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やくしじBlog 「みんなちがって、みんないい。」

第193回国会

第193回国会が閉会して

今年の通常国会は、参議院から派遣されたマレーシア・シンガポール視察の翌日開会という慌ただしい日程でした。

その中で、

厚生労働委員会 23回 7時間45分

国民生活経済に関する調査会 6回 79分

震災復興特別委員会  4回 62分

予算委員会 4回 79分

決算委員会 2回 40分

と合計39回 12時間5分という質問時間をいただけたことは、感謝申し上げます。

 

今国会でも、出来るだけ批判するのではなく、誤りを正し解決策を提示する質問に努めたつもりでございます。

また、質問の際には私ならではの視点を活かすために、議論すべきと思ったことに対し、関係者や関係団体の皆様に徹底的にヒアリングさせていただき資料等も頂戴いたしました。

その溜め込むだけ溜め込んだ知識と想いを質問に乗せたつもりでございます。

改めて、ご協力いただいた皆様には、御礼申し上げます。

 

ようやく閉会を迎えた今、今回の提案を基に施策が動いてまいりました。

障がい者福祉政策・産業保健・医師過重労働対策・障害者スポーツ等々・・・。

これも多くの同僚議員や省庁関係者の支えあってのこそ。

無所属の一議員だけでは成しえなかった夢が、また一つ形になってまいりました。

 

今国会の会期中、思いがけなくG20と同時にドイツで開催された女性国会議員国際フォーラムへの参加も果たし、グローバルリーダーと国際的にも共通する様々な女性問題を論じることもできました。

 

これから次の臨時国会に至るまで、「休んでいただけ」と指摘されぬように、現場を歩きながらさらに皆様の声を集めてまいりたいと思います。

そしていよいよ7月にはデフリンピック開会式にも参加いたします。

昨年のリオパラリンピックに続き、私の人生の中でもビックイベントの一つでございます。

 

これからも今までと変わらず、小さな小さな一歩ですが、質問という武器を使って、私に出来ることを地道に動かしていこうと思います。

皆様からの応援、心強くいただきました。

ありがとうございました。

 

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スペシャルオリンピックス日本・埼玉 地区大会

6月18日、楽しみにしていたスペシャルオリンピックス日本・埼玉の地区大会にお邪魔いたしました。

スペシャルオリンピックス推進ワーキングチームの一員として、光栄にもメダルのプレゼンターを務めさせていただきました。

今日も、さわやかな風を受け、アスリートが全力でフィールドを駆け抜けていきます。

彼らの屈託のない笑顔に、先週末の徹夜国会の疲れもどこかへ飛んでいってしまいました。

 

スペシャルオリンピックス(SO)は、知的障がいを持った選手の世界大会として、パラリンピック・デフリンピックと共にIOC(国際オリンピック委員会)にオリンピックという名の使用を認められた由緒ある活動なのです。

しかし、ただスポーツを楽しめば良いというものではございません。

スポーツを通して社会性を身に着け、その自信を日常生活へつなげて欲しいとの願いを込めた、多くのボランティアに支えられた地域活動なのです。

 

今日も様々な皆さまの応援を受け、素晴らしい大会となりました。

会場の熊谷スポーツ文化公園の陸上競技場は、陸上の正式な大会が開催される立派な会場で、会場に入ったアスリートも朝から興奮気味でした。

そんな彼らですので、レースが始まると周囲の応援団の声に気を取られ、なかなか真っ直ぐ前を見て走れません。

多くの応援を受けた経験もなく、それも皆我々声を張り上げての大応援でしたので、驚くのも無理もない事でしょう。

 

一人一人が自分のペースで、自分の走り方で、それぞれの持てる力を発揮し、最後は最高の笑顔でゴール。

今までガイドがいないと一人で走れなかったアスリートが、今日はたった一人で最後まで諦めずにゴールした姿は本当に感動しました。

 

アスリートは自らの思いを上手に表現することは出来ません。

しかし、その「必死さ」「ひたむきさ」は見ている者の心に問いかけてくる何かがございます。

あなたは必死に生きていますか?

あなたは自分に正直ですか?

彼らと表彰式の最後に万歳をして、思いっきり天高く手を伸ばしたら、私も気持ちがスッキリいたしました。

 

今日の地区大会の成績で、来年愛知で開催される「ナショナルゲーム」の選手が選抜されます。

来年は愛知で会いましょうね!

そうアスリート達と約束して、会場を後にいたしました

 

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「きらめく拍手の音」

6月17日、今日は絵美さんのお誘いを受け、ポレポレ東中野に「きらめく拍手の音」を拝見しにまいりました。

 

この映画は、韓国映画です。

聴こえない両親に育てられた聞こえる「わたし=監督」が、音のない家族のかたちをドキュメンタリーとして紡いだものです。

まず、映画は「きらめく拍手の音」の説明から始まります。

手話で拍手はどの様に表現するのでしょうか。

それが答えです。

 

ここでの一つのキーワードが「コーダ(Coda,Children of Deaf Adults)」です。

コーダとは、ろう者の親を持つ聴者の子どもを現わす言葉です。

コーダは、生まれながらにろう文化の中で育ち、聴者の社会とのひずみに悩みながらも、聴者とろう者の架け橋になることも少なくないようです。

監督自らのアイデンティティも複雑で、苦悩の末、最後にたどり着いたのが、自らの家族の形を映画として描くこと。

淡々と流れていく画面に、両親に対するコンプレックスと愛情が混在している複雑な想いが伝わってまいりました。

そして、最後に行われた両親と監督の舞台挨拶では、画面いっぱいに感じることが出来た「家族の絆」が、優しい手話となって表現されました。

 

私がこの映画を観たかったもう一つの理由が「韓国手話」です。

日本手話と似ていると言われる韓国手話ですが、なるほど、私でも話の内容が何と無く掴める位、表情の作り方や表現方法が似ていました。

 

私は、手話というのは素晴らしい言語だと思っています。

手話初心者の私ですが、手話でコミュニケーションできる事の喜びを日々感じ、自身の世界観も広がってまいりました。

この映画を通じても、手話は文字に頼ることがない、心と心が直接触れ合えるツールであり、手話文化は万国共通なのだと確認することが出来ました。

 

これからこの作品は全国を回ります。

皆さまも是非、韓国のコーダに会いに行ってみられませんか?

 

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第30回日本老年学会総会

6月15日、徹夜国会が朝8時に終了し、眠い目をこすりながらやって来たのは名古屋の国際会議場。
ここでは昨日から日本老年学会が開催されております。

そして、今日の私の役割は、日本学術会議主催 日本老年医学会共催シンポジウム「超高齢社会に求められる高齢者医療の担い手の育成:教育体制整備へのアクションプラン策定に向けて」のセッションでシンポジストを務めることです。
私の演題は「老年医学教育に期待すること~老年医学の可能性を拡げられる教育とは~」
以前より、委員会において老年学・老年医学の推進策の必要性について発言しておりますが、国もまだまだ本腰を入れている状態ではありません。
少子高齢化が続く限り、日本において健康寿命の延伸や高齢者の皆さまの社会参加は欠かせない課題なのです。
医療費・介護費・年金等が国の財政を圧迫している今、老年医学が国を救う事になるのです。

しかし、残念ながら厚労省も診療科別医師数をカウントする時にも「老年科」について調査も行っていないのです。
呼吸器内科・循環器内科等々、今までの日本では臓器別の教育、臓器別の診療科が当たり前。
しかし、老年科は高齢者の抱えた問題を社会的・身体的・精神的・心理的にも解決していく「横断的」な取り組みを行う診療科なのです。

また、「老年病専門医」は今の日本に1400人しかいらっしゃいません。
この数は全医師の0.4%にしかすぎません。
高齢者人口は全人口の30%。
誰が考えても高齢者を「全人的」に正しく診断できる医師が不足していることは明白です。

では、この老年医学に面白みがあるのか。
私は大いにありとお答えしたいのです。
これから他の先進国も高齢化社会へと突入します。
その中で、先駆け高齢化社会を迎えた日本だからこそ、医療・介護そして研究・産業として世界を席巻できる可能性が秘められているのです。
そして、老年医学は「疾患」ではなく「人」を診ます。
「人」を診れば「社会」を診ることになるのです。
その地域社会が抱えている課題に対し、多職種のリーダーとして問題解決を図っていく。
このことこそ、老年医学の醍醐味ではないでしょうか。

このままではいけない。
医療者であれば誰しもが分かっている。
だけど動きが遅すぎる。
本日は、多くの著名な先生方と時間・空間を共にし、老年医学の未来を共有できたことは私にとり有意義でございました。
この課題を解決するため、どの様な施策に落とし込むべきなのか、今後しっかりと考え、各省庁へ提示してまいりたいと思います。

 

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デフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)支援ワーキングチーム

6月12日、念願であった「デフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)支援ワーキングチーム」が障がい者スポーツ・パラリンピック推進議員連盟のもと立ち上がりました!

これまで私個人として、様々なデフスポーツ団体の皆様と活動してまいりました。

しかし、予算を動かす等国レベルの応援となると限界がございます。

このワーキングチームが出来た事で、やっと国会議員の力を合わせ、様々な側面からバックアップを頂ける事になりました。

 

座長は衛藤晟一先生、幹事長は羽田雄一郎先生、事務局長は馳浩先生と役員にも豪華メンバーが並びます。

今日は設立記念という事もあり、競技団体の代表や筑波技術大学、盲学校、日本財団等多くの関係者もご参加頂きました。

 

子供が旅立つ時の感覚ってこんな感じなのでしょうか。

嬉しさと安堵したホッと感に何となく寂しさも。

しかし、サムスン夏季大会まで時間がございません。

感傷に浸る間もなく、私も事務局次長としてこれにも増して応援させて頂きます!

 

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手話ソングライブ

6月10日、名古屋で開催された手話ソングライブに行ってまいりました。

「手話ソング?歌に手話を合わせただけでしょ」と思っていらっさいませんか?

一度観たら聴いたら、そんな固定概念が覆されること間違いなし。

手話が分からなくてもその表現を観ているだけで、歌と演奏だけでは伝えることが出来ない「心」に染み入る素晴らしいパフォーマンスの数々に、観れば観るほど引き込まれていくのです。

舞台の上と下、そんな区別もなく、共に音楽やパフォーマンスを作り上げ、共に楽しめるのです。

 

そしてこのライブにお誘いいただいた高瀬さんが所属なさていらっしゃったバンド「ブライトアイズ」の本とCDを頂き、その成り立ちを読ませていただきましたがまたびっくり!

その昔、「ブライトアイズ」は聾学校のロックバンドとして誕生し、紆余曲折を経て30年近く活動を続けていらっしゃるのです。

聴覚障害を持っている、それだけで音楽とは無縁だと思われがちですが、音楽を愛する気持ちは皆同じ。

音を心の中で大切に大切に育て、その想いが音楽となって我々に伝わってくる、だから私たち聴く者の心を動かすことが出来るのだと実感いたしました。

 

今日のライブやブライトアイズの活動を知ってもらうことで「障がい者だから感動するのでしょう」「手話を広めたいから活動している」という偏見はきっと無くなっていくことでしょう。

音楽を愛する素晴らしい仲間と時間・空間を共有できたことは最高の体験でした。

明日へ前進する力を頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

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厚労委員会

6月8日、厚労委員会、今日も議論は2階建て。

午前中は厚労省設置法案が賛成多数で可決し、午後の一般質疑が行われました。

 

私が本日取り上げたのは、6月3日に起こった聴覚障がいを持った4人の男性の海難事故です。

プレジャーボートが転覆し、4時間半後に巡視艇に救助されましたが、そこで活躍したのが「電話リレーサービス」です。

オペレーターを挟み、手話や文字でやり取りをするのですが、このサービスをサポートしてくださっているのが「日本財団」です。

たまたまその中の一人がそのサービスに登録していたために命が助かりましたが、もし・・・と考えただけでゾッといたします。

 

しかし、この電話リレーサービスの拠点は現在6か所。

企業が3か所と沖縄県・熊本県・滋賀県が提供しているのです。

この日も愛知で起こった事故の通報がかかってきたのは沖縄。

海上保安庁・警察庁・消防庁はそれぞれ管轄があり、基本的にはオペレーターは事件が起こっている地区に通報するのではなく、電話を受けた地区に緊急依頼をし、事件が起こっている地区の管轄へと知らせてもらう仕組みになっています。

これではリレーのまたリレーです。

 

そしてこの仕組みにやっと予算を付けてくれたのが厚労省です。

しかし、日本財団の費用をほんの一部肩代わりするに過ぎず、福祉の観点からの補助です。

このサービスを利用したいと登録を行う方々の数も5,000人を超え、利用数もうなぎ上りです。

命に係わる連絡網と考えれば、福祉ではなく通信行政の中で予算を確保し無料で使用できる仕組みとすべきです。

しかし、総務省からはつれない回答しか聞くことができませんでした。

 

実はこのサービス、現在政府が行っている「働き方改革」にも謳われているサービスなのです。

政府はもっと真剣にこの事態を受けとめ、障がいを持った方の生活や働き方についての環境整備に責任を持つべきです。

 

また、厚労省管轄の高齢・障害・求職者雇用支援機構では、障がい者の皆さまの労働環境整備のために「障害者介助等助成金」が準備されております。

手話通訳担当者の委嘱助成金という制度もあるのですが、この制度、昭和55年から見直されていないことが分かりました。

遠隔通訳も利用できると担当の局長は考えていたようですが、どこにも書かれていませんし、誰も知りません。

テクノロジーが発展し、社会情勢も変わっているのに、一体全体何が起こっているのでしょうか。

手話通訳担当者の部分だけではありません。

他の障がいについての助成や、そもそもこの制度自体についても見直しが必要です。

 

大臣もご理解いただき、早速担当部署にご指示いただきました。

私は、障がいをお持ちの皆さまにも自信を持ち当たり前に対等に社会参加を果たしていただきたいのです。

そのために必要な支援であれば政府も十分に用意せねばならないのではないか、まだまだ足りないぞ!

 

最初は手話を交えと思っておりましたが、政府側の答弁に怒りがこみ上げ、それどころではなくなってしまい気が付くと時間が過ぎておりました。

またゆっくり手話を交えた質問も準備したいと思います。

 

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厚生労働委員会 一般質疑

6月6日第2報
午後の一般質疑では医師の過労自殺について取り上げました。
新潟市民病院に勤務する女性研修医が2016年1月に自殺したのは過労が原因だったとして、労災が認定されたのです。

政府は働き方改革を打ち出しておりますが、医師については計画が5年間延長となりました。
勤務医の長時間労働は以前から問題となっております。
患者さんのためと思えば、自らの身体の疲れを顧みず、医療にまい進していく医師が多い中、やはり死亡した女性医師も4カ月連続で200時間を超えるなど、毎月120時間以上の残業があったことが報じられております。
この状態で安全な医療が提供できるのでしょうか。
本当に心も身体もクタクタだったのでしょう。

我々医師は、医学部に入るため、小さなころから皆必死に努力して医師免許を手に入れます。
大学でも医は仁術と教えられ、患者さんと共に寄り添う医療を叩き込まれます。
他の医療職や介護職も「奉仕の精神」がなければ現場で挫けそうになることばかりです。
この様な医療者や介護者の善意の下、現在の医療・介護提供体制が構築されていることにも限界がございます。
そのことを皆さまにもご理解いただき、医療者や介護者を守るためにも何が必要なのか考えていただきたいのです。

実は、その様な問題を解決するためにも厚労省において「医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会」が開催されているのですが、その構成員に、勤務医や女性医師が含まれていないのです。
当事者の意見を直接反映させることなく施策が決められようとしていることに異論を唱えました。
大臣からはメンバーを見直し、勤務医や女性医師の声が届く施策を実行していただける旨の答弁をいただきました。

まずは現場を知り現場の意見を反映させた施策でなければ、またどこかで医師の過労死や過労自殺が起こってしまいます。
一部の勤務医にしわ寄せがきている現状を少しでも改善し、皆さまに安全な医療を提供出来るように、これからも厚労省の施策を見つめてまいります。

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厚生労働委員会

6月6日、通常国会も終盤戦。

いつもこの時期は与野党の駆け引きで騒がしくなりますが、私の所属している厚生労働委員会は粛々と議論を続けてまいります。

医療・介護から子育てに労働、年金に至るまで厚生労働省の管轄する分野は広く、そのために審議せねばならない法案の本数も他委員会と比較しダントツに多いのです。

 

本会議のない火曜日木曜日の朝から夕方5時まで、最大限の時間を確保し、委員会を開催するのが習わしのため、少数会派の面々は、毎週2回以上質問に立つこととなります。

また、厚生労働委員会では、社会で起こった問題にリアルタイムで反応出来るように、1つの法案が成立したら次の法案に移る前に厚生労働省管轄の問題を自由に取り上げられる「一般質疑」を挟むことにいたしております。

厚生労働委員会のメンバーは皆真面目。

この分野に思い入れが強い議員が集まっているために、与党でさえ、省庁を相手に熱い議論を戦わせます。

1月から休みなく続くこの状況下で、この時期は皆体力が無くなり、残された気力で勝負となってまいります。

 

今日も質疑は2階建て。

「2階建て」というのは、午前・午後と違う内容で委員会を立てることを呼ぶ業界用語です。

今日は午前中「医療法改正案」の質疑を行い採決、午後は「一般質疑」と続きます。

誰も手抜きはいたしません。

少しでも良い答弁が引き出せるようにあの手この手で省庁相手に勝負を賭けます。

我々の議論はリアルタイムで参議院のHPから見ることが出来ます。

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 

「日ごろ議員は何をやっているの?」という質問も多く受け取ります。

予算委員会の様にテレビが入らなくても裏では多くの委員会が開催されていることをご理解いただければ幸いです。

 

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「手話言語フォーラム」

6月6日、東京で行われた「手話言語フォーラム」に参加してまいりました。
福岡で世界ろう連盟理事会が開催された後、来日なさった役員の皆様が全国3か所に分かれ、手話言語法制定に向け世界の状況をご講演くださったのです。

1900年代にウガンダ・フィンランド・スロバキア・ラトビアの4か国から始まった手話言語法は障がい者権利条約を経て、現在は45か国で様々に形を変え制定されております。
しかし、法が成立しても聴覚障がい者の置かれた状況に変化がない国もあり、その後も監視体制や普及の状態についての調査研究が大切であることも分かってまいりました。

現在、日本においては、国よりも各自治体の方が手話言語条例制定に向けて動きが活発です。
私の所にも、地方議会から聴覚障がいの皆様をサポートするシステムについて問い合わせがあることもしばしばです。
障がい者差別解消法の様に法律は出来たが現場や自治体が動かぬよりも、地方(現場)の動きが国を動かす逆パターンの方が皆様に近い形が出来上がるのかもしれません。

すでに障害者基本法には、
第三条の三  全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されるとともに、情報の取得又は利用のための手段についての選択の機会の拡大が図られること。
と手話は言語の一つと認められております。
これからも学び続け、私なりに、日本ならではの「手話言語法」の在り方を考えてまいりたいと思います。

 

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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