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厚生労働委員会 

  • 2016-05-24 (火) 11:13
  • 日記

5月23日、厚生労働委員会 「障害者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための法律および児童福祉法の一部を改正する法律案」の参考人質疑

 

本日はいつもの委員会室ではなく車いすの入りやすい別の部屋を準備し、日本ALS協会副会長の岡部さんを待ちました。

 

報道でも皆さまご存知の通り、衆議院では参考人意見陳述が実現できませんでした。

私共参議院厚生労働委員会の面々は、それが残念でならず、是非参議院でお話しいただこうと準備を進めてまいりました。

 

時間を融通できる工夫として、事前に質問を通告し、原稿を作成していただいたり、いつもであれば質問時間は各10分なのですが、15分へと延長し、時間がきても答を急がず待つことにしようという申し合わせも与野党でいたしました。

 

衆議院の対応については批判もあろうかと思います。

同僚議員の対応は我々に対しての政治不信として跳ね返ってまいります。

今回の失礼も共同責任だと感じております。

国会として今回の行動を大いに恥、広く国民の心の声を聴くべきだと私自身再確認させていただきました。

 

報道陣の多さにも驚きましたが、車いすやご家族のサポートを受けながらの傍聴など、この法案の当事者の皆さまの関心の深さにも驚かされました。

それだけ我々の心遣いが甘く、制度として未熟だということなのでしょう。

4月に障がい者差別解消法など施行されても、耳あたりの良い言葉が並んでいるだけ。

障がい者に対する社会の風の冷たさには変わりない毎日が続いていることの表れなのでしょう。

 

私の考えは、障がい者として特別扱いするのではなく、生活する上でサポートを必要とする方がいらっしゃれば、その方に必要なサポートができる体制を整備したらよいではないかというものです。

それが障害であろうと病気であろうと老いであろうと同じこと。

今はすべてが縦割り。

無駄と連携不足、そして人材不足、ないない尽くしのオンパレードです。

 

障がい者の持っている症状は、同じ障害や疾患でも千差万別。

多様性を受け入れ、当たり前ですが同じ人間と人間、お互いの尊厳を持って対応する心を忘れずに持ち続けることが大切なのだと思います。

頭で理解するだけではなく、恥ずかしさを一歩超え、行動に移すことが出来れば、もっと温かな日本社会へと変わることができるのに、いまだ道半ば。

ゴールまでは先が長い様です。

 

今回の事で、これからは我々国会が、国民の厳しい目に晒されることになります。

私はそれを期待いたしております!

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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