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やくしじBlog 「みんなちがって、みんないい。」

聴覚障がい者の精神保健福祉を考える研修会2018

8月12日、今日は東京で開催された「聴覚障がい者の精神保健福祉を考える研修会2018」聴覚障がい児・者の発達スペクトラムと共生社会~その人らしさを理解するために~へ伺い勉強させていただきました。

二日目の「研究・実践報告」は興味深く学び多い時間でした。
聴覚障がいは、コミュニケーション障がいです。
情報量が少ないという社会的要因も大きく、聴者と同様に疾患像を語ることは出来ません。
発達障害の調査票も、聴覚障がい専用のものを作成する必要性についても語られました。

また、聴覚障がいと一口に言っても、ろう者・難聴者・盲ろう者とそれぞれ抱えている課題は違います。
一人一人と向かい合い、オーダーメイドの対応が求められます。
画一的なマニュアルを作成しても、そこには限界があります。

私も医師として、精神的な悩みや体調不良について相談されることが多く、共に悩み苦しみながら試行錯誤を続けております。
残念ながら特効薬もなく、即座に正解は見つかりません。
しかし、今後もより良い回答にたどり着けるまで、自分なりにこの課題と向き合っていこうと思います。

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第3回全国ダウン症デフファミリー大交流会

皆さまにお知らせです。
8月19日13時~17時
名古屋市立牧野小学校体育館(ビックカメラ名古屋駅西店から徒歩2分)にて
「第3回全国ダウン症デフファミリー大交流会 」
みんな集まれ~一緒に遊ぼう、Let’s go!
が開催されます。

全国から聞こえる・聞こえないに関らずダウン症・自閉症の子供たちや、ろう重複やろう児を持つご家族がご参加いただけるようです。

一般の参加や学生さんのボランティアも歓迎とのこと。
私も屈託のない笑顔に会えるのが楽しみでなりません。

残念ながらボランティアが不足との情報も。
皆さまも是非遊びにいらっしゃいませんか?

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豊川平和祈念式典

8月7日、豊川平和祈念式典に出席いたしました。
豊川市には東洋一の兵器工場とも称された豊川海軍工廠がございました。
終戦間際の昭和20年8月7日の大空襲で、工場は壊滅的な被害を受け、2500名以上の尊い命が奪われました。

今日は、豊川市立西部中学校の生徒の皆さまが「消えた八月」を合唱してくれました。
皆さまは「消えた八月」を御存じでいらっしゃいますでしょうか?
広島原爆をテーマとした作品ですが、歌詞の意味を一つ一つ考えると・・・

「熱い 光の中で 僕は一枚の絵になった
熱い 風の中で 君は君はひとつの石像になった

光に打たれて 光に打たれて 僕は僕は
僕は壁にとけた」

二度と、我々はこの様な悲劇を生んではなりません。
また暑い8月がやってきました。
平和の8月、戦争の記憶を風化させることなく我々は次の世代にバトンを渡していかねばなりません。
その様な思いを胸に、「消えた八月」に耳を傾けておりました。

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国際連合加盟国100ヶ国踏破達成パーティー

8月4日、友人の都築さんの「国際連合加盟国100ヶ国踏破達成パーティー 」に行ってまいりました。
都築さんは、ただ自分が楽しむために旅行に行っている訳ではないのです。
子ども達の教育環境が整備されていない国の聾学校を訪ね、文房具等の支援を行っているのです。
彼のFBにはいつも、現地のろう者の生活が紹介され、そこには子ども達の笑顔が溢れています。
国際手話でろう者とコミュニケーションをとっている様子も自然で、どの国に行っても違和感がありません。

都築さんに限らず、ろう者の友人には海外旅行好きが多く、その数には驚かされます。
しかし、何故そんなに海外旅行が好きなのか、海外旅行を躊躇せず楽しめるのか、いつも不思議でした。
言葉も通じない中、聞こえない、不安はないのでしょうか。

最近分かってきたのは、彼らの強みは「手話」であることです。
そもそも、手話が第1言語のろう者にとって、日本語も外国語と同じ。
ジェスチャーや手話である程度の意味が通じるため、言語の違いは我々聴者程、苦にならないそうなのです。
軽々と国境を超え、世界中に友人を作っています。
海外のろう者も同様で、いつもその行動力には驚かされます。

海外の映画は日本語字幕がついています。
しかし、日本映画には日本語字幕はついていません。
ろう者にとってどちらが親和性が高いかと言われると、それは海外の映画なのでしょう。
本当に良くその内容をご存知で、知識の広さも素晴らしいものがございます。
国内のTVでは字幕放送も増えていますが、CMにはついていません。
そう考えれば、ろう者にとって言葉の壁は国内の方が大きいのかもしれません。

日本語を話し日本に生きる我々、障害は身体の中になるのではなく社会にある。
それを実感したパーティーでした。

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電動車いすサッカー東京都大会

8月4日、味の素スタジアムの障がい者スポーツセンターへ「電動車いすサッカー東京都大会」を応援にまいりました。

2016年に日本障がい者サッカー連盟が設立され、
アンプティサッカー(切断)
CPサッカー(脳性まひ)
ソーシャルフットボール(精神)
知的障がい者サッカー
電動車椅子サッカー
ブラインドサッカー(視覚)
ろう者サッカー(聴覚)
の7つの団体が共に連携し、誰でも一つのボールを追いかけ、サッカーが楽しめる環境が整備されてまいりました。

今日も都内の5つのチームが普通のサッカーボールより二回り大きい(サッカーボール5号球の1.5倍)電動車椅子専用のサッカーボールを追いかけ、車いすを微妙に調整しながらゴールを目指しました。

電動車椅子サッカーのその妙技には、いつも感嘆の声が上がります。
微妙な角度を利用して、4対4の頭脳戦が面白いのです。
昨年のワールドカップに出場した選手のプレーは一味違います。
キレと技は世界一流です。

冬には全国大会も開催されます。
皆さまの是非一度、この感動をご一緒に!

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第34回北設楽郡町村議会議員大会

8月3日、第34回北設楽郡町村議会議員大会 が設楽町つぐグリーンプラザで開催されました。

北設楽郡は、愛知の山間部、設楽町・東栄町・豊根村の2町1村。
長野県と静岡に隣接した自然豊かな癒しの空間です。
今や世界中どこに住んでいてもネット環境さえあれば仕事も教育も格差が無くなってまいりました。
企業のサテライトオフィスも避暑や休養を兼ね全国へ広がっております。

今までの過疎地とは違う視点で、人口減少する町村ならではの強みを眺めてみると、そこは宝の宝庫であることが分かります。
青々と茂る緑に鳥やセミの鳴き声、小川のせせらぎ・・・
どれを取ってもどこにも負けない誇れるものばかりです。

車で北設楽に近づくと、空気が変わるのがわかります。
時間の流れが止まることに気づきます。
この夏、皆さまも是非、素敵な魅力を発見しに北設楽へいらっしゃいませんか?

 

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第7回JAMSNET東京講演会

7月29日、第7回JAMSNET東京講演会に参加いたしました。
JAMSNET(JAPANESE MEDICAL SUPPORT NETWORK) とは、海外居住経験を持つ医療・保健・福祉・教育・生活等の各分野における専門家が海外で活躍する邦人を支援するNPO団体です。

今回の講演では、「医療のアクセスの壁を越え、国の境界を越える未来の医療」について3人の専門家の皆様からご意見を聴かせていただきました。
熊谷晋一郎先生は、ご自身も脳性麻痺を患い電動車いすを使用しての生活でいらっしゃいますが、小児科医として、さらに東大のバリフリー室長としても活躍なさっていらっしゃるドクターです。
先生のご講演では、物理的な障壁・言語的な障壁・心的な障壁などが原因で障がい者は必要な医療サービスを受ける事が出来ない状況であることが分かりやすく解説されました。

その中で興味深かったのは「スティグマ」について。
スティグマとは、ネガティブなレッテル、もとは牛や奴隷に焼きつけられた刻印のことです。
何かの切っ掛けからある属性に対してネガティブな印象を抱いてしまう(感染)。
よく分からないがこの属性の人たちはこんな感じに違いないというステレオタイプでの物の見方が始まり、それが偏見となる(潜伏期間)。
最後は、差別という行動として発症してしまう。
感染症に例え、分かりやすく解説いただきましたが、なるほどと頷ける内容でした。

スティグマを解決するためには、当事者の語りが有効であることも調査から分かっております。
しかし、一方でシュミレーターでその障害を経験した健常者は、当事者への共感性敬意は高まりますが、社会的な距離感がむしろ広がる調査結果も出ております。
身近にこの様な当事者にいて欲しくないという感情が生まれてくるのです。
一言でこうすれば良いというパターン化されたものでは通用しない、そしてその人が持つ複雑な要因がさらにこの問題を解決し難くしていることもございます。

この日は、そのほかにもサイバーダイン社のHALの実演やネットを利用し海外邦人との精神科遠隔動画診察への期待等も紹介いただき、学び多き時間となりました。
今後、どの様に教育の中に取り入れ、心的な障壁(スティグマ)を持たぬ社会に変えていけるのか、私もさらに挑戦を続けていこうと思います。

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第2回デフ空手道祭

7月28日、風が強くなり始めたお台場で開催された「第2回デフ空手道祭」に行ってまいりました。

空手は沖縄発祥の日本が誇る武道の一つです。
全日本ろう者空手道連盟の高橋会長が日頃練習をつけている子ども達が、舞台狭しと練習の成果を披露してくれました。

空手には、「伝統派」と「フルコンタクト」があること。
伝統空手は直接当てても降りぬかず、直接打撃せずに寸前で止める、もしくはダメージを与えない程度に当てる「寸止め」を行わねばならぬこと。
ミニ公演では、空手の知識を子ども達と一緒に学びました。
体験もいたしましたが、想像以上に空手は面白い競技です。

この日は愛知からも空手を習っている親子がこのイベントに参加してくださいました。
全国でも聴こえに障がいがある子供たちがたった一人で道場の練習に臨んでいることでしょう。
空手はデフリンピックの競技種目でもございます。
この様な機会を利用し、1人で頑張っている仲間とも交流し、未来のデフリンピックを目指そうとさらに目標を高く持ってもらえたら・・・
私も様々なイベントに参加し、これからも皆さまに広報してまいりますね!

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第196通常国会

第196通常国会が182日間の会期を終え閉会いたしました。
今国会では、
厚労委員会の質問回数34回、11時間40分。
予算委員会18回、3時間35分。
少数野党だからこそ頂ける質問時間を最大限に活用し、政策を動かしてまいりました。

しかし、終わってみると今国会は政治的な動き振り回された国会となりました。
まず、前半の予算委員会では、もりかけ問題・獣医学部新設問題に多くの時間を費やしてしまいました。
証人喚問を行うも新たな事実は明らかにならず、さらに公文書の書き換えという異常事態。
政府の姿勢が改めて厳しく問われることとなりました。
予算委員会で本来取り上げられるべき財政規律・社会保障等、国の根幹に関わる本質的な議論が行われず、政府への批判ばかりが目立ち、建設的な議論が交わされることはほとんどございませんでした。
中盤では、一部野党の18日間に及ぶ審議拒否という前代未聞の事態に加え、通常国会真っ只中で野党の離合集散のために委員会運営等も混乱を来すという、国会議員として国民の皆様にお詫びしてもしきれない程、政治が混乱を極めてしまいました。

一方で、この様な国内の混乱をよそに、海外では米国を巻き込んだ朝鮮半島の駆け引きが活発化いたしました。
南北首脳会談、そしてシンガポールで行われた歴史的な米朝首脳会談と、歴史を変える重要なその時に、国会では相変わらずの混乱ぶり。
この様な外交問題についても真面な議論はほとんど交わされる事はございませんでした。
皆さまに「日本の未来は大丈夫だろうか」と不安を与え、「国会議員はもっとしっかりしてくれ」とお叱りを受けても仕方ございません。

「政治不信に陥った日本において、政治を諦めたくない!」
その思いを訴え、私も5年前に初当選をさせて頂きました。
参議院議員としての任期はあと1年。
国会の内情を知れば知るほど、落胆と失望が連続する5年間でございましたが、それでも私は、この国の未来を諦めたくないのです。
ただ前のみを見つめ、自分の信じた政策を1人でも多くの皆様に賛同いただき、歩んでまいりたいと思います。

今後も皆様から頂いた声を政策に活かし、国を動かして参りたいと思います。

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湯上剛輝選手

日本陸上競技選手権円盤投げで62m16の日本新記録で優勝した「湯上剛輝選手」の日本記録更新祝賀会・アジア競技大会壮行会に行ってまいりました!

湯上君は生まれつき両耳がほとんど聞こえず、小6で人工内耳を装着しております。
今回の快挙は、健聴者の中で行われた大会で彼が地道な努力の末に勝ち取った栄冠です。

昨年のトルコデフリンピックに初出場した湯上君。
結果は惜しくも銀メダル。
今度こそ雪辱を果たしてもらいたいものです。

彼の素晴らしさは、その成績だけではありません。
中京大学とトヨタとの懇親会で、彼の人柄にほれ込だ担当者がスポーツ雇用でトヨタに引っ張ったという程、礼儀正しく温厚で真面目な性格なのです。
今回の会では、彼の支援を続けてくださっている陸上界の往年の大スター、日本陸上競技連盟 友永副会長、中京大学 室伏重信名誉教授、愛知陸上競技協会 稲垣専務理事も、花を添えてくださいました。

今回の壮行会は、アジア選手権大会の更なる飛躍を期待して、デフ陸上の仲間たちが企画したものです。
デフ陸上の仲間は、彼の優勝を我が事に様に喜び応援してくれています。
私も素晴らしい仲間・友人に囲まれ、この会に参加しているだけで最高に幸せでした。

湯上君の目標は東京オリンピック出場です。
その夢が叶う日まで、仲間と一緒に湯上君を支えてまいりたいと思います。
皆さまも是非、一緒に応援団になってくださいませんか?

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プロフィール

薬師寺道代
(やくしじみちよ)
参議院議員
医師
(専門:生命倫理・医療政策・緩和医療・医療コミュニケーション)
NPO法人 からだとこころの発見塾 理事

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