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やくしじBlog 「みんなちがって、みんないい。」

国会終了

12月10日
皆様、こんにちは。
参議院議員の薬師寺でございます。
今日で今年の国会が終了致しました。
今年1年間、様々な課題と向き合ってまいりました。
例えば、NET 119。
電話リレーサービス。
医療はゲノム医療。
この全てが解決したわけではございません。
これからも勉強を続け、解決するために努力していきたいと思います。
今年の国会でも本当にお世話になりましてありがとうございました。

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臨時国会終盤戦

12月8日、いよいよ臨時国会も終盤戦。
今朝も日付をまたぎ、朝4時過ぎまで本会議が続いておりました。
大切な法案の審議、気を抜くことも出来ない攻防の中で、心身ともに限界を迎えておりました。
その中でどうしても聞きたい講演があり、岡崎に行ってまいりました。

私の友人、桑原絵美さんをご紹介したいと思います。
彼女自身、聴覚障がいを持っています。
しかし、本当に聞こえていないのかしらと思う程、周囲への気遣い素晴らしく、その堪能な語学力を活かして海外のろう者のサポートを行っています。
言語の壁を軽々と超える彼女を見ているといつも羨ましくなってしまうのです。

今回の講演は、絵美さんが今行っている「北朝鮮のろう者支援」について。
政治的に関係を持つことが困難な今、北朝鮮の人々の生活ぶりを知ることさえも難しく、どの様な支援を行っているのか興味深々でした。
ろうあ者舞踏団の様子や聾学校を訪問した際の子ども達の様子、振動で時間を知らせる目覚まし時計の制作指導する様子等の映像を見せていただきました。

いつも我々がテレビで見る映像は政府の監視下で撮られたもの。
しかし、絵美さんの映像には笑顔溢れた普通のろう者の日常が写っておりました。
「ひと昔前の日本かしら?」と思う風景です。

絵美さんは何度も我々に問いかけました。
北朝鮮は怖くないでしょ?
イメージ変わりませんでしたか?

我々も知ることの出来ない北朝鮮の社会を垣間見ることが出来、政治では超えられない壁を民間の皆さまの交流でご支援いただいていることに改めて感謝いたします。
「いつの日か私もご一緒してみたい!」そんな夢を抱いております。

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乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟

11月30日、「乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟」の事務局長として、応援団の皆さまと共に、根本厚生労働大臣の元を訪れ、要望書を手渡してまいりました。

20~40代の働く世代の女性のがんの罹患率は、男性と比較しても2.3倍。
先進国の乳がん・子宮頸がん検診率は7割なのに対し、日本では4割。
また、女性のがん検診は様々な所で行われており、住民健診・職場検診・人間ドック等々、受診している場所もその間隔もばらばらで、一人を時間軸で追っていける様な仕組みもないのです。
受診していらしゃらない方に対し、ピンポイントで「受診してください!」とお願いする術もございません。
応援団の皆さまはそれぞれが患者会等の市民団体として現場で活躍なさっていらっしゃる方々です。
彼らの声を取りまとめ、大臣に直接その声を届けさせて頂きました。

目標は「がん検診未受診者0(ゼロ)」
1.職域におけるがん検診の充実
2.女性の意見が反映された精度高い効率的な乳がん・子宮頸がん検診体制の構築
3.がん教育の充実
4.国と自治体の連携を強化し成功事例を横の展開することでがん検診の促進を図る

高濃度乳房の話では大臣も「そのことについては詳しいんだよ」と前向きなご回答。
まだまだ問題山積ですが、4年目を迎えたこの議連を今後とも継続し、さらに充実した政策を実行してもらうためのアイディアを提供し続けてまいりたいと思います!
応援団の皆さま、本当にありがとうございました。

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第2回女性セミナー

11月25日、愛知県腎臓病協議会女性部による「第2回女性セミナー」に伺いました。
透析を行っていらっしゃる患者様の悩みも様々ございます。
その中でも「女性ならではの悩みを、茶話会を開催しながらおしゃべりしましょう」という企画です。

城西病院 医局部長の澵井美穂先生より「よく眠ろう」~美と健康のために~と題した講演をいただき、第1部のスタートです。
透析中は手持ちぶさたで眠くなる。
そのために生活サイクルを狂わせ、睡眠障害を起こしてしまい、睡眠薬を服用なさっている方も少なくありませんでした。
先生からは、生活習慣の改善により良質な睡眠が得られる事、薬を減薬・断薬出来る事等をご紹介いただきました。

茶話会では手作りのお菓子でおしゃべりも盛り上がり、注射の上手い看護師さん・下手な看護師さんについて本音トークが繰り広げられました。
堅い事抜きで安心しておしゃべりできる環境が、女性には必要です。

次回は料理教室も企画されております。
ここでも女性パワー炸裂ですね。

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東京2020大会ボランティア応募促進ムービー!

東京2020大会ボランティア応募促進ムービー!
デフリンピックの日本代表選手三人が、東京2020大会ボランティア募集のお知らせを手話を使って呼びかけています。
デフ陸上の山田選手、デフバドミントンの長原選手、デフサッカーの東海林選手、彼らの思いは、皆さまに伝わりましたでしょうか?

勿論、デフリンピックの応援も、よろしくお願いいたします!

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アルコール関連問題啓発週間

ご報告が遅れました。
11月10日から16日まで「アルコール関連問題啓発週間」でした。
毎年全国でアルコール問題を考えるために様々なイベントが開催されております。
私は毎年、市民公開講座に参加し、当事者やご家族、専門家の皆様のお声を聞かせていただいております。
今年も東別院ホールで開催されたアルコール関連問題啓発「市民公開セミナー」~みんなで考えるアルコール問題とは!!~に参加させていただきました。

アルコール問題をこの様に表で語れるようになったのはごく最近のことです。
我々国会議員も国会内でアルコール問題議員連盟を結成し、アルコール健康障害対策基本法を速やかに履行出来るように支援させていただいておりますが、一般的にはアルコール問題はごく一部の方だけにおこる特殊な課題と捉えられがちです。
この様なイベントを通して、アルコール問題は、誰にでも起こる危険性がある身近な課題だと実感していただきたいのです。

アル法ネット(アルコール健康障害対策基本法推進ネットワーク)の中にも様々なツールが準備されております。
もし、ご家族や周囲の方でもしかしたら・・・・
と思われたときには、このネットワークと繋がり解決法を見いだしていただきたいと思います。
http://alhonet.jp/

アルコール依存症の治療は一生アルコールを一滴も口にしないこと。
周囲の皆様のサポートも頂きながら1人でも多くの患者さまへこの情報がつながることを願って発信させていただきます!

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参議院予算委員会

11月26日参議院予算委員会
午前中は衆議院、午後は参議院で予算委員会の集中審議が行われました。
私は10分という短い時間しかございませんでしたので、障がい者雇用水増し問題に絞って質問させていただきました。
中央省庁や地方自治体の障がい者水増し問題は調査が済んだだけ。
対策は正にこれから行われようとしております。
総理に対して数合わせに終わらぬ様に再度要請させていただきました。

Q1:
障害者雇用制度の仕組みと義務的側面について、見直しする考えは(安倍内閣総理大臣)。
A1:
・障害者雇用を促進するための方策については、2017年9月から今後の障害者雇用促進制度の在り方に関する研究会において様々な意見をいただき、本年7月に報告書をとりまとめた。
・現在、この報告書をもとに労働政策審議会で議論をしているところであるので、審議会の議論を踏まえて政府としての対応を検討していきたい。

Q2:
障害者雇用率を来年度までに満たすというのは拙速すぎないか(安倍内閣総理大臣)。
A2:
・できるだけ速やかに法定雇用率の達成に向けて取り組む必要があると考えている。
・公務部門における障害者雇用に関する関係閣僚会議で決定した基本方針に基づき、厚生労働省が、民間企業や就労支援機関での豊富な支援経験を有するアドバイザーを選任し、各府省に対して専門的な助言を行うことができる体制を整備するとともに、各府省において、相談員の設置やステップアップ制度の導入などを通じて、障害者の活躍の場の拡大に向けた取組の推進体制を整備することで、個々の事情に寄り添いながら平成31年度末までの採用の達成に向けて政府一体となって取り組んでいきたい。

Q3:
もし来年度までに間に合わないようであれば、もう少し時間をかけて採用を進めるべきと考えるが、もう少し答弁をいただきたい(安倍内閣総理大臣)。
A3:
・今まで民間企業に対して雇用率を達成するよう厳しく指導してきた立場でありながら、足下でこのような問題が起きたわけなので、なるべく早く法定雇用率を達成すべく努力をしなければならないと考えている。
・しかし、委員の話を聞くに、確かに受け入れ体制が十分でなければ、適切に対応できないということが生じないとも限らないと考えるので、数字ありきではなく、しっかりと環境づくりを整えていくことが大切であろうと考えている。

Q4:
○公務部門の採用が完了するまで一旦、障害者雇用納付金制度を停止し、障害者雇用調整金の支給分については別途予算措置で賄うべきではないか(安倍内閣総理大臣)。
A4:
・今回の事態を受けた取組によって、公務部門における障害者雇用に需要が増えることは事実である。
・ハローワークにおいて、障害者の特性や希望に応じたきめ細やかな職業紹介などを通じて、民間との競合が起きないように丁寧に対応していかなければならないと考えている。
・障害者雇用納付金制度は、障害者の雇用に伴う経済的な負担を調整し、事業主間の公正な競争条件を確保することで障害者雇用を促進する制度であることから、制度の仕組み自体は維持されるべきものと考える。
・このような趣旨と役割をご理解いただけるよう、民間事業主をはじめ国民の皆さまに丁寧に説明をしていきたい。

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ゲノム医療推進法案

私も参議院としての今の任期があと半年、一つ一つの仕事を見直しております。
積み残した課題として今必死に取り組んでいるのは「ゲノム医療推進法案」です。

医療者や研究者の皆さまからは様々なご意見を頂き法案の中に盛り込ませていただきました。
しかし、まだ足りないと感じているのが「がん患者当事者」の皆さまやご家族の皆さまのご意見です。

がんゲノム医療は今、凄まじい勢いで診断法・治療法が開発されております。
かつてはがん医療の最前線に立っておりました私もこの流れをさらに加速すべきだと思います。
しかし、心配なこともあるのです。

難病や障がいは「がん」の様に、ゲノム医療の恩恵に与っていないのです。
また、ゲノムを調べることで様々なことが分かってきます。
例えば、遺伝的にがんに罹り易いこと、将来疾病になる可能性など、知りたくない未来のことまで見えてしまいます。
「乳がん」「卵巣がん」の中には、遺伝するものがあることは良く知られています。
その因子を持っていると家族もその因子を保有している可能性があります。
そのことを家族にどの様に話せばいいのか。
その因子を持っていることによって、周囲から差別されることはないのか等々。

皆さまがゲノム医療に関し、どの様な考えを持っているのか聞かせていただきたいと様々な勉強会にも顔を出しております。
11月18日、昭和大学江東豊洲病院で開催されたBCネットワーク主催「第2回乳がん治療情報フォーラム」
『患者それぞれの最適の乳がん治療をめざして』
〜乳がん治療と遺伝子検査・転移再発乳がん治療・トリプルネガテイブ乳がん〜
11月19日、国立がん研究センターがんにて「ゲノム医療について考えよう!」講座が、厚生労働科学研究費補助金「がんゲノム医療推進を目指した医療情報の利活用にかかる国内外の法的基盤の運用と課題に関する調査研究」

来年の通常国会で成立したいと思うと時間がございません。
皆様のご意見と私の思いを込めた法案になる様に、出来ることを一つでも熟してまいりたいと思います。

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第13回医療の質・安全学会学術集会

11月24日、名古屋で開催されている第13回医療の質・安全学会学術集会にパネリストとして参加致しました。

パネルディスカッションの話題は「フイジシヤンアシスタントは医師の過重労働解決の切り札となりうるか」
医師の働き方改革が議論なされている中でも重要な点は、患者さんに安全安心な医療を提供出来る体制整備がなされるのかという事です。
すでに過労死ラインを越えた労働環境で、休みも取れず働き続ける医師に、安心して命を預ける事が出来るのでしょうか。
徹夜明けは、アルコールで言うとすでに酩酊状態と同等の判断力であるという研究もございます。
医師だけが医療行為を行う体制ではこの問題は解決できません。
そのために、専門的な教育を受けた医療関係者が医療行為を共働する体制の構築は急務なのです。

アメリカでは医師とコメディカルの中間職種としてNPナースプラクティショナー、PAフィジシャンアシスタントが活躍しております。
医師は医師にしか出来ない仕事に専念出来る体制です。
日本にはこのような職種がございません。
看護師が診療の補助の中でも難しい「特定行為」を安全に行える特定行為研修が始まっております。
しかし、受講者も少なく研修後も現場の理解不足のために活躍の場を与えられない等の課題もございます。
今回のパネルディスカッションは、医師の補助として働くPAの制度が日本に受け入れられる事で、医師の負担も軽減でき、医療安全の面においてもメリットがあるのではないかという提案でした。

私からは「PA導入に求められる法整備」についてお話致しました。
診療の補助行為はその範囲が時代の流れや技術革新によって変わってきた歴史がございます。
看護師の特定行為研修が始まった当初は「医師の真似事」「ミニドクター」と揶揄されておりましたが、過疎地や救急医療の現場からは無くてはならない存在だという声も聞こえて参りました。
今回の議論が、医療安全の面からも議論が積み重ねられ、今後の日本における中間職種の創設につながっていく事を願っております。

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医師の働き方改革

11月23日、この3連休、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は「学会」や「研究会」三昧です。

まず11月23日は、毎年恒例となった日本臨床外科学会での政党討論会。
今、医療と医療現場で起こっている様々な課題をお集まりいただいた医師の皆様と一緒に考えようという企画です。
今日の話題は「医師の働き方改革」

すでに先の国会で、一般の労働者に対する「働き方改革」は議論がなされ制度化を待っています。
しかし、その労働者の中から医師は除外されました。
現在、医師は当たり前の様に過労死水準の労働をいたしております。
そのため、いきなり労働時間の上限を設定されたり勤務間インターバル規制を行われてしまうと、現場から医師がいなくなり医療崩壊につながる危険性もあるのです。

医師は専門性が高く、そのために日々研鑽を積まねばなりません。
診療に研究に勉強、それだけでも休む暇がありません。
また、法律で患者さんの求めがあれば応じなければならないという「応召義務」も課されているのです。
それでなくても、緊急手術が入るのに、労働時間外ですと帰ることなどできません。

「だったらもっと医師を増やせばいいだろう」とお考えのことでしょう。
しかし、これから少子化で人口減少社会になっていく日本において、医師を増員し過ぎても、将来医師余りの時代がやってくることを危惧する関係者もいるのです。

そして何よりも医師の働き方改革を行う上で一番必要なこと、それは「国民の理解」を得ることです。
医師が命を削って支えているこの現状をご理解いただき、節度ある受診行動を行っていただかねば、皆保険制度・フリーアクセスの日本においては、医療制度自体がパンクしかねません。
医師も労働者なのです。

これから厚労省の中の審議会でも議論が続きます。
しかし、これは医療関係者だけの問題ではありません。
皆様の命を守る医療を、どの様に改革していくべきなのかの議論です。
皆様も是非、将来の日本の医療はどうあるべきなのか、立ち止って考えていただけませんでしょうか。

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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