病の患者さんは5年前にすでに1,330万人、これは20歳以上の成人の8人に1人は慢性腎臓病の患者さんがいる計算となるのです。

今では慢性腎臓病は「新たな国民病」ともいわれているのです。

 

慢性腎臓病によって腎不全となれば、透析が必要となってまいります。

現在、透析を受けている患者さんは全国で30万人を超え、その人数は年々増え続けております。

また、透析患者さんはその30%が男女ともに70代。

高齢化社会の日本では透析患者さんの高齢化の伴う新たな問題が発生しているのです。

 

そしてもう一つ、家庭や仕事と治療を共立する女性患者さんの問題も深刻です。

透析患者さんは約2:1で男性の患者の方が多く、今までなかなか女性特有の問題を取り上げられる機会がなかったとのこと。

今回は全国に先駆け、愛知腎臓病協議会がセミナーを開催し、女性が抱えている問題について積極的に取り組んでいこうではないかと声をあげてくださったそうです。

 

今日は藤田保健衛生大学の長谷川教授のお話し(透析治療に関することと美容のお話しも!)を伺い、その後、手作りのシフォンケーキ・クッキーを頂きながらの座談会となりました。

正に女子力の高いセミナーです。

座談会では、急用や仕事等で地元を離れる際、透析病院は自分で探さねばならぬ苦悩があることが語られました。

地域でも透析病院の情報が集約され提供されることはないとのこと、主治医から透析病院のリストを渡され、その後の交渉は自分でやらねばならぬそうです。

ご家族の用事で急に駆けつけなければならないこともあるでしょう。

冠婚葬祭や里帰りなどもあるでしょう。

システム一つあれば、もっと社会で活躍していただける可能性も出てまいります。

この新たな課題は私が預からせていただくこととなりました。

 

女子力の高い「愛知県腎臓病協議会・女性部」の試みは全国に広がってくれることを願っております。

オレンジとココアのシフォンケーキは優しいお味、クッキーと共に女性パワーもいただきました!

 

Home > 日記 > 第1回「腎臓病と共に生きよう」

プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

Return to page top