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公認スポーツドクター養成講習会

  • 2017-09-04 (月) 11:44
  • 日記

9月2・3日の二日間、東京で行われた「公認スポーツドクター養成講習会(日本体育協会)」に参加しておりました。

名古屋での行事を断腸の思いで振り切り、ここに参加いたのには訳がございます。

 

現在、私は「障がい者スポーツ医(日本障がい者スポーツ協会)」と「健康スポーツ医(日本医師会認定)」を持っておりますが、今回は障がい者スポーツ協会から推薦をいただき、スポーツドクター養成講座に参加させていたけることとなりました。

 

2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて国内でもスポーツ熱や英語熱が高まっております。

障がいをお持ちの皆さまにも、安全にスポーツを楽しんでいただきたいのですが、スポーツドクターも健康スポーツ医も講義の内容はほぼ「健常者(この言葉が好きではないのですが適格な言葉が見つからないので)」についてなのです。

今回の講座では、メンタルトレーニングや健康管理の実際などの内容も講義されましたが、障がい者スポーツにおいては、トップアスリートでさえもこの様なサポートはまだまだ不足しているのです。

高齢化社会を迎えた日本にとって、障がい者スポーツを学ぶことは高齢者の健康をサポートする上でも大切なことではないでしょうか。

 

これら3つの資格に分かれている事によって多くのドクターがスポーツを学ぶことはできますが、さらにお互いに連携する必要もあると感じております。

障がいある無しに関わらず、スポーツを楽しみ健康になってもらえる仕組みを創っていかなければ、いつまでたっても「健常者」「障がい者」と制度も分かれたままとなってしまいます。

政府でも、障がいのない方のスポーツは「文科省」・障がいをお持ちの方のスポーツは「厚労省」と分かれていたものを、スポーツ庁が一元的に管理することとなり制度の中身も少しずつ変化してまいりました。

スポーツを楽しむ方からトップアスリートまで、その方の目的にあった運動を安全に提供するためには、医療的にどの様なサポートが必要とされるのか、既成概念にとらわれず私なりに考えてみたいと思っております。

 

しかし、講座を聞けば聞くほど、障がい者スポーツへの配慮が欠けている事に気づかされます。

監督やコーチにもこの情報を伝えたい・・・

選手ももっとこんな知識を持って欲しい・・・

そんな思いに駆られながら、大きな成果を得ることができました。

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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